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2016-12-09

メキシコ(44)セノーテまとめ完全版! ダイビング&スノーケリングにおすすめ

Cenote Samura(セノーテ サムラ)

本日は、ダイビングの中休み。特に何もせず、ホテルでゴーロゴロしておりました。わざわざブログに書くことがないほどに、ゴロゴロし倒した1日でした。せっかくなので、これまでメキシコユカタン半島にて潜った&泳いだセノーテについてまとめてみたいと思います。この先メキシコに行かれる方の参考になればいいなと思います。

【現在地】コスメル島(メキシコ)

Cozumel Island(Mexico)

【気温】33度(昼)

【天気】晴れ

【通貨】1ペソ=約5円

私が訪れたセノーテは大きく分けると3エリア。それぞれ個性的なセノーテでしたのでエリアごとにご紹介します。全体の地図はこちら。

1.プラヤ・デル・カルメン~トゥルムの間

まずは、一番行きやすい、プラヤ・デル・カルメン~トゥルムの間にあるセノーテたち。ここは潜って楽しむセノーテがたっぷりありますので、ダイビングもスノーケルも、最高に満喫できると思います。

 

セノーテでダイビングをしてみよう!!

カンクン_セノーテダイビング

セノーテでのダイビングは、海とはまた違うルールがあります。詳細はこちら。

ダイビング経験の浅い私が、事前によく知らなくて、「なるほどそうだったんだー」と思ったことは以下の3点。

●ライトを持って潜るんですね

なんとなく、潜る前は、“光のカーテン”のイメージが強くて、洞窟とはいえ真っ暗ではないだろうと思っておりました。しかし、潜ってみると、ダイビングのほとんどは洞窟探検。その合間合間に光のカーテンなりレーザービームなりが見られるといった感じです。

ですので、基本真っ暗な中、ライトを持って潜ります。ナイトダイビングの経験がある方は、それと似たような状態だと思ってください。不安な方は、1度どこかでナイトダイビングをやっておくとよいんじゃないでしょうか。

●中世浮力とフロッグキックって大事

ダイバーさんに必要とされる能力“中世浮力の維持”。呼吸のコントロールだけで、水に浮く。いや、浮くというよりむしろ静止する。セノーテの中ほどこれが大事だなあと思ったことはありません。

そして、泳ぐときは、フロッグキック。別名あおり足。砂を巻き上げないようにするためにはこれは必須だと思われます。私苦手ー!!

ダイビングに関して何年の経験があるとか、今まで何本潜ったことがあるとか、そこらへんが問題なのではなく、中世浮力とフロッグキックができるかどうかが問題なんだなあと思いました。

●淡水&洞窟の中って寒いんですね

外気温は30度を超えていても、水温は25度くらいだったりします。インストラクターさんは、5mmのフルスーツにさらに5mmとか3mmのベストを重ね着し、さらにフード着用でした。

私もフードをかぶりました。プラヤ・デル・カルメンのダイブショップでは、5mmのフルスーツ+3mmのシーガルを貸してくれましたので、これでだいぶ温かくなりました。でもフードのレンタルはありませんので、マイフードがあるかたは持参したほうがよいでしょう。

【ダイビングをしたセノーテ】

上でいろいろ書きましたが、セノーテでのダイビングは、なかなかに高難度だと言われています。もちろん、経験の浅い人は潜れない、というわけではないのですが、まずは、潜りやすいセノーテでダイビングをしてみて、1度どんな雰囲気かをつかんでから、様々なセノーテダイブにチャレンジするのがよいかと思われます。

ファーストセノーテに!

Dos Ojos(ドス・オホス)

たぶんセカンドステージ!

The Pit(ザ・ピット)

Cenote Calavera(セノーテ・カラベラ)

慣れてきたらこちら!

Cenote CHIKIN HA(セノーテ チキン・ハ)

Cenote TAJMA HA(セノーテ タージマ・ハ)

Cenote Jardin del Eden(セノーテ ハーディン デル エデン)

最後の2か所は、不慮の事故で水中カメラを失ったため写真がありません。水中写真撮りたいなあという方は、GoProとかね、買ったらいいんじゃないですかね。こちらの投稿をご参考に。

ダイビングをなさる方は、トゥルムもしくはプラヤ・デル・カルメンのダイブショップで申し込むのがよいかと思います。私は、どちらも利用してみました。以下のダイブショップです。

■トゥルムのダイブショップ

KO’OX TOURS

※料金や場所など詳細はこちら

■プラヤ・デル・カルメンのダイブショップ

DIVE MIKE

※料金や場所など詳細はこちら

どっちの町がよいかというと、正直よくわかりませんが、なんとなく、

トゥルムのほうが料金はやや高め。旅行者の数が、プラヤ・デル・カルメンに比べると圧倒的に少ないからだと思います。でもそのぶん融通が利き、希望のセノーテにすんなり行ける可能性が高い。

プラヤ・デル・カルメンのほうが料金が安め。ダイブショップの数が多いので、選択肢が増える。旅行者が多いためか、機材なども充実している気がしました。

とはいえ、エリアというよりダイブショップ、いやむしろダイブショップというよりインストラクターさんによりけりだと思います。合う合わないがありますからね。そこらへんはご自身で見極めてみてください。私としては、多少高いですけれども、トゥルムのダイブショップで好きなとこに好きな時間に潜らせてもらえるほうがありがたかったです。

セノーテでスノーケルをしてみよう!!

このエリアで、日本の旅行者さんに有名なのは、なんといっても「グランセノーテ(Grand Cenote)」と「ドス・オホス(Dos Ojos)」だと思います。しかし、それ以外にもスノーケルできるセノーテはたくさんあって、私もその全部に行ったわけではないのであれですが、いろいろ行ってみると楽しいと思います。

ダイビングで潜ったセノーテと重複しますが、私が訪れたスノーケルできるセノーテは以下。

【スノーケルできるセノーテ】

●=実際にスノーケルした、○=ダイビングしかしてないけどスノーケルもよさそう

Gran Cenote(グラン・セノーテ)

Car Wash(カーウォッシュ)

Cenote Zacil-Ha(セノーテ サシルハ)

Cenote Cristalino(セノーテクリスタリーノ )

○Dos Ojos(ドス・オホス)

○Cenote CHIKIN HA(セノーテ チキン・ハ)

○Cenote TAJMA HA(セノーテ タージマ・ハ)

○Cenote Jardin del Eden(セノーテ ハーディン デル エデン)

こんなにあると迷ってしまいますよねえ。で、このあたりのセノーテは、ほとんどのところがフィンの使用OKとなっています。グランセノーテは禁止です。せっかくなので、ぜひフィンを使って泳がれることを強く強くおすすめします。

例えばセノーテカーウォッシュで撮影したこの写真なんて、フィンがないと撮れていません。

Car Wash/カーウォッシュ

泳ぎは得意ではありませんが、けっこう長いこと息止めて、けっこう深くまで潜って(6mくらい)、がんばったうえで撮れたお気に入りの1枚です。

ライフジャケットを着て水面から水の中を見下ろすだけではなく、水面下から見上げるセノーテもまた美しいです。

Car Wash/カーウォッシュ

フィンをレンタルしているセノーテは少ないですが、町の大きなスーパーに行けば、おそらく2,000円くらいで売っています。おすすめは、Chedraui(チェドラウイ)。メキシコの大手スーパーで、トゥルムにもプラヤデルカルメンにもあります。

【Chedrauiトゥルム店】

【Chedrauiプラヤ・デル・カルメン店】

あとは、ダイビングのグッズを売っているお店に行けば、値段は数千円しますけどもかなり本格的なものが手に入りますのでそちらでもよいかと。

それから、もう1点、ぜひ購入をおすすめしたいのが、水陸両用の靴。

セノーテ周辺の岩場はかなりごつごつしております。また逆にツルツルと滑りやすいところもございます。そんなときあると便利なのがマリンシューズ。

トゥルム_レンタルバイク

町中のお土産屋さんでも、上で紹介したスーパーでも500円~1,000円で購入可能です。こちらはセノーテだけではなく、岩場の多いビーチなんかでも大活躍すること間違いなしです。

続いてご紹介するのは、Coba遺跡エリア。

2.Coba遺跡周辺のセノーテ

トゥルムから手軽に行けるマヤの遺跡として人気が高いCoba遺跡(遺跡の投稿はこちら)。Coba遺跡の近くには3つのセノーテがあります。このエリアのセノーテの特徴は、何といっても

地底湖感。

地下へと続く階段を降りると、

dscn5379

そこにあるのは幻想的な地下のドーム。

COBA_コバ_セノーテ

トゥルム近郊のセノーテのような“光”を楽しむセノーテではなく、魅惑の地下洞窟で、ゆったりとリラックスするのがおすすめです。3セノーテともフィンの使用OK。

  • Cenote Choo Ha(セノーテ チョー ハ)
  • Cenote Tankach Ha(セノーテ タンカチ ハ)
  • Cenote Multum Ha(セノーテ マルトゥン ハ)

この3か所を訪れた際の投稿はこちら。

3.バヤドリッド周辺のセノーテ

ユカタン半島中部と東海岸とを結ぶ交通の要所バヤドリッド(Valladli)。古くから、このルートを行き来する人々のオアシス的な存在だったこの町には、4つのセノーテがあります。

うち1つ「Cenote Xaci(セノーテ・サシ)」は、町のど真ん中にあり、人々の憩いの場となっております。

Cenote Xaci(セノーテ・サシ)

バヤドリッド周辺のセノーテの特徴は、地上からの見た目の美しさ。言うなればフォトジェニック。

Cenote Samura(セノーテ サムラ)

つまり、非常に写真映えする自然が生み出した芸術にびっくりすること間違いなし。

潜って楽しむトゥルム周辺のセノーテと違い、地上からの美しさをたっぷりと堪能するのがおすすめです。

●Cenote X-keken(セノーテ エクセケケン)

●Cenote Samura(セノーテ サムラ)

上記2か所はすごく近くにあり、同じテーマパーク内で管理されています。

●Cenote Oxman(セノーテ オシュマン)

こちらは、上記2か所から少し離れた場所にありますが、ここもまた景色がすごい!!

バヤドリッド周辺の4セノーテをまとめた投稿はこちらです。

さあ、いかがでしたでしょうか。いかがもなにも、私のへたくそな写真では、セノーテのすごさが1割くらいしか伝わらないと思いますので、ぜひ機会があれば訪れてみてください。こうしてまとめてみると、合計18か所ほどセノーテをまわってみたわけですが、勝手に独断と偏見でおすすめセノーテを挙げてみたいと思います。

4.超個人的おすすめセノーテ

【ダイビングするなら】

●Cenote Jardin del Eden(セノーテ ハーディン デル エデン)

カメラ壊れて写真ないですけどものすごくよかった。以上。

【スノーケルするなら】

●Car Wash(カーウォッシュ)

Car Wash/カーウォッシュ

水深もそんなに深くないので、泳ぎが苦手な方でも怖くないと思います。ここは本当にきれいで感動しました。ただ、セノーテの規模的に、そんなに大きくなく長時間いる感じではありませんので、周囲のセノーテと併せて訪れるのがよいかと思います。詳細はこちら。

【地底湖LOVEなら】

●Cenote Choo Ha(セノーテ チョー ハ)

COBA_コバ_セノーテ

ここはとても落ち着きます。観光客の方々も地元の方々も、中ではとても静かにしていらっしゃって、癒しの空間を大切にしているんだなあと感じました。詳細はこちら。

【なんか好き】

●Cenote Oxman(セノーテ オシュマン)

Cenote Samura(セノーテ サムラ)

チチェンイツァのツアーでよくセットになっているセノーテイキルと同じタイプの“井戸型セノーテ”。イキルよりも若干サイズが小さいのですが、その造形が、とてもかっこいいなあと感じました。

水の中から見上げる丸い空も素敵ですし、垂れ下がった木のツルやツタがラピュタっぽくていい!!

Cenote Samura(セノーテ サムラ)

周囲が若干廃墟っぽく崩れている雰囲気もすごく好きでした。井戸状になっていますので、光があまり入らないのですが、それでも水中はすごく美しかったです。

Cenote Oxman(セノーテ オシュマン)

あと、若干行きづらい場所にあるので、人が全くいなかったのも高ポイント。詳細はこちら。

以上セノーテまとめでした。明日は、コスメル島最終日。そして最後のダイビングでございます。それでは本日も最後までお付き合いくださってありがとうございました。

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コメント2件

  • Mimi より:

    ありがとうございます!
    私も明日からカンクン→トゥルムに行くので、本当に参考になりました!!

    どこかでまゆみさんに会える事を期待しながら、旅させて頂きます笑!

    • mayumi mayumi より:

      Mimiさま
      ブログ、参考にしていただけたようで、とてもうれしいです!!
      ユカタン半島もセノーテも、本当に素敵すぎてまた必ず行きたいなあと思っております。
      むしろ住みたいくらいです笑。

      Mimiさまも、良い旅を~。
      どこかでお会いできるといいですねえ~!!

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