メキシコ(37)セノーテダイビング再び&【悲報】水中カメラがぶっ壊れる
現在世界一周をしておりまして、メキシコに滞在中でございます。昨日やってきましたプラヤ・デル・カルメン。この町で再びセノーテダイビングをやってみようと思います。今回ご紹介するセノーテは、関係各位にリサーチしたスペシャルな3か所。
【現在地】プラヤ・デル・カルメン(メキシコ)
playa del Carmen(Mexico)
【気温】32度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1ペソ=約5円
さんざんセノーテで潜り、泳ぎ、もしかしたらみなさん「セノーテはちょっと…」みたいな気持ちになっていらっしゃるかもしれませんが、我慢しておつきあいください。
あと、日本はすごい寒いのにこうも毎日毎日涼し気なことこの上ないセノーテの写真を見せられるとちょっとげんなりしますよね。
でも大丈夫、本日の投稿は、タイトルにもありますように、私が残念な目にあいます。「セノーテ最高! ウェーイ!! 」っつって完全に調子に乗った結果です。後半ね、写真ありません。カメラぶっ壊れたんで。
■玄人が選ぶ! ダイビングにおすすめのセノーテ3選
先日、トゥルムで3つのセノーテに潜りました。投稿はこちらです。
●ドスオホス(Dos Ojos)、ザ・ピット(The PIT)
●セノーテ・カラベラ(Cenote Calavera)
そのあと、ダイブショップの人や、インストラクターさんや、ほかのダイバーさんなど、ダイビングの玄人にいろいろとリサーチをしました。「あなたの好きなセノーテはどこですか? 」「どのセノーテがおすすめですか? 」と。
セノーテダイビングの経験豊富な方々のお気に入りであれば、きっとものすごく素晴らしいに違いありません。
その結果、新たに3つのセノーテの名前があがってきましてですね、これはぜひ潜ってみなければいかん、と。その3つというのは以下。
- セノーテ チキン・ハ(CHIKIN HA)
- セノーテ タージマ・ハ(TAJMA HA)
- セノーテ ハーディン デル エデン(Cenote Jardin del Eden)
あともう一つ、光のカーテンをそれはそれはきれいに見られるというチャックモール(Chec Mool)というセノーテが挙がったのですが、ダイブショップの人に聞くと、なんと今は水がすごく濁っていておすすめではないということでした。インストラクターさんも同じように言っていて、理由はわからないそうです。残念ながら今回は断念。
さあそれでは行ってみましょう! セノーテダイブ@プラヤ・デル・カルメン!!
ダイビングが楽しめるセノーテについて
ダイビングができるセノーテは、プラヤ・デル・カルメンとトゥルム、この2つの町の間に点在しています。
ですから、どっちで申し込んでもとくに不具合はございません。ただ、私の抱いた感想は、
トゥルムのほうが値段が少し高いけど、融通が利く。希望したセノーテにピンポイントで潜らせてくれる可能性が高い。
プラヤ・デル・カルメンは、たくさんの旅行者がいるので、けっこう埋まっている。「明日潜りたいんですけどー」とふらっと行っても「明日はいっぱいで、次空きがあるのは2日後だよ」とか。しかも、空きがあっても、先に予約をしたダイバーさんの希望するセノーテに行くことになりますので、なかなか自分が希望するセノーテに行ってくれるダイブショップを探すのが大変です。
トゥルムでは、1軒目に訪れたダイブショップがすんなり希望をきいてくれましたが、プラヤ・デル・カルメンは、4軒ほどまわり、やっと希望のセノーテ、希望の日程で潜れることとなりました。
もし、事前にプラヤ・デル・カルメンで潜ることを決めてらっしゃって、希望のダイブショップや希望のセノーテがある場合は、予約をしておいたほうがよいかと思います。
■プラヤ・デル・カルメンのおすすめダイブショップ
【ダイブショップ】DIVE MIKE
【場所】
【ホームページ】http://www.divemike.com/dm/
【料金】135USD(約14,000円)/2ダイブ※機材レンタル込み
プラヤ・デル・カルメンではここしか利用していないので、ほかがどんな感じなのかよくわかりませんが、何の不満もなく、楽しくダイビングができました。
それから、プラヤ・デル・カルメンのほうがトゥルムに比べると圧倒的にダイブショップの数が多いのですが、出発時間がまちまちです。私はなるべく人があまりいない状態のセノーテを堪能したかったので、早いほうがよくって。ダイブショップによって、8:30集合とか、8:45集合とか、まちまちでしたが、ここは8:00集合。ありがたかったです。
【セノーテ1/セノーテ チキン・ハ(CHIKIN HA)】
プラヤ・デル・カルメンでは2日ほどセノーテダイビングをしました。1日目はセノーテチキン・ハを2本。このセノーテはすごく大きくて、さらにその奥に「セノーテ・レインボー」というもうひとつのセノーテがあります。ダイビングの場合は、セノーテレインボーまで行って、いったん浮上し、また潜って戻ってくるというコース。
透明度がすごく高いので、光のレーザービームがくっきりと水の中に差し込みます。
これこれ。光のカーテン、きれーい。
とはいえ、基本的にはライト片手に洞窟内を進みます。
最深部のセノーテ・レインボーで休憩。一旦浮上します。
Uターンして戻るのですが、ほんと、光の入り方が芸術的。
差し込んだ光が石の上を照らし、キラキラと光ります。この輝きが虹色に見えたんですけれども、写真には写っていませんでした。
レーザービーム。
レーザービーム2。
ちなみにこちらのセノーテは、スノーケラーさんもたくさんいらっしゃって、ロープウェイ的なアトラクションもあり、なかなか楽しそうな場所でした。ダイビングをしない方も遊べる感じのセノーテですので、ぜひどうぞー。
【セノーテ2/セノーテ タージマ・ハ(TAJMA HA)】
このセノーテタージマハと次のセノーテエデンは、ダイビング2日目です。 いやー、今日も水中から見上げる景色がいい感じですなあ。
ん?
デジカメの画面が消えた。
電源ボタン、シャッターボタン連打。
…え、うそうそ、もしかして…やだちょっと
ア゛ア゛ア゛ぁぁぁあ゛あ゛ぁぁぁ!!!!!!
やってしまったぁぁぁああ゛あ゛ぁぁ
いつかやるかもしれないと自分でも少し危惧していたことを実際にやってしまいました。
充電池とかメモリーカードとか入れるとこの蓋、開けっぱなしぃぃぃぃ!!!
カメラ:死ーん
私:死ーん
いつかこんな日が来るんじゃないかなって、正直思ってたんですけど、ついにこんな日が来てしまいました。
いくら水深30mまで防水してくれる優秀なカメラでも、内部へとつながる蓋をあけっぱなしで水につければ、それは防水でもなんでもなくって、ただの水濡厳禁の精密機器。そんなことあたりまえです。
動揺を隠しきれないまま、とりあえずお亡くなりになったと思われるカメラを持って潜行開始。こんなことになってしまいましたが、とりあえず、セノーテを楽しまなければなりません。
セノーテ・タージマ・ハ、めちゃめちゃキレイわろたーです。
写真が撮れず、血反吐はきそうなくらいくやしかったですが、美しさは本物。
ここは、セノーテ内部の造りがわりと複雑で、上下というか浮き沈みをけっこうしなければなりません。狭い場所に入ったりもしますので、なかなかの高難度セノーテです。でも光のカーテンがとても長くきれいに見えますので、すごくおすすめ。でも写真がない。
ホントすごかった。でも写真がない。
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このアスキーアートが驚くほどしっくりくる。続いては、セノーテ・エデン。
【セノーテ3/セノーテ エル エデン(Cenote el Eden)】
Pondarosaとも呼ばれるこちらのセノーテは、なんというかとてもトリッキーなセノーテでした。
光の入り方は当然とんでもなくきれい。びっくりするぐらい超きれい。まじで今までのセノーテで1番きれい。光がオーロラみたーい!!でも写真がない。すごーい!! キラキラしてるー!!でも写真がない。
ほんとにごめんなさいね。
そして、エデンにも、淡水と海水が切り替わる場所、通称ハロックラインがあります。(ハロックラインてなんですか? というかたはこちらをどうぞ)このセノーテのハロックラインはすごく特徴的で、淡水と海水の温度差が他のセノーテとくらべてとても大きいのです。
約4度ほど、海水のほうが温かいそうで、ダイビングをしていると、水が切り替わったのがすぐわかります。淡水部分は、ややひんやりで寒いなあと感じるのですが、深く潜っていくと海水に切り替わり「あったか~い」ってなります。海水部分から浮上したくないなあと思うほどここちよいのです。
いわゆる“ぬるま湯”。
この変化がすごく面白かったです。
最後に実用的な情報を。セノーテの水温は25度前後ですので、潜っているととても寒いです。フード持参したほうがよいでしょう。あとグローブも。それからの私が利用したダイブショップ「DIVE MIKE」さんでは、5mmのフルスーツ+3mmのシーガルを重ね着させてくれましたのでありがたかったです。
というわけで、何の説得力もないですが、今まで潜った6つのセノーテの中で、本当にきれいだなあと思ったのは、
写真を撮ることができなかったタージマハとエデンです(キリッ)
もしこの先、セノーテでダイビングなさる方がいらっしゃったら、私は最終日に潜った「セノーテタージマ・ハ」と「セノーテ エル エデン」この2つをおすすめします。あー、なんか写真なくってちょうどよかったかもしれませんね。期待がふくらみますもんね。事前にいろいろ見ないほうがいいですもんね。そのほうが、実際潜った時の感動が数倍アップしますもんね。
ね!?
これは私からの優しさだと思って、セノーテダイブを思いっきり満喫してください。
いいことは自分のおかげ、わるいことはひとのせい
「おまえはいつもいつも写真ばっか撮ってないで、たまにはそういうのいいから、今目の前にあることをしっかり満喫してみたらいいんじゃない? 」的な旅の神様のはからいかなぁ。
むしろそういうのいいから、カメラ使わせてほしかった…
あれかなー、やっぱ後厄だからかなー。早く誕生日こないかなー。
こうしてどうにか自分起因ではなく、何かしらその他の要因のせいにしたくて必死なのですが、誰がどう見ても、100:0で自分のせい。
私以外誰も悪くない。
投稿タイトル、訂正したほうがいいですね、正しくは“ぶっ壊れた”ではなく“ぶっ壊した”です。世界一周を始めてから今までで、一番の失態です。落ち込むわぁ。心底落ち込むわぁ。自分をグーで殴りたいです。
というわけで、セノーテ編終了。本日も最後まで読んでくださってありがとうございました。ニコンAW130も、最期までありがとうございました。
はぁ(深いため息)。
はじめまして。毎日ブログ楽しく拝見させていただいています。
水中カメラ壊れてしまったんですね。
これまでダイビングやシュノーケリングの写真をたくさん撮っていらっしゃったのでとても残念です。
わたしも海外が大好きでお休みのたびに旅立ってしまうのですが、再出発されてからのメキシコの記事があまりにも素敵で素敵で・・・2月に弾丸でメキシコ行くことに決めました!
これからもブログ楽しみにしています!