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2016-01-31

旅の準備|悩んでないけどこれやってみたかった「旅のバッグ決めました」

karrimor flyerカリマー フライヤー バックパッカー

出発まで約3か月、かなり前のめりすぎてあれですが、バックパック買いました。本当は出発の数日前に「ぎりぎりまで準備してなくて、出発直前なのにまだバックパックすら買ってない私。その余裕がオシャレですよね? でもまあ、恒例行事ですし、そんな言うならバックパックでも紹介してみますか」みたいなノリで、緊張とかワクワク感とかをおくびにも出さず、余裕ぶっこいた感じでクールにバックパックの紹介をしたかったんですが。

いやもう早くバックパック欲しくて欲しくて。多少マイナーチェンジした新作が出ようと、関係ない! 私は今これが欲しいんだっていうのがあったんで、どうせこの先セールにもならないだろうし、買っちゃいました。これから約3か月、ただでさえ狭い我が家をさらに狭くするディスプレイと化すわけですが。まあ、目の保養、心のサプリメントということで。はい、こちら。

karrimor「flyer 50-65」
サイズ:高さ74×幅39×厚み32㎝
重さ:2,000g
カラー:Black

まず、多くのバックパッカーを悩ませるメインのバッグどうするか問題。「バックパッカー」か「コロコロパッカー」かの二択。つまり、完全に背負うタイプのバックパックにするか、コロコロ(キャスター)が付いているリュックにするかっていう。このコロコロ付きは、スイッチパックとも呼ばれ、デフォルトではキャリーバッグなんですけど、収納式のショルダーハーネスが付いていて、いざというときリュックにもなるハイブリッドなやつ

これに関してはもう完全に好みの問題なんで、どっちがいいとか一概に言えない。正解なんてないんですよ。旅の期間や、旅する地域、旅のスタイル、持つ人の体力、そんな様々な条件によってどのバッグがいいかは変わってきますからね。だから、私はいろんな人のメインバッグ見るの面白いから好きなんですけど。

私の場合は、迷うまでもなくバックパック一択。理由は、注意力が散漫すぎるから。不注意に関しては、そこらへんの子供にも負けない自信がある。キャリーバッグとかスーツケースの旅に慣れてないから、目も離すだろうし、手も離すだろうね。手から離れる=意識からも離れる、なんでキャリーバッグなんてすぐそばに置いといても盗み放題。容易に盗まれたあげく、下手したら数時間くらい気付かないかもしれません。なんなら盗まれなくても勝手にどっかに置いてきちゃったりする可能性も否定できないくらいです。このような人間は多少荷物が重くても、背負っておく以外の選択肢がないんです。ちなみに、フィジカルの強さで言うと、そこらへんの女子には負けない自信があるんで大丈夫(キリッ。

そして、ブランドは「karrimor(カリマー)」一択。これはなんていうか、カリマーには強い思い入れがあってですね、10年以上私が使ってきたバックパックがkarrimorの「holly」というモデルだからなんです。下の写真の左がholly。右が今回新たに購入したflyerです。

karrimor flyerカリマー フライヤー バックパッカー

この「holly」、だいぶ前に廃盤となってしまい、さらにそれを継ぐ「track」というモデルももう廃盤に。このくらいのサイズでトップリッドのないコロンとしたかわいい形のバックパックは姿を消してしまいました。そこそこ大きいサイズのバックパック、今や縦長でトップリッド付きのシュッとした感じのフォルムが主流ですからね。

10年以上昔のモデルなのに、内部は荷物を整理しやすい二気室構造になっていたり、カギを取り付けられるロックスライダーを採用していたりと、しっかりバックパッカーの希望条件を満たしていた名品。2人(hollyと私)で世界中いろんなところを旅したね。どこに行くにも一緒だったね。でもショッピングメインの清潔感溢れるヨーロッパ旅行とか優雅なビーチリゾート系はスーツケースだったから、正確には、世界の中でもけっこう過酷な場所のときだけ一緒だったね

よく言えば経済的・リーズナブルな旅行。悪く言えば発展途上国メインの完全なる貧乏旅行。インドとかバングラディシュとかカンボジアとかラオスとかスリランカとか。踏まれたり、蹴られたり、押しつぶされたり、投げられたりもしたけれど、よく10年以上がんばってくれました。…なんかいろいろごめんね。

本当は、今回の旅もこのホーリーたんと一緒に行こうと思ったのですが、容量40Lがネックでさ。一回、仮の荷物入れてシミュレーションしてみたんだけど、どう考えても荷物が入りきらないんだよね。今までの旅行って、最大でも10日くらいのもんで、さすがに半年ともなると荷物も増えるじゃないですか。ということで、泣く泣く新しいバックパックを購入することに決めたのです。で、それならやっぱりkarrimorがいいよね、ということで、「holly 40」から同じカリマークオリティを受け継ぐ「flyer 50-65」へと世代交代。色は黒。安定の黒一択

そういえば、バックパックの容量ってさ、正直何リットル買えばいいのかだいたいの人分かんないと思うんですよ。登山とかしてる人以外、普段、自分の生活用品をリットル換算することってないですからね。40Lじゃ少なすぎるから50Lに買い替えるとか言われても意味が分からないですよね。ということで、一応下記が、「flyer50-65」を女性が背負った場合の写真です。(karrimorジャパン公式サイト様からお借りしました)

それからこの「flyer 50-65」の”50-65”って何? どこかしらが拡張するんだろうけど、どの部分? って思いますよね。これ主に開口部の巾着部分だそうですよ。

karrimor flyerカリマー フライヤー バックパッカー

この巾着部分を使わない状態で満杯にしたら50L。巾着部分全部伸ばしてめいいっぱい荷物入れたら65Lになります。背面見てもらえれば分かるんですけど、

karrimor flyerカリマー フライヤー バックパッカー

トップリッドの高さを調節できるので、65Lまでパンパンに入れたら、トップリッドの位置を上にすれば、いい感じにかぶさってくれるという。いろいろ計算されていてすごいですね。すごいけど、65Lの重さって、想像を絶する気がするんで、できれば50Lのままで旅ができればと思っています。そのほうが見た目もかっこいいし

この他にも、バックパッカーにありがたいロックジッパーが付いていたり、

フロントジップアクセスと言って、バックパックの真ん中ががっつり開けられる仕様なんで、

トップリッド&ドローコードの巾着開けなくても中身を取り出せるし、荷物の整理もしやすいし便利。両サイドにファスナーポケットあるから、外にもいろいろ入れられる。それから、カリマー独自の背面長調節機能(SA)っていうのが付いていて、背負う人の身体にしっかりフィットします

とりあえず、こちらのkarrimor公式HP見てもらえればいろいろ分かりますから(←めんどくさくなった)。

バックパック、やっぱいいわ~。萌える。機能性と快適性をとことん追求し、限られたスペースに必要な要素を集約。持ちうるすべての力を尽くし最大限の効率化を図った、非常に合理的な、言わばバッグの最終進化形態。それがバックパック。

こういうのいいよね。小さなボディに最新の技術と快適さを追求したアイディアをたっぷり詰め込んだ国産コンパクトカーとか、人一人が座れるスペースに計器やモニター、操縦桿や各種ボタンをコンパクトに配置して、異常なくらいすべての位置が計算されている戦闘機のコックピットとか、長さ2m×幅1mくらいのスペースに照明・テレビ・時計・テーブル・充電器などあらゆる生活必需品を備えた最新式のカプセルホテルとか。

とにかく小さいところにギュッといろいろ詰め込んで、機能性・実用性に特化させまくった感じのやつに萌える。そして、バックパックもそのひとつで、この50Lに私が半年間生活するすべてが詰め込まれるのかと思うとゾクゾクします(気持ち悪い)。私の家であり、クローゼットであり、さみしい時には抱いて寝るかもしれない、大切な相棒。盗難には十分気を付けますから、よろしくお願いしますね。


ちなみに、カリマーのバックパックには「flyer 50-65」と同じくらいのサイズで「cougar 40-55」というのがあります。

もしかしてこっちと迷う方もいるかもなのでアドバイス。cougar、重いよ。写真見てもらうと分かりますが、フライヤーは薄手のリップストップ使用。

クーガーはもっと厚手で強度の高い素材を使用しています。

クーガーのほうが、山登りに特化していて、岩とか木の枝とかにひっかけて破れちゃうのを防ぐためなんですって。なので、サイズだいたい同じくらいなのに、「flyer 50-65」は2,000gに対して、「cougar 40-55」は2,450g。もうちょっと大きい「cougar 50-75」なんて2,600gもあります。サブバッグ1個分くらいの差。これはけっこうでかいと思うな~。軽さを取るか強度を取るか、最終的には好きなほうにすればいいと思うんですけど。私はこの2モデルはちょっとどっちにしようか迷ったんで書いときます。


あ、ちなみにサブバッグはこちら。

karrimor「eclipse 27」
サイズ:高さ49×幅33×厚み28㎝
重さ:760g
カラー:Black

色はこちらも安定の黒一択。カリマー信者みたいで気持ち悪いですが、別にカリマー関係の人ではないです。

毎週末パソコン入れて荻窪のコメダ珈琲に通う用に買ったやつそのまま持って行きます。クッション性があるパソコンスペース、

中にポケットがいっぱいあって小分けにできる、

それに加え、外側にペットボトル入れるポケットがある、という3つの理由からこちらに決定。あと、黒ならkarrimorのロゴがボディと同色で目立たないのがいい(←結局カリマー信者じゃない)。

異常なバックパック愛を語りすぎて、引いてる人もいるかもしれないので、サブバッグに関しては、このへんにしときます。公式ページにいろいろ書いてあるからさ、チェックしてみるといいんじゃないですかね。「eclipse 27」、サラッと書いてるわりに、これはこれで、機能的ですごくいいよ。


バックパックは本当に、実際背負ってみてから決めたほうがいいですが、一応ネットで買えるページも。公式ページとはまた別のアングルで写真が見られるので、購入の参考になるかもしれません。

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