メキシコ(39)ウミガメ天国アクマルビーチでGoProのお手並み拝見
現在世界一周の途にあります私は、メキシコでうだうだやっています。先日、大切な旅の相棒「Nikon AW130」という水中カメラを破壊してしまった私は、新たなカメラ「GoPro HERO4」を購入。なかなか切り替わらない気持ちを無理やり切替え、本日はそのGoProを使ったテスト撮影に挑んでまいりました。
【現在地】プラヤ・デル・カルメン(メキシコ)
playa del Carmen(Mexico)
【気温】32度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1ペソ=約5円
GoPro HERO4のお手並み拝見といこうじゃねぇか
新たな旅の相棒、GoProを買ったのは昨日のお話。わざわざカンクンまで1時間ちょっとかけて行ったのに、そんなとこまで行かなくてもプラヤ・デル・カルメンに売ってたよね、あはは。っていう人生の教訓めいたことを教えてもらったエピソードはこちらです。
ちなみに、なんでカメラ壊れちゃったの? なんてことをお知りになりたい詮索好きのあなた、私の傷口に塩をすり込みたいのならぜひこちらの投稿をご覧ください。そして私をグーで殴ってください。
なんやかんやで、気持ちをあらたに、購入したGoPro HERO4。本日はそのGoProでテスト撮影をしてみよう! と思い立ち、このあたりですごく有名な「アクマルビーチ(Akumal)」へとおもむきました。
どうして有名なのかと言うと、このアクマルビーチ、なんとウミガメがたくさんいるという噂。いっしょに泳ぐこともできるんですって!! 宿で出会った多くの旅人さんにおすすめされ、だったら私も行ってみよう! とGoPro片手にレッツ「アクマルビーチ」!! こちらです。
■プラヤ・デル・カルメンからアクマルビーチへの行き方
【手段】コレクティーボ
【料金】30ペソ(約150円)
【所要時間】約40分
【プラヤ・デル・カルメンのコレクティーボ乗り場】
トゥルムに向かうコレクティーボに乗り、途中で降りる形になります。ドライバーさんに「アクマルビーチに行きたい」と行っておくと、アクマルのバス停で降ろしてくれます。
バス停から海のほうにむかって歩くと、15分くらいですぐビーチに到着します。(アクマルビーチは無料で入れます)
ゲートを入ると、たくさんのライフジャケットのレンタル屋さんがあります。このビーチは、ライフジャケットを着ないと行ってはいけないエリアがあります。逆に、ライフジャケットを着れば、どこにでも行っていいわけですから、これはレンタルするに越したことはないでしょう。
私がライフジャケットを借りたのは、こちらのダイブショップ。
ゲートをくぐってすぐ右手にあります。レンタル料は1日5ドル、もしくはそのときのレートで5ドル分のペソ払いでもOKです。
なぜこのダイブショップでレンタルしたのかと言いますと、荷物をあずかってくださるんですねえ。お友達がたくさんいて、交互に潜れるとか、荷物を見張っててくれる人がいるとか、そんな方は関係ないかもしれませんが、
ぼっちは荷物の管理にいつも悩まされるのです。
もちろんパスポートとかクレジットカードとかは持ってきていないのですが、それでもカメラやiPhoneや小銭の入ったお財布なんかは大切ですからね。ビーチはけっこう人がいますので、
そこらへんに放置して、なくなったらどうしようドキドキなんて状態ですと、スノーケリングに集中できないじゃないですかぁー。
それから、泳ぎ終わった後、シャワーと更衣室も使わせてもらえますので、おひとり様はぜひどうぞー。
ラッシュガードをしっかり着込み、その上からライフジャケットをオン!!
さあ、それでは、GoProさん、お手並み拝見といこうじゃないですか!!!
アクマルのビーチは、砂浜も、ご覧の通りすごく美しいのですが、
海の中もそれはそれはきれいです。
浜に近い場所は、多少視界が悪いのですが、沖へ沖へと泳いでいくと、水はどんどん透明になってゆきます。
サンゴ礁やウミガメを傷つけてはいけないから、という理由でフィンの使用は禁止です。スノーケリングツアーのガイドさんのみフィンの着用が許可されているようです。そのほかにも、亀に近づきすぎない、とか、亀にえさをやらない、とか、撮影時にフラッシュをたかない、とか、たくさんの決まりがあります。
「フィン使いたかったなあ」と思いつつ、フィン付けてたら絶対禁止事項である様々な悪行を犯してしまう自信がありましたので、むしろよかったかもしれません。
そうして沖にむかって泳ぎ始めるとすぐに見つけてしまいました。
やだー///ウミガメー!!!!
はじめてのGoPro。ズーム機能がないので、棒を駆使して撮影します。ただ、あまりカメに近づけても、カメびっくりしちゃいますので、そこらへんのさじ加減が難しい。
まだ全然慣れませんが、とりあえず、なんとか撮影できている模様。
さらに沖に泳いでいくと、こんどは2匹いっしょにいます。
親子かなあ。
続いてはこちら。
背中にお魚くっつけとるー!!!
か、かわいすぎる。
そしてまた別のウミガメ。水底の草をむしゃむしゃと食べています。
カメたちは、ときどき呼吸をしてに水面に浮上するのですが、そのときにふわりと浮かび上がる様子がすごく素敵。
アクマルビーチ、本当にウミガメだらけでビビる。すごいです。
たくさんのウミガメ発見し、そしてGoProでたくさん撮影。3時間ばかし海につかっておりました。
それから浜に戻ろうとUターンして泳いでいると、
なんと、さっきのお魚連れたやつをまた発見ー!!
背中にお魚くっつけてんのはこの1匹だけでしたが、それはもうすごくかわいくって。
お魚くっつけたまま浮上するとかwwかわいすぎるハァハァ
動画もありますのでぜひどうぞー。
アクマルビーチでは、スノーケリングツアーに参加する方も多いようで、その会社のスタッフさん(要は客引き)がたくさんいらっしゃいます。
ここで泳いでみて思ったのですが、ツアーに参加する必要はないかと思います。もちろんお金の面でもそうですが、ウミガメ探しは、ガイドさんにやってもらうのではなく、自分でやったほうが100倍楽しいです。それと、そこまで血眼で探さなくても、ウミガメはうようよいます。
むしろ竜宮城への客引きがすごいんじゃないかっていうほどの海がめの数。まさに引く手あまた。ここは正真正銘、最強のウミガメスポットでした。
というわけで、本日はアクマルビーチをご紹介しつつ、GoPro HERO4のお手並みを拝見してみたわけですが、
どうですか?
ねえ!?
GoProすごいよくないですか!?
もっと画質悪いのかと思っておりましたが、いやいや全然そんなことなくって!! 色の出方が独特だなあっていうのはありますが、すごくきれい!! 水深が浅く光がたくさん入る場所でしたので、写真が驚くほどクリアですねえ。
色の補正は少ししていますが、これでダイビングでもちゃんと写真を残すことができそうです。よかった。
セノーテ納め。怒涛のセノーテ編、ほんとに終了
こうしてひさびさの海を満喫した私は、プラヤデルカルメンへと戻ります。と、その前に、最後のセノーテに立ち寄らなくては…。さんざんセノーテへで潜り、泳いできましたが、とうとうこれが最後のセノーテです。その名は「セノーテクリスタリーノ(Cenote Cristalino )」。
場所はこちら。
このあたり、いくつかスノーケリング可能なセノーテがございます。わりと観光客が多そうだったのは「セノーテアズール(Cenote Azul)」。
ただし、フィンの使用は禁止ですので、今回はご遠慮させていただきました。お暇な方はぜひー。
私が選んだ「セノーテクリスタリーノ(Cenote Cristalino )」は、かなりスノーケリング向きのセノーテで、大きなプールみたいになっております。フィンの使用もOK。観光客の方もたくさんいらっしゃって、ちょっとした高さの場所から飛び込んだりできますので、みんなでわいわい来る感じですかね。
透明度は相変わらず高いので、すごくきれいです。
あとすみっこに、ドクターフィッシュがいるスポットがありますので、ちょっとここで休憩。誰も気づいていない様子でしたので、ひっそりと楽しみました。
海水につかったダイビングコンピューター、カメラ、水着、フィンもろもろを真水で洗いたかった、なんて、間違ったセノーテの使い方をしに来た私は、そんなに長居することなく立ち去りました。
こうして「プラヤ・デル・カルメン」での生活が終了。長かった「怒涛のセノーテ編」も終了です。明日は、ついについに海へと漕ぎ出します。ダイバー憧れの島「コスメル島」。そう、いわゆる“恋するコスメル”です。
本日の投稿はこれにて終了。最後までお付き合いくださってありがとうございました。ではまた明日。
FYI. ウミガメですが、ハワイ島の沿岸の至る所で常にいます。ハワイはあまりこれといったところはありませんが、スノーケリングをしていると、下に入ってきたり、一緒に泳いだり、アクマルビーチと同じです。ワイキキのオアフ島ではありません、ハワイ島です。カリブやアジアのティオマン島、ボルネオ島などでも、ボートに乗っていかないと見れませんが、なぜかハワイ島は、どこにでもいます。イルカと泳げるところもありますから、帰国後の短期間の遊びの時に試してください。この12月から羽田から直行便が再開されます。ホテルやリゾートに囲まれていて、家族ずれで込み合っているビーチですが、なぜか普通にいます。皆さん、触らず、距離を置いています。