メキシコ(40)行きましょう、恋をしに!! いざコスメル島に上陸!!
世界一周、中米周遊! なんて言いながらメキシコに長期間だらだらと居座っている私です。滞在場所は、プラヤ・デル・カルメン。そして本日は、いよいよこのユカタン半島東海岸のハイライト、「恋するコスメル」へと上陸します。
【現在地】コスメル島(メキシコ)
Cozumel Island(Mexico)
【気温】32度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1ペソ=約5円
恋するコスメルについて
「恋するコスメル」って何ですか? という方にご説明いたしましょう。コスメル島というのはですね、メキシコに東海岸にある島。コスメルとはマヤ語でツバメの島を意味するそうです。南北約48キロ、幅16キロという小さな島でして、町と言える町は一か所しかありません。
それが、本土からのフェリーが到着する「サン・ミゲル・デ・コスメル」。ここに島の人口のほとんどが集中しておりまして、さらに、旅行者用のホテルやお店、レストランなんかも集中しております。
で、なぜ“恋する”とかそういう通り名がついたかということですが、うーん、なんだかよくわからないんですけども、ここでたくさんの人々が恋に落ちたんじゃないですか? すいません、本当はよくわかってなくて。
たぶんあれです、ダイビングのライセンス(Cカード)を取得する際にキャッキャうふふしたり、日本人宿でキャッキャうふふしたり、ビーチでキャッキャうふふしたり、そんなやつだと思います。
かつて、そう2011年より前、「アラブの春」@エジプトが起こる前の話ですけれども、“恋する”という冠詞が付く地名はエジプトにある「ダハブ」という町だったそうです。
アジア、アフリカ、ヨーロッパ、中東、これらが交わる地点「ダハブ」には天国のような海があり、そこを通過する旅人たちを癒す憩いの場だったとか。そしてハードな旅のオアシスとしてここで海を満喫し、ダイビングのライセンス(Cカード)を取得し、そのほかもろもろなんやかんやの末、発動するイベントが、そう、いわゆる「恋」。
私がダハブに行ったのは、完全に出遅れてしまっている2015年夏。ダハブはすっかり衰退し、廃墟さながらのビーチハウスがぽつりぽつりと立ち並ぶ、いい意味でさびれたリゾート地と化しておりました。
そこで私は、人間に恋をすることはなく、まんまと海、そしてダイビングに恋をしてしまったわけですが。
そうして風の噂に聞いたのは、
「今は“恋するダハブ”じゃなくて、“恋するコスメル”らしいよ」
という話。
なんと、“恋する”は、大西洋を越え、11,700kmほど離れたカリブ海まで移動していたらしいのです。
なんだー早く言ってよー。そんなこんなで、本日ついに「恋するコスメル島」へと上陸することになりました。ではまずは行き方。プラヤデルカルメンにしばしの別れを告げ、行ってきまーす!
■プラヤ・デル・カルメンからコスメル島への行き方
【移動手段】フェリー
【フェリー乗り場】
【値段】フェリー会社は2種類ありまして、黄色い船のUltraMarが163ペソ(約825円)、白い船のBarcos CARIBEが135ペソ(約675円)でした。
【所要時間】約40分
予約なしでも、30分おきくらいにフェリーが出ていますので、港に着いてからチケットを買えば大丈夫だと思います。
ちなみに、黄色い船のUltraMar。
白い船のBarcos CARIBE。
フェリーに揺られること40分。この日はそこまで波は高くなかったですが、船酔いしやすい方は、酔い止めを飲んだほうがよいかと思います。
コスメル島に着いて思います。
わあ、こっちもすげーリゾートですなぁ。
プラヤ・デル・カルメンもたくさんの旅行者さんであふれかえっていましたが、コスメル島も負けず劣らず、しっかりにぎわっておりました。気温33度。暑さに負けそうになりながらも、とりあえずは宿泊先のホテルを目指します。
コスメル島には、「カサ・コスメレーニャ」というとても有名な日本人宿があります。私調べではありますが、ここに宿泊することが“恋する”のフラグ回収第一歩なんじゃないかと思われます。
そしてダイビングをはじめ様々なマリンスポーツにいそしみ、滞在なさっている方々と仲良くなり、なんやかんやの小さなイベントを経てはじめて発動するのが、“恋する”的なやつ。
えー、2016年11月現在、「カサ・コスメレーニャ」休業中。
営業してたら行ってたかっていうと、それはまあ微妙なところですが…。極力人と接しようとしない人間は、恋するもくそもありません。はやくどうにかしないといけませんね、この性格。というわけで、今回私が宿泊した宿はこちら。
■コスメル島のおすすめ宿・ゲストハウス・ホテル
Amigos Hostel Cozumel(アミーゴス ホステル コスメル)
【宿泊日】2016年11月
【部屋のタイプ】2段ベッド4つのドミトリー。男女共同。
【金額】10ドル(約1,100円)/1泊
【設備】
室内に共同シャワートイレあり。室外にもシャワートイレあり。キッチン広くてすごくきれい。大きな冷蔵庫もあり。自炊超できる。塩水に使った機材や水着を洗う用の場所も完備。Wifiサクサク。
こ、ここは…気ぃ抜くと沈没するやつじゃん。あぶないですこのホテル。
きれいなプールに、
広いお庭。
キッチンも立派。
広いフリースペース。
ハンモックもあるよ。
極めつけは大きなイグアナ!!
みなさんが思ってらっしゃる以上に、活発に動きます。
最高です!!
オーナーがとても海を愛していらっしゃるようで、ホテルには、島のスノーケルスポットを詳細に記入したマップが用意してあります。
また、コスメル島にあるダイブショップ「DEEP BLUE」(くしくも、ダハブにある有名ダイブショップと同じ名前w)と業務提携しており、ここで申し込めば機材レンタル代1日20ドルが半額になります。
ひとつだけ注意点を挙げるとすれば、ここは、蚊がすごいです。今まで旅してきたどの場所よりもすごかったです。
気ぃ抜くとあっというまに蚊の餌食。
シャワー後だろうと寝起きだろうと、いつなんどきも、虫よけスプレーを忘れてはいけません。ちなみに、実験がてら、タンザニアで買った虫よけと、コスメル島で買った虫よけと、日本の虫よけとを、付け比べしてみました。
えー、結果ですが、ちょっとよくわかりませんでした。どれもしっかり虫よけしてくれている気がいたしました。
というわけで明日から怒涛の恋するコスメル編でございます。で、相手はどこにいるんだってー??
はぁぁぁああ!? 何言ってるんですかーやだー
目の前にいるじゃないですかぁー
恋するって、“海に”ですよね?
そう聞いてきたんですけどー。冒頭さんざん煽っといてなんですけど、明日からしばらくは、コスメル島の海にどっぷりと、骨の髄まで恋してみたいと思います。
このブログを読んでくださっている人は、最初からそんな期待はしていらっしゃらないでしょうが、残念ながら人間相手の色恋沙汰は一切出てきませんのであしからずー。あいかわらずのコソコソ一人旅でございます。おかげさまで、どっかの部活かと思うくらい、コスメルの美しい海にストイックに向き合うことができました!
それでは本日も最後までおつきあいくださってありがとうございます。明日は、得意の(? )原付で、コスメル島のナンバー1スノーケルスポットを発掘する旅に出たいと思います。ではまたあしたー。
コメントを残す