メキシコ(41)コスメル島No.1スノーケルスポット発見の旅byレンタルバイク
現在世界一周をしております私は、メキシコのコスメルアイランドというところにおります。この島にやってきたのは昨日のこと。本日はダイビングではなく、まずはスノーケルでコスメルの海のお手並みを拝見しようと計画いたしました。足は得意のレンタルバイク!! 程よいサイズのコスメル島は原付旅に最適なのです!!
【現在地】コスメル島(メキシコ)
Cozumel Island(Mexico)
【気温】33度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1ペソ=約5円
原付って楽しいよね
先日、メキシコ本土側にあるトゥルムという町にてレンタルバイクの小旅行をやってみたのも記憶に新しいのですが、原付に乗るのはわりと好きです。詳細はこちら。
車の運転は苦手ですが、原付はとても楽しい。そうして味をしめた私の本日の目的は、
コスメル島で一番スノーケルにぴったりな場所を探すこと。
“世界一美しい”と言われるコスメル島の海。その中でも、とにかく一番きれいなスノーケルポイントを探す旅。まずはレンタルバイクの情報から。
【レンタルバイク屋】SolyMar Car and Scooter rental
【料金】25USD/24時間
【場所】
コスメル島のレンタルバイクの値段は高いところで30USD。安いともっとあるのかもしれませんが、25USDより安いところを見つけられずここで手を打ちました。保険を付ける付けないとかいろいろあると思いますので、金額はご自身で判断し、納得のいくものを選ぶのがいいんじゃないでしょうか。ちなみに、最初35ドルと言われ、交渉の末勝ち取った25ドルです。
昨日の夕方18:20、バイクをレンタルし、宿泊中のホテルに停めさせてもらっておりました。Amigos Hostel Cozumel(アミーゴス ホステル コスメル)というホテルなんですけれども、ここはバイク置き場なんかもあって、本当に至れり尽くせり。(宿の詳細こちら)
そうして朝6:30宿を出発。目指すはとりあえず島の東海岸。
ひさびさに朝日をね、拝もうかなって。
コスメル島唯一の町はサン・ミカエル・デ・コスメル。ホテルもこのエリアにあるんですが、ここはほとんどの道路が一方通行。間違えないように運転しなければなりません。町を抜けるとあとは、車がほとんど走っていない一本道。
ここからは海にむかって一直線!!
7:00そうして到着しました。東海岸。地図①「朝日を見る」というところです。
朝日がまぶしいですねえ。
雲がたっぷりですが、それでも爽やかー!!
青くて穏やかな海というイメージが強いコスメル島ですが、カリブ海に面した島の東側は意外と荒波!!
人気が無くて穴場と言えば穴場なのですが、ここで泳ぐのはちょっと…。ゴウゴウという恐ろし気な音とともに、波が
バッシャーン!!!
と海岸に打ち付けています。いきなり猛烈なコレジャナイ感。
こういった感じのビーチが好きな方はぜひ。
とはいえ、これは事前に聞いておりましたから、ここから島をぐるーっとまわって穏やかな海へと向かってまいりましょう!!
ご紹介が遅れましたが、本日の愛車はこちらです。渋い赤のボディがかっこいい「カトルセ(14)号」。
とりあえず、買ったばかりのGoProを使って撮影してみましたー!!
おぉーいい感じー!!
疾走感。
途中、コスメルと書いたいい感じの看板を目撃しつつ、
ちょっと海岸線をはずれ山の中を通ったりしながら、
走ること1時間。島の西側に着いたっぽい。やっとちらほら見え始めたホテルや飲食店。さあではまずここでスノーケルスポット1か所目。地図②「Sky Reef」というところです。
道路には看板が出ております。
【スノーケルスポット1/Sky Reef】
コスメル島の西側。その中でもっとも南に位置する「sky Reef」。端っこにあるレストランっです。私が到着したのが8:00。この時点で営業開始の準備しつつ営業しておりましたので、行けば入れると思います。
朝のコーヒーをオーダー。
52ペソ(約260円)。これだけで、ここでスノーケルさせてくれるっていうんだから、これはお得だと思います。おひとりさまであっても、荷物の管理に悩まされることはありません。お店の人が見はっててくれます。
さあそれでは着替えを済ませ、海へ入りましょう!! Sky Reefの目の前の海はこんな感じです。
入るとすぐに、フグが出迎えてくれました。
「俺についてこい!!」
「は、はいっ///」
噂通り、ものすごく透明度の高い海!!
このあたりは遠浅になっているので、数メーターというあまり深くないほどよい海がかなり遠くまで続いていますので、スノーケルにぴったり。
今まで潜ってきたアフリカの海とは、魚の種類が違うようで、新しい出会いに感激です。
あ、こいつはアフリカにもいたな。
いやー、透明度の高い海っていうのは気持ちがいいですねえ。
レストランの目の前にある海は、遠くに「ここまでしか行ってはいけません」のブイが浮かんでいますので、そこから出ない範囲で、スノーケリング。お魚がたくさんいて楽しいなあ楽しいなあと思っていると、
砂煙が上がっている場所を発見!!
なんだ? と思って近づいてみると…
うそ!!
スポッツイーグルレイ!! マダラトビエイです。
えーーー!! スノーケルでこんなん発見できちゃうんですか!?
エイはゆっくりと浮かび上がり、ふわりふわりと泳ぎ、うーん、泳ぐというより、飛ぶのほうが正しいかなあ。空をとんでいるようにゆっくりと移動してゆきました。バイバーイ。
動画もあるよ。
それから、もう一匹大物を発見!!
これは、バラクーダ!? たぶん私はじめて見たと思うんですけど、1mくらいの巨大なバラクーダがいました。こんな浜に近いところにまで来るんですねえ。
いやー、コスメルの海のポテンシャルすごいわあ。いきなりこれですよ。
ここで1時間ほどスノーケルを堪能し、終了。もし機材をお持ちでない方はレンタルもできますのでぜひどうぞー。
続いてご紹介するのは、上で紹介したSky Barから少し南下した場所にある、③無料ビーチです。
【スノーケリングスポット2/無料の公共ビーチ】
地図でいうとこのあたりに、
ひっそりと無料のこじんまりとしたビーチがあります。
あまり人気がないのか、誰も泳いでいる人がいません。しかし無料というのはなかなか魅力的ですので、ここでもスノーケルしてみました。海の中はこんな感じ。
水はきれいなんですけどね、お魚はそんなにたくさんいませんでした。ビーチでごろごろして、たまにクールダウンのために水に入る感じの利用方法であればおすすめかなあと思います。
波打ち際は、かなり岩がゴツゴツしています。
さあここからは、逆に、島の西側、かつ最北端を目指します。地図④の「Coral Princess Hotel」です。
原付を走らせていると、コスメル島唯一の町「サン・ミカエル・デ・コスメル」まで戻ってまいりました。徐々に歩行者や車、バイクの数が増え賑やかになってゆきます。より注意深く運転をしなければなりません。
ピンポイントで人口密度の高い場所をすぎると、再び人通りが少なくなります。島の北西部は、高級リゾートホテルが立ち並ぶエリア。高い建物が増え、きれいに植えられた街路樹が目に付くようになり、すっきりとしな町並みに。
そんなお金持ちエリアに突入しつつ、私が目指したのが「Coral Princess Hotel」です。
看板もあります。
【スノーケリングスポット3/Coral Princess Hotel】
地図はこちら。
なんとこちらは泣く子も黙る5つ星ホテル。私のような貧乏バックパッカーが宿泊できるような場所ではないのですが、ここもまた、レストランで食事をすればスノーケリングをしてもいいよ、というシステムだそうで。入口に立っている警備員のようなおじさんに話しかけてみます。
「ここでスノーケルできるって聞いたんですけど…」
「ああ、できるとも! でもここで何か食事をする人だけなんだ」
「ですよねー。ちなみにですけども、軽くランチしたい場合は、だいたいのメニューの相場はどのくらいなんでしょうか」
「20ドル(約2200円)だ」
ひぃぃっ!!!
ランチが20ドル…。え、でも、だって、私が泊まってる宿は、一泊で10ドルですよ。お昼ごはん食べんのと2泊が同じ値段だなんて、そんなの間違ってる!!! とはいえ、ここはお金持ちのリゾートエリア。数秒の逡巡の末、決断。
いいでしょう、20ドルのランチ。どんだけおいしいか食ってやろうじゃねえの。
というわけで、入店ー!! わぁラグジュアリー!!
見せていただいたメニューがこちらです。
飲み物はこちらー。
あ、なんだ、もうちょっと安いのもあるじゃんー!!
ターキーハムバゲットという名のサンドイッチ120ペソ(約600円)と、レモネード40ペソ(約200円)。
あと、チップ20ペソ(約100円)で、合計900円なり。
たまにはいいでしょう。ウェイターのおじさんがしっかり「あなたはここでランチを食べた。だからスノーケルしていいよ!! 」とウィンクしながら言ってくれました。なんか、ありがとうございます。
こうしてオーダーした高級ランチでしたが、ごはんの向こうに見える海!!
こんなんを目の前にチラチラさせられると、ゆっくりランチを食べることなんて不可能です。早く海に入りたくて入りたくて、ものすごく急いで食べました。
ホテルの滞在者さんたちが、ビーチチェアでゆっくりとくつろいでいらっしゃる中、ガチ装備のスノーケラーがひとり海へと飛び込みます。
わぁーーー!! またお魚がたくさん!!
朝潜ったSky Reefと雰囲気がガラッと変わって、ここは岩場。
ホテルの底には、岩のウォールがずーっと続いていて、そこに集まるお魚が群れを成しています。
水に入ったところからすぐ深くって、岩に打ち寄せる波と跳ね返された波とで、けっこう荒れ模様なのですが、そんな中お魚たちはすごく優雅に泳いでおります。
遠浅のビーチで見るコスメル島の海中世界とはまた違った世界がそこにはありました。ここも素敵です。
くっそ高いランチを食べてまで潜ったかいがあるってもんです。こうして、ひととき高級な気持ちを味わいつつ堪能したスノーケリング。大物に遭遇することはありませんでしたが、ここもまたおすすめですねえ。
ちなみに、私は次のスノーケルスポットへと移動しましたが、もしここでのんびりしたい方は、プールやビーチチェアなんかも使ってよいそうですので、長居させていただいてゆっくりしていくのもありかなぁと思います。
さあそれでは、最後のスノーケルスポットへと移動しましょう。
あ、その前に、島のもっと北側、端っこあたりですけどね、Coral Princess Hotelからさらに北に行った、地図の左上の点線になっている部分。
「ここっていったいどうなってるんだろう」みたいなふうに思われる好奇心旺盛な方も中にはいらっしゃるんじゃないでしょうか。
えー、ここはですね、途中から急にダートになり、
ありえないほどでかいトラックと道の譲り合いをし、
最終的にこのようにでっかい水たまりに行く手をはばまれ、
あげく近くにいたおじさんに「この先行ってもビーチはないよ」なんていう親切な助言を受け泣く泣くUターンすることになるかと思います。どうしても行ってみたいという方は、止めませんが、あまりおすすめはいたしません。
こうして意味不明な好奇心を発揮し、1時間ほどタイムロスをしたところで、次なる目的地へと言ってみましょう。次が最後のスノーケルスポットです。最後は夕日を拝めるレストラン。地図⑤「Money Bar」です。
【スノーケルスポット4/Money Bar】
地図はこちら。
こちらが本日私がサンセットスポットに選んだ場所です。バイクの返却が18:20。この日の日の入り時刻が18:05。ぎりぎりです。
こちらのレストラン&バーは、たくさんの人でにぎわっていて人気の高さがうかがえるんですけども、ここもまた、ドリンク1杯オーダーすればスノーケリングをする権利を手にできます。カプチーノ61ペソ(約305円)。
日没が近づくまではしっかりスノーケリングを堪能。Money Barの目の前の海。
言うまでもなく、水の透明度は高く、お魚もたくさん。
水中写真とは思えないほどのクリアな色合い。
あと小さなエイみたいのもいて、とてもおもしろいスポットです。
なんか変な形の石が沈められていました。
「これより先には行ってはいけません」のブイの向こう側。
魅惑の水中世界です。この先にはいったいどんなお魚がいるのか…。それは明日のダイビングのお楽しみ、ということで、行ってみたい気持ちをぐっとこらえます。
ひとしきりスノーケルを満喫したら、ちょっと寒くなってきましたので、あとは日が沈むのを待ちましょう。
18:05、日没。
日の出から日没までたっぷりコスメルの海を満喫させていただきました。
なんだか贅沢な1日でした。
結局ナンバー1スノーケルスポットはどこかっていうと、うーん、悩みますけども、やっぱ最初のSky Reefかなあ。大物見られたし。ただ、もしかして場所もそうですけど、早朝っていう時間帯がよかったんじゃないかなあって思います。
どこの海岸でも、日中はたくさんのスノーケラーさんたちが潜りにくるわけですから、早朝に行ったほうがお魚たちが逃げ出していない可能性が高いかと。
というわけで、私のおすすめは、朝8時くらいにSky Reefでスノーケル! これがイチオシ!
コスメル島に行かれた方はぜひチャレンジしてみてください。では本日の投稿はこれにて終了。明日は念願のダイビングです。本日も最後までお付き合いくださってありがとうございました。
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