パナマ(5)これが集大成だ! コイバ島ダイビングは大物続出で大興奮!!

世界一周をするとか言いながら結局していない私は、現在パナマを旅行中。昨日到着したサンタカタリーナという町。本日は、待ちに待った「コイバ島」ダイビング当日です。パナマきってのダイビングの名所での楽しい楽しい1日をお届けします。
【現在地】サンタカタリーナ(パナマ)
Santa Catarina(Panama)
【気温】33度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1USドル=約115円
コイバ島ダイビングに行ってみよう!!
本日お世話になるダイブショップは「COIBA DIVE CENTER」(コイバダイブセンター)。申し込みの詳細は昨日の投稿をご覧ください。
ダイブショップ集合は朝8:00。
到着すると、たくさんのダイバーさんたちがいらっしゃいます。

このショップの何がいいって、これですよ!

ダイブショップの壁に元気いっぱい描かれているジンベイザメ。このあたりにジンベイザメがやってくるのは、12~2月ごろ。なのですが、ここ2年、1頭も現れていないそう…。残念なことです。
ダイブショップでウェットや機材のサイズを合わせつつ、メンバーが揃うのを待ちます。みんなの準備ができましたら、全体のブリーフィング。

ここからコイバ島を目指し、その手前の島で1ダイブ。コイバ島近くに移動して1ダイブ。そのあとコイバ島に上陸してランチ。最後に1ダイブして戻ってきます。

コイバ島周辺には、こんなにたくさんのダイブポイントがあります。

この日は、コイバ島日帰りの人と、2泊3日の人がいっしょにスタートいたしましたので、全員で12人と、思いのほかたくさんのダイバーさんがいらっしゃいました。
そのあとは、ボート乗り場へと向かいます。

ビーチを歩いてゆきまして、さあ、こちらが本日乗るボートです。

メンバーが乗ったらいざ出発!!

ボートのドライバーさんのTシャツに書いてある文字、分かりますか??

SHAKS guaranteed!
つまり、
サメ、保証します!
ということですね。わぁー強気ー!!
そんなもん保障しちゃていいんですか!? と心配になりますが、まあこれは完全に杞憂でしたね。
ポイントに向かう途中で、イルカが登場!!

幸先のよいスタートです!
10:38 それでは1本目行ってみましょう。ポイント名は「El FALO」。
先日潜ったコスタリカの太平洋側では水の透明度はそれほど高くなかったのですが、本日は、かなりクリア!! ただし、流れが強いのは同じです。
入ってすぐに、発見しました!!
タコー!!

続いて、私の好きなお魚、フグです。

怒ったら、針をシャキーンと立ててきそうなこちらはいわゆる「ハリセンボン」!!
サウザンド・ニードルズー!!!
こちらもフグ。

ダイバーVSフグ。

フグがたくさんいてうれしいなぁーと思って進んでいくと、太平洋名物(勝手に)、お魚の群れ!!

今日のお魚は、白というかシルバーというか、青い海になじむきれいな色。
これの群れがゆっくりと形を変えながら目の前を横切っていきます。

キーレーイー!!!

動画もぜひ。
続いては、ホワイトチップリーフシャーク!!

別名ネムリブカというサメです。夜行性なので、昼間はのんびりと休んでいます。刺激しなければ、穏やかな性格だと言われております。泳ぐ姿がゆったりとしていて大変美しい。
たくさん集まって岩陰でひとやすみ。

続いては、ウツボです!

そしてまたサメ!!

サメのシャープでなめらかなボディは、かっこいいです。


こちらが動画なんですけれども、もう次から次へとサメが出てきてやばーい!! テンション上がるー!!
「サメ、保証します! 」の宣言通り、しっかりサメを見せていただいてます!!

それに、フグもいろんな種類がいますよ。

黒地に白いドットはクロハコブグ。

これは確かサザナミフグー!

こちらはネズミフグ。

動画もぜひ。
なんか、この海、超豪華!!

いろいろ出てきて楽しい!!
1本目が終わると、近くの無人島に上陸して休憩。

ここでしばらく休んだら、2本目のポイントへ移動します。
12:38 続いては「Igresia」というところ
えー、2本目に関してですが、これがかなり視界が悪くって…。

なにこの緑色(涙目)。
一本目の透明度が嘘みたいに、ぜんぜん前が見えません。まあこんなこともありますよね。
それでも、後半は、少しずつ視界がよくなってまいりまして、またまたいろんな海の仲間たちに出会えました。
まずはサメ。

続いてカメ。

ふわーふわーと気持ちよさそうに泳いでいきます。
トランペットフィッシュ。

この細いお魚の泳ぎ方はおもしろいです。
食事中のハリセンボン「何見てんだよ」。

あと超なごむのが、珊瑚の間にはさまって休憩中のお魚。

動画見ていただけるとわかると思うのですが、彼は、自分の意思でこの隙間に入ってますからね。
はさまってるとなんか安心するのかなぁ。これで隠れられたと思ってるのかなぁ。かわいいなぁ。こういうの見つけちゃうとほんともう、ひとりでニヤけてしまいます。
それから大きなウツボも!

写真はしっぽだけっですが、動画には、シャーって音が聴こえそうなほどご立腹な様子が。
最後の浅瀬では、鮮やかな黄色いお魚の群れに会いました。

この後はランチ。コイバ島に上陸します!

この島は、人は住んでいなくって、島の自然を守るレンジャーさんと、ダイビングツアーでやってくるお客さんが滞在するのみ。ですから、自然が豊かで、大変美しいところなのです。

最高のお天気!
ランチは、チキンサンド。

ボリュームたっぷり、野菜もたっぷりで大変おいしかったです。14時から15時まで島で過ごし、お腹がいっぱい、気持ちもリラックスしたら3本目のダイビングポイントにむかいます。
15:20 最後は「Punta Canales」というところ
3本目もサメがたくさん!

ロングテールスティングレイ!

ラウンドスティングレイ!

エイとサメの2ショット!

タコ!

またエイ!

スターミー!

コイバ島、盛りだくさんで、ほんとうにエキサイティングでございましたー。
17:00 サンタカタリーナに帰還
ダイブショップに戻り、みんなでログブックを書いて終了。解散。
本日は、3mmのフルスーツの上に、5mmのシーガルを重ね着。海の中はサーモクラインという、ぬるい水の層と、20度下回る冷水の層があります。冷水の層に入るとすんごい寒かったです。それを見越して、ウェットスーツを2枚貸してくださってありがたかった。それに、自前のフードとグローブを着用し、完全防寒で挑みました。
この旅最後のダイビングを終えて
この日のバディは、フランスからお越しのフィリップさん。奥様といっしょにツアーに参加なさっていたのですが、奥様はダイビングではなくスノーケル派。
おそらく60歳を超えていらっしゃると思うのですが、これまでのダイブ本数500本を超えていらっしゃるベテランです。
彼が超やさしくって…。
入る前のバディチェックもきちっとやるし、水中で何か見つけるすぐ私に教えてくださいました。潜っている最中も、「OK? 」と私を気にしてくださり、私も「OK!! 」と元気に返すんですけれども、
彼が、サメを見つけた時がすんごいうれしそうで、ベテランなのにちょっと慌てちゃってる感じがかわいくって…。

で、ボートに戻ってから、興奮気味に奥様にいろいろ報告なさっているのもまたいい感じで。
本当にダイビングがお好きなんだなぁ、って。
フランスからわざわざ全機材持参で、パナマシティからレンタカー借りてわざわざここまでいらっしゃったんですって。
それから、今日のガイドはシェリーさんという女性でした。
彼女も45歳のベテランで、たくましくて頼れるガイドさん。ベリーズのプラセンシア出身だそう。あっちはあっちで、カリブの穏やかで美しい海があるんですけれども、それよりも、こっち側の太平洋のタフでエキサイティングな海のほうが楽しいからと、わざわざ祖国を離れて働いていらっしゃるのです。
毎日毎日このあたりに潜っているはずなのに「サメがいたねーカメもいたねー!! いろいろ見られて超たのしい!! 」と、はじめてここで潜った私と同じくらいハイテンションでした。
彼女は、1本目が終わった後に、エアー長持ちのフィリップさん&私に「なるべく長く潜ってたいでしょー? 」と聞き、2本目以降はエアーが減った方は先にボートに戻ってもらい、残った我々は60分近く潜らせていただきました。
今日のダイビングはなんだか、ダイビング愛に溢れた方が多くって、それもあって、楽しさが倍増したように思います。
ダイビング歴の浅い私ではありますが、ここ1年いろいろ行ってきて、分かったことがあります。
ダイビングをしていて一番楽しいのは、ガイドさんもダイバーもとにかくガチでダイビングが大好きな人たちといっしょに潜っているときです。
海のきれいさとか、どんな生物がいるかとかももちろん大事なんですけど、いっしょに潜った人によって印象が変わる気がします。
ですから、「リゾートを楽しむためにやってきて、海もきれいだしダイビングでもするかぁ」的なノリの場所よりも、
「ダイビングをするためにやってきたんでしょ? だったらほかに何もいらないよね」的な場所のほうが、私は好きみたいです。
いや“どちらかというと”っていう話ですよ。どこだろうと、ダイビングは全般的に楽しいんですけどね。
これ、うまく伝わってるか分からないですけど、例えば、南アフリカの「ポートセントジョーンズ」とか、
モザンビークの「tofo(トーフ)」とか、
タンザニアの「Mafia(マフィア)島」とか。
「ダイビングをするためだけになぜこんな僻地まで」と思ったこともありました。「部活か! 」と言いたくなるほどに過酷なこともありました。
でも、ダイビングを心から愛している最高な人たちといっしょに潜ることができて、私はすんごい楽しかったです。
最近は、穏やかで文字通りぬるま湯なカリブ海につかっておりましたから、なかなか味わえていなかったこの感じ。
久々に、本日サンタ・カタリーナで味わうことができた気がします。
ダイビング関連の投稿は、いつもだいたい「楽しかった」「すごかった」と書いてしまいますので、その差が分かりづらいとは思いますが、ここパナマのコイバ島周辺は、本当に楽しかったし、すごかったですよ。
今後このあたりに行かれる方は、ぜひ、潜ってみてください。
それでは本日の投稿はこれにて終了。最後までお付き合いくださってありがとうございました。


















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