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2017-04-20

パナマ(10)パナマシティから東京へ。帰国直後の今、ぜひとも言っておきたいこと

日本_飛行機

毎日のようにブログの冒頭に“世界一周してます”的なことを書いてきたくせに結局ぜんっぜん世界一周していない私の旅も、本日が最終日。パナマシティから、ますはコロンビアのボゴタ空港へ。そこからメキシコシティへ向かい、約18時間のストップオーバー。そして成田空港へと帰ります。

【現在地】パナマ・シティ(パナマ)

Panama City(Panama)

【気温】36度(昼)

【天気】晴れ

【通貨】1USドル=約115円

パナマから日本への道のり

冒頭さらっと書きましたが、今回の旅の最終国は、パナマではなくメキシコとなりました。

なんだかんだ言って、メキシコが好きー!!!

というわけで、パナマを出発する際の心境といえば、「メキシコでなに食べようかなーメキシコで何買おうかなー(ドキドキワクワク)」といった状態でございました。

本日の移動経路はこのとおり。

日本_飛行機

“本日”っていっても、時差とかいろいろ含めると実質3日かかります。

パナマシティからコロンビア・ボゴタへのフライトはコパ航空。出発は15:47。

パナマシティにあるホテルからはタクシーを利用。

ばいばーいパナマ・シティの変なビル。

パナマシティ

よく見ると上のところに「BBA」って書いてあって、見るたびになんか心がざわつきました。

パナマシティ

空港までのタクシーは定額料金25USドル(約2,700円)です。50分くらいかかると言われていましたが、この日は日曜日。渋滞などもまったくなく30分で到着いたしました。

飛行機に乗る際の私の預け手荷物は、バックパックと、コロコロがぶっ壊れてもはやコロコロしないコロコロバッグ。

コパ航空は、預け手荷物は2個までOK。ただし合計32kgを超えてはいけないことになっています。

超えました。

えぇえぇ超えましたとも。

ただ、洋服がぎゅうぎゅうに詰まった袋をバックパックから出したら32kg切りました。「これは機内に持ち込みます」と言うとあっさりOK。

第一関門クリアー。

さよならパナマー。

パナマシティ

コロンビアに着いたのは17:30。

お天気は雨。

パナマシティ

コロンビア・ボゴタの空港の出発ロビーはWifiが使えるところがありません。エアーサイドに入ってしまえばフリーWifiが飛んでいるんですけれども…。

ここからは、アエロメヒコに乗り換えてメキシコシティへと向かいます。

アエロメヒコも手荷物は2個までOK。おまけに重さもけっこうゆるゆるで、バックパック25kg、コロコロしないコロコロ10kgではありましたが、何の問題もなく預かってくれました。

第二関門クリアー。

コロンビア・ボゴタ発夜中の01:32、メキシコシティ到着朝5:30。

さあここからは、メキシコ・シティで約18時間のフリータイム!

メキシコシティ

最後のメキシコを満喫いたしました。5か月にわたる中米旅行、その間に、なぜかメキシコに3度も入国しちゃったなぁ。

深夜0:35アエロメヒコの飛行機は、成田空港にむけて出発。時差の関係もあり、飛行機の中で、猛スピードで1日が過ぎ、

メキシコ出発から1日半後の早朝06:20成田空港に到着したのでございます。

日本_飛行機

え、1℃…

日本_飛行機

日本さみぃぃぃぃぃいい!!!!!

そしてただいまぁぁぁぁ!!!!!!

久々の日本。成田空港でいろいろあったよね。

成田空港にて自宅に配送する荷物の手配。その最中なんですけれども、送り状を書く手がプルプルと震えます。

「日本は寒いなあ」

パナマから履いて帰ってきたビーサン。

ビーサン

パナマで買ったHavaianas。日本で買うよりだいぶ安くって、12USドル(約1,300円)だったんですけれども。ビーサンはビーサンでもこれ新品だからさ。日本はいろいろと清潔だから、ビーサンもきれいなやつがいいよね。ボーダーもほらなんかかわいいでしょ。赤い鼻緒がおしゃれでしょ。

と、ビーサン前提で話を進めていましたが、そういうことじゃなかったです。

すぐさま厚手のソックスを履き、スニーカーにチェンジ。そして5か月間一度も出番のなかったウルトラライトダウンを引っ張り出して着用いたしました。

そのあとは、両替所にて、外貨を日本円に両替。どの通貨をいくら分両替します、みたいな書類を書くんですけれども、ここでもまた自分の意思に反してガタガタブルブル。止めようと思っても全然止まらない震え。

手だけではないです。全身が、異常に震えています。

…これおかしくね!?

いくら日本が寒いからって、ここ空港建物内だし、ほかの人たちみんなアウター脱いで手に持ってるじゃん。

これは“寒い”じゃなくて“寒気”。

いやむしろ“旋律悪寒”。

自分の今の状態が普通じゃないことに気づき、あわてて成田空港内の病院へ。

とりあえず検温。

38.5度。

はいアウトォォォ!!!!

終わったぁぁぁぁ

続いて診察室へ。

医者「熱が高いねぇ。関節は? 痛い? 痛くないかぁ。背中は? あ、痛くないの。

インフルエンザなら関節が痛くなるはずだし、急激に熱が出るときって腎臓なんかが炎症を起こしてる場合があるんだけど、それだと背中が痛くなるんだよなぁ。

うーん、なんだろうねぇ」

「なんでしょうねぇ。っていうか私中米から帰ってきたばかりで、何と言いますか、えっとー、虫とか食べ物とかいろいろ思い当たる節が多すぎて…」

医者「あぁそうなのー。中米ねぇ」

「あのーももももしかしてマラリアとかそういうやつの可能性は…。ほかにも伝染性のあれだったらあれかっなって」

医者「マラリアねぇ…」

「ちなみに、つい今帰国したばっかで、出国前に海外転出届け出しちゃってて、まだ保険証ないんですよ。で、診察料どうなります? 10割負担ですよね? それってあとで申請したら返ってきます? (必死)

あれ、その場合って海外旅行保険どうやって申請するんですかね? 」

医者「それは保険会社に確認したほうがいいねぇ」

私「ですよね」

医者「それからね、mayumiさん。あのね、マラリアでこれだけ高熱出てるんだったらね、

もっとこう朦朧としてるはずだから。

意識の混濁とかないでしょう。むしろハッキリしてますよねぇ。ぜんぜん衰弱もしていないみたいだし。

もしもマラリアなんだったら、保険がどうの治療費がどうのとかね、言ってられませんから」

私「あ、そうすか。だったらいいです」

医者「でも熱は高いんだよねぇ。ほかは? ほかになんかおかしいところはないの? 」

あ!!

そういえば…

「実は、虫さされが全然治んなくって…。腫れとむくみが…。都内に着いたら皮膚科行こうと思ってるんですけど、

これ、関係あります? 」

ホンジュラスで刺されたサンドフライの虫刺され跡およびその周辺の閲覧注意な感じの様子を見てもらう。

医者「うんあるね。あるよたぶんこれは。

とりあえず、化膿止め塗っときます。で、熱を下げるお薬と、抗ヒスタミン薬だしますから、このあとそのまま皮膚科に行ってちゃんとみてもらってください」

都内の皮膚科に移動「原因不明」→内科に移動「皮膚科に行ってください」→別の皮膚科に移動(イマココ)

【診断内容】

  • 蜂窩織炎(ほうかしきえん)

高熱の原因はこれ。虫刺されとそれをひっかいたところから細菌が入り、真皮や到達して炎症・化膿を起こしておりました。

検査の結果、原因菌は「黄色ブドウ球菌」。この菌は、人間の皮膚に普段から存在しているそうなのですが、免疫力・抵抗力が低下しているとこいつらの侵入を許してしまうそうです。

→抗生物質の内服薬、抗生物質の点滴、塗り薬

  • 痒疹(ようしん)

虫刺されによって発症した痒疹。期間が長引き慢性化し始めている状態でした。

通常は虫に刺された後の炎症は時間とともに収まっていくのですが、これが赤黒いしこりになり、さらに尋常じゃないかゆみをともない、おまけに、一か月以上も続くという、地味につらい症状。これが痒疹です。

→塗り薬

詳しく知りたい方は、ぜひググってみてください。

世界一周とかそういうことをこれからやろうと思っている方のために、帰国直後の私が言えることといえば、

くれぐれも虫にだけは気を付けてください。

これに尽きます。

いや、本当は、10か月にわたる世界一周旅行の最終日ですから、もっとこうほかにも言いたいことがあったような気がするんですけれども、なにはともあれ

虫対策。

10か月間、大きなけがや病気にかかったことは一度もありません。驚くべきことにお腹だって一回もこわしていません。でも、でも、虫にだけは…

虫にだけは完敗です。

小さいからってなめてると、大変なことになります。

とはいえ10か月かけて虫の戦闘能力高ぇってことを証明したかったわけではありません。さすがにこの投稿で終わりにはしたくないので、最終話は明日に持ち越しとさせていただきます。本日も最後までお付き合いくださってありがとうございました。ではまたあしたー。

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