パナマ(7)ついにパナマ・シティ入り! さっそく向かうはパナマ運河!!
世界一周をするする言いながら結局しない感じになっちゃてる私ですが、昨日ついに最終目的地「パナマ・シティ」にやってまいりました。その前までいたペデシという村からは、ダイビングを通じてお友達になったフィリップさんという方に、車送っていただきました。
【現在地】パナマ・シティ(パナマ)
Panama City(Panama)
【気温】36度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1USドル=約115円
ペデシを朝7:00に出発し、休憩を挟み9時間かけてやってまいりました、パナマの首都「パナマ・シティ」。夕方16:00に宿にチェックインしたのが昨日のこと。
フィリップさんも奥様も本当に優しくって、まさかこの旅最後の長距離移動手段が、「人の車に乗せてもらう」というもっともありがたくもっとも楽ちんな方法になるとは思ってもみませんでした。
「フランスに来たら連絡しなさい! 」と言ってくれるフィリップさんに、「ぜひ日本にダイビングしに来てください!! 南のほうにある島、すんごいきれいですから(まだ行ったことないけど)」とお伝えし、お別れしました。
そうして泊まったのが「Hostal Loco Coco Loco」。庭にキュートな猿が2匹いる、なんとも居心地の良いホテルです。
■パナマ・シティでおすすめの安宿・ゲストハウス
Hostal Loco Coco Loco
(ホスタル ココ ロコ)
パナマの新市街エリアにあり観光にも便利な場所です。
【宿泊日】2017年2月
【部屋の種類】2段ベッド8台のドミトリー(男女混合)
【料金】10USドル(約1,100円)/1泊
【設備】Wifiフリー、さくさく。シャワートイレ共同。数は少なめですがお湯は出る。朝食付き。
広い庭とプールがあり、猿がいます。
朝食は、パンケーキとフルーツが食べ放題。あとコーヒーもあります。
ただ、パンケーキが出てくるペースと、宿泊客がパンケーキを食べるペースが釣り合っていませんので、毎朝、無言のパンケーキ争奪戦が繰り広げられます。
そうだ! パナマ運河へ行ってみよう!!
パナマシティに来たからには、まずはここに行っておきたいですよね!
そう、パナマ運河。
なんでかっていうと、それは、それは、えっとー、昔社会の授業で習ったから。これといって特別な思い入れがあるというわけではありませんが、パナマと言えばパナマ運河とパナマ文書。
というわけで、さっそくパナマ運河に行ってみましょう!
昨日は車でホテルまで来たのでよくわかりませんでしたけど、パナマ・シティって都会!!!!
ビーチサンダル×短パンみたいな人は誰一人いらっしゃいません。
えー!! 昨日まであんなに田舎だったのに!!
停電、断水あたりまえの、愛すべきカントリーサイドから一変!!
なにこの都会!!
変なタワーをはじめ、高層ビルが立ち並び、車もびゅんびゅん走っています。
やばい、ビーサンで来ちゃった///まあいいでしょう。パナマ暑いんで。
滞在している新市街からは、まず、地下鉄に乗ります。そして目指すはパナマ・シティの中心にあるバスターミナル「Albrook(アルブローク)」。路線図こんな感じになってます。
パナマ・シティの地下鉄およびメトロバスと呼ばれるきれいなバスは、このような共通ICカードを使って乗ります。
SuicaとかPasmoみたいなもんです。むしろこのカードがないと乗れません。現金不可。
最初にデポジット2USドル(約220円)+チャージ金額3USドル(約330円)の合計5ドルを払って購入してみました。パスポートの提示を求められました。
パナマの交通料金は、地下鉄が1回0.35USドル(約40円)、メトロバスが1回につき0.25USドル(約30円)。とても安いので、3ドルでもけっこういろいろなところに行くことができるんですよ。
ホテルの最寄り駅「Via Argentina」から、目指す「Albrook」までは約15分。あっという間です。地下鉄車内はこんな感じ。すんごいきれいです。
そうして到着しました地下鉄「Albrook」。
ここからAlbrookバスターミナルは、大きな道路を渡らなければなりません。でもしっかり専用通路がありますので、迷うことはないでしょう。
通路から見たバスターミナル。
わぁーバスたくさん!!! たどりつけるかなぁ…。
で、さっきから「パナマ運河へ行こう」と言っていますけど、パナマ運河っていったら、これのことで、
とんでもなくでっかい運河なんです。全長80km、通過するのに24時間かかるといいます。なんせ太平洋とカリブ海つないでますからね。
で、ここパナマシティで、パナマ運河を見に行くつったら、だいたいはパナマ運河にある「ミラ・フローレス(MIRA FLORES)水門」のことを指します。たぶん。パナマシティから最も近く一番簡単に行けるのがこちらですので。
Albrookからの行き方ですけれども、直通バスが出ております。
出発場所は、バスターミナルの内側の、「Akbrook mall」という大型ショッピングセンター側。地図で言うとこのあたり。
さあバスがやってきましたー!!
フロントに、MIRAFLORES(ミラフローレス)と書いてあります。
バスこんな感じー。きれーい。
ここから約20分。
MIRAFLORESに到着です。
入口で入場券を購入。大人1枚15USドル(約1,700円)。
それではさっそく、パナマ運河をご覧ください!!
なんか、思っていたより、迫力がある!!!
このパナマ運河の「ミラフローレス水門」は、閘門(こうもん)式というスタイルで船を行き来させている水門です。水位差のある水面間で船を就航させるための構造物で、世界中いろいろなところで採用されております。
私はかつて1度、これと同じ仕組みの閘門を通過してみたことがございます。
あれは、確か、そう、エジプト。
ナイル川にある「エスナ・ロック」という水門。ここをクルーズ船に乗りのんびりと通過しました。当時の投稿はこちら。
閘門式水門っつったらこれでしょ?
お土産屋さんがボートに乗ってきて船にタオルやらを投げ込むパフォーマンスが繰り広げられるやつでしょ?
それしか知らない私ですから、このミラフローレス水門のなんとも重厚かつ荘厳な雰囲気に圧倒されてしまいます。
すげーかっこいいしすげーちゃんとしてる。
きわどい位置で働く作業員さんもいらっしゃいますが、
誰もお土産とか投げてない。
2列ある水門の奥のほうに大型船が入ってきます。
続いて小さめの船も入ってきました。
船がスタンバイしたところで門が閉まり、水位が上昇。
船の位置はぐっと高くなり、通過完了。
私がミラフローレス水門に到着したのは11時ごろで、その時間帯は、太平洋側からカリブ海方面へと抜ける大型船が次々と水門に入ってきておりました。
動きはゆっくりではありますが、いろんなサイズの船がやってきては、水門を通過していく様子はずっと見ていても飽きません。
が、私は運河関係の人でも運河マニアでにもありませんので、それほど運河に関する知識があるわけではありません。というわけで、ここに来るにあたり、参考にさせていただいたサイトをご紹介します。はい。説明するのがめんどくさくなったので、知らない人のサイトにぶんなげますけれども、こちらどうぞ。
これさえ読んでおけば、予習・復讐はばっちりですミラフローレスに行かれる方はぜひどうぞー。
水門の光景を心ゆくまで楽しんだら、館内にある博物館に行ってみましょう。
パナマ運河が出来上がるまでの歴史や、
運河で働く人々の様子を、等身大の人形や精巧なレプリカで説明してくださっていて非常に分かりやすかったです。
あと、館内に、自分の体内の水分量を計測できるマシンがありました。
せっかくなので計ってみると…
成人の体内の水分は60%。女性は平均50%。74%というのは一般的な赤ちゃんの数値だそう。むくみかなぁ。おかしいなぁ。それにしては私コレステロール高いんだよなぁ。おかしいなぁ。
なんていう、運河一切関係ない感想を抱きつつ、最後はお土産屋さんに行ってみます。
私のイチオシは、パナマ運河のレゴ!
閘門式水門をブロックで見事に表現した小さなお子様から大人まで楽しめる逸品です。
それからこちらはパナマ運河のゆるキャラ、
パナマン。
嘘。
おでこに書いてあるのが、名前だとすると、COCLEくん。
色違い、マイナーチェンジのお友達、GUIAくんと
HERRERAちゃん。
パナマ運河にお越しの際はぜひー。
帰りは、バスを降りた場所とおなじところから、Albrook行きのバスが出ております。本数はそれほど多くありませんので少し待つことになるかもしれませんが、待っていれば必ず来ます。
それでは本日の投稿はこれにて終了。明日は、パナマビエホ&カスコビエホのビエホ二本立てでお届けします。本日も最後までお付き合いくださってありがとうございました。
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