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2016-11-22

メキシコ(27)セノーテ・カラベラでのダイビングと新たなかわいい布情報

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

世界一周! を掲げて中米を旅しております私は、現在メキシコのトゥルムという町に滞在中。昨日は念願のセノーテダイビング初日をたっぷり堪能し、本日は2日目。「Cenote Calavera」というなんともメキシコっぽいネーミングのセノーテダイビングにチャレンジしてまいりました。

【現在地】トゥルム(メキシコ)

Tulum(Mexico)

【気温】32度(昼)

【天気】晴れ

【通貨】1ペソ=約5円

そこそこの難度、セノーテカラベラ(Cenote Calavera)に挑戦

初日にダイブショップを訪問した際「カラベラ(つまりドクロ)なんて超メキシコっぽいじゃーん、ここにします、ここに潜りたいです」と軽々しくリクエストした私に、

「セノーテ素人がいきなりセノーテカラベラはおすすめしない」というような説明を受け、だったら、とまずはイージーな「Dos Ojos(ドスオ・ホス)」と「The Pit(ザ・ピット)」の2本を潜ってみたのが昨日のこと。

ダイブショップの人から、この2本をいっしょに潜ったインストラクターからOKが出たら、カラベラ行っていいよ、と言われておりました。

昨日私を引率してくれたインストラクターのエンジェルさん。

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

昨日は2本とも50分を超える潜水でしたが、どちらのダイブも150barを切らなかった私。セノーテは、すごく美しく、超絶リラックスできるので、あまり酸素を消費しないんですねえ。

「mayumiは大丈夫。この子、水中で呼吸してない(冗談)」というお墨付きをもらい、カラベラに潜ることを許されました。ちなみに彼の一番のお気に入りセノーテが「セノーテ・カラベラ」だそうです。

セノーテダイブで推奨されているフロッグキックという泳ぎ方(脚の使い方)は全然得意ではなく、ふらふらとあまり安定はしませんがしかし、後ろの人のために砂巻き上げたら悪いと思い必死でがんばった甲斐がありました。

セノーテってなんですか? セノーテダイビングって海ダイビングと何が違うの? という方は、こちらの投稿をどうぞー。

それでは「Cenote Calavera(セノーテ・カラベラ)」の様子をお届けします。

【セノーテダイブ3/Cenote Calavera(セノーテ・カラベラ)】

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

【場所】

このネーミングの由来は、セノーテの造りによるもの。水底から、上を見上げると、カラベラ(どくろ)のように、口となる大きな穴+目となる小さな穴2つが見えるそうです。

ここは、トゥルムの町から車ですぐ。入口のグラフィティもかわいいです。

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

9:00オープンのはずが、セノーテの管理人さんがまだ来ていないようです。というわけで駐車場で着替えと機材セッティングを済ませます。15分遅れくらいで管理人さん到着。中に入れてもらい、セノーテへGO!!

セノーテの穴の中を鳥が飛んでいたので撮影したらスカイフィッシュ(肉眼では見えないほどの高速で飛ぶという謎のUMA)みたいになった。

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

それでは行ってみましょう!

昨日の「The Pit」というセノーテもそうでしたが、「Cenote Calavera(セノーテ・カラベラ)」にも13mあたりに“ハロックライン”と呼ばれる層があります。詳細はぜひ昨日の投稿をご覧いただきたいのですが、簡単に言うと、淡水と海水の境目。そしてその部分にたまった硫化物の層。

ここにつっこむと、急に視界が悪くなり、全体がぶにょぶにょになりとても面白い部分です。この日はほかにダイバーさんがおらず、我々は一番乗り。というわけで、このハロックラインもくっきりと表れておりました。

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

インストラクターさんの黄色いフィンはくっきりなのに、手前はぼんやりしているのが分かりますかね? この層から下は海水。上は淡水です。

この境目を泳いでいると、水の中なのにそこに川があるみたいに見えたり、視界がぼやけたりクリアになったり、いろんな変化を楽しめます。ただそれだけの動画。お暇な方はぜひ。

セノーテカラベラは、昨日潜った2本に比べると、狭い空間を通り抜けたり、ルートがくねくねしていたりととてもエキサイティング。

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おまけにところどころハロックラインで視界がぼやけ、終始ドキドキわくわくです。

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じ、人骨? じゃないよね…。

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たまに地上が見えると、そこから差し込む光がまた幻想的で。

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

こちらは大昔の貝の化石?

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

ハロックラインのせいでぐずぐずですが、これ以上先へ行ってはいけません! の看板。

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

緑色の光がきれーい。

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

あ、これが、セノーテ・カラベラの由来。

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

ドクロです。ええ、ドクロに見えなくもない、3つの穴です。

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

セノーテ・カラベラ、聞きしにたがわぬ素晴らしいダイビングサイトでございました。

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

セノーテカラベラ(Cenote Calavera)

ちなみに、本日のインストラクターは昨日と同じエンジェルさん(男性)で、あと一緒に潜った3人の欧米の方々で、全員ダイビングマスター以上でございました。

よく考えたら、昨日も、ダイビングマスターさん&インストラクターさんご夫婦といっしょに潜ったわけで、確かにセノーテダイビングにはベテランが集まってきているようです。

とはいえ、私のような、Cカード取得してまだ1年ちょっとしかたっていない素人も潜ることができますので、大丈夫です。メキシコ東海岸を訪問なさったら、ぜひセノーテダイビングにチャレンジしてみてください。

さあそれでは話題はがらっと変わって、このあたりでよく見かける“布”について。

新たな布でまた荷物を増やしましたが何か?

今回購入したのはサラペ(Sarape)という布なんですけれど。それがこちら。

サラぺ_メキシコ

メキシコの先住民の方々がマントとかポンチョのように使用していらっしゃった伝統的な布です。そもそもの発祥は、メキシコ北部のコアウイラ州というところだそうですが、今ではメキシコ全土で見ることができます。

とはいえ、オアハカではテオティトランという村の、ウールのタペストリーが有名でそっちばかりに目が行っておりまして、そんなに記憶に残っていないのですが、トゥルムに来て頻繁に目にするこの布!!

レインボーが鮮やかで、すごくかわいくって…。

また布か、とお思いでしょうが、この布はほら、防寒具としても重宝しそうじゃないですかー!! トゥルム、日中は30度超えますけど、夜は20度を下回ることもあってやや肌寒いんですよ。綿素材なので、バスタオル代わりにもなるし。

それから、もう1種類。サラぺよりもっと厚手のラグ。

サラぺ_メキシコ

こちらも町中でよく見るんですが、サラぺとは違うマヤの伝統的な織物だそうです。無造作にたくさん積んであります。

サラぺ_メキシコ

手作業を感じられる若干デコボコした表面の質感はすごく好きです。どれもかわいすぎてすごく悩みました。たくさん買えるといいんですけどね。

サラぺ_メキシコ

少しチクチクするので、身にまとうのは無理かなあ。お店の人に聞いたら、綿50%ウール50%だと言われました。生地の大きさはもちろん、薄い・厚いなどによっても金額に差が出てきます。お値段に関しては、交渉力が必要です。

こうして2枚の布をゲットしました。

サラぺ_メキシコ

左:350ペソ(約1,750円)、右:300ペソ(約1,500円)。トゥルムの町のお土産屋さんで売っています。色使いはとても派手なのに、なんとなく渋く落ち着いた印象を受けるのがいい。絵柄は、アメリカのネイティブアメリカンの方々の伝統的な織物に似ています。

そういえば、ドリームキャッチャーによく似た雑貨もたくさん売っていますので、何かしら関連があるんでしょうかね。

チチェンイツァ_ピラミッド

こういった雑貨たちを見ていると、アメリカ大陸に来たなあーとすごく実感します。アフリカや東南アジアとはまた違ったカッコ良さがある。メキシコに来てからは、ラブリーなお花柄や、ファンシーなドクロなど、女性向けの雑貨が多かったです。しかし、このあたりの雑貨は、男性からも好まれそうなデザイン。

布に関しては、「不必要なお土産」を買うのではなく、「必要不可欠な防寒具もしくはバスタオル」を買うんだと自分に言い聞かせて、ぜひゲットなさるとよいんじゃないですかね。

それでは本日はこれにて終了。最後までお読みいただきありがとうございました。

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コメント4件

  • に。 より:

    行ってくださるのですか!?うれしーーーー!!
    シンガポール編もブログ記事になりますように♡

    シンガポール、どんだけ推しメンなの感出ていますが…ワタクシメ、2回トランジットで行っただけで「通」でも何でもないんでございますのよ!w(←これで信用崩れ落ちる心配w)
    2回共それぞれ24時間近くの滞在で、泊まらずに最大限遊べる乗継時間の航空券を入手したのです。うふふ。

    シンガポールをおすすめした理由に、入手したバティック製品がサーモンピンク+白とか、オリエンタルブルー+白みたいな、不思議キレイな中間色に白を足したような淡さと、でも鮮やかさがあって、その色合いがmayumiさんの雰囲気に合いそうだなーと思ったというのもあります。
    サーモンピンクはピンクよりややオレンジ強めで明るすぎず、大人でも着れるかわいすぎない色なのが惹かれました。
    オリエンタルブルーは元々好きな色なので、ついふらふらそっちに寄ってっちゃうんですよね…
    生地の模様は花。そしてその製品は今はもう手元に無いので思い出として自分に残るのみです。

    そうそう、プラナカン製品はスパンコールとかビーズ敷き詰めて煌びやかです。
    生地自体より装飾するのが特徴なのかな?

    帰国して体調を万全に整えてから行くのは良いかもしれませんね。
    元気な状態でステキ布の発掘に邁進するべし!
    目的によって荷物の作り方も違いますもんねー。

    行きたい場所が増える⇒お楽しみはとっておく方式で、ちょっとずつ味わうのも有りですよね。
    あそこに行くために、今はこれをがんばるぞーとかいう人参ぶらさげ方式ですw

    • mayumi mayumi より:

      に。さん
      コメントありがとうございます。
      に。さんもかなりの雑貨好きですねぇ。
      シンガポールから日本への荷物の送料が安いといいなぁ~。

      そろそろメキシコから荷物送らないと厳しくなってまいりました…。
      またたくましくなってしまう前になんとかします!

  • に。 より:

    ドリームキャッチャーみたいなやつキレイですねぇ。
    風になびいているいる姿が風鈴みたい。
    でも色合いが和風ではないのでエキゾチック。

    今回のレインボーカラーの布を見ていたら、やっぱりシンガポールのバティックをmayumiさんに見てほしいなーと思いました。
    (随分前にバティックについてコメントしたことがあったのですー)

    シンガポールだとアラブ系のものも手に入るし、プラナカン(中華移民の金持ち中華テイストみたいな←語弊あり)の服飾雑貨もあり、たぶんインド系もあるはず!
    マレー系以外も一気に楽しめちゃうというお得な立地でございますのよ。
    世界一周おまけ編として、帰国後、腰が重くならないうちか、帰りに寄るスタイルで行っちゃうのどうですか!?
    いつか「あの店へ行くヨロシ」と助言できる日を夢見て…

    別件ですが、オーストラリアのアボリジニの染め布ってやつをネットで見たのですがすごくキレイでした。
    インディアン(アメリカ)のファブリックも調査しまくってほしいので、南米→北米のインディアン布がある所→オーストラリア→エアアジアとかで安くシンガポールに飛んじゃう→帰国っていかがでしょう。
    さっきよりだいぶ範囲広がってるし、欲張りすぎですね…w

    • mayumi mayumi より:

      に。さん
      コメントありがとうございます。
      シンガポール押しますねー笑
      行きます! 必ずやシンガポール、行きます!!

      で、ルートの件ですが、あのー、途中で1、2回一時帰国はさんでいいですか…
      中米、南米、北米、オーストラリア、シンガポールからの東南アジアの海とかってなっちゃうとちょっとどんだけ日数が必要か想像もつきませんーーー!!
      いやー、行きたいところがたくさんあって、どうしましょうねー!!!
      旅をしていろいろ行くと、どんどん行きたい場所が減るかと思いきや、に。さんのように親切な方に素敵な情報を教えてもらうと、
      行きたい場所が増えちゃって困るー!! 悩むなあー!!
      いい悩みですけどもね。

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