ナミビア(3)【ナミブ砂漠2】世界一セクシーな夕日を堪能@DUNE45
現在アフリカのナミビアという国を旅行中です。ナミビアの最大のハイライトといっても過言ではないナミブ砂漠へのレンタカーの旅に参加している私は、ついに本日砂漠入りを果たしました。2泊3日の真ん中の日の模様をお伝えします。
【現在地】セスリム(ナミビア)
Sesriem(Namibia)
【天候】晴れ
【気温・湿度】32度・29%(昼)
【為替】1ナミビアドル=約7円
ウォルビスベイで目にするフラミンゴに絶句
初日の宿は、スワコップムンドという町の「Skeleton Beach Backpackers(スケルトンビーチバックパッカーズ)」。7時から朝食をたっぷり食べて、7:30ごろ出発します。
まず向かったのは、たくさんのフラミンゴに出会えるワルヴィス・ベイ(ウォルビス・ベイ)。昨日、ケープクロスにて大量すぎるオットセイを目の当たりにし、その数とにほいに圧倒されまくったまかりですが(投稿はこちら)、本日はそのフラミンゴバージョン。
若干お天気はよろしくないのですが、気持ちの良いビーチサイドを走り、
たどり着いたそこには…
!?
わああああ!! フラミンゴがたくさん!!
さすがアフリカ。スケールが違います。海岸を埋め尽くす大量のフラミンゴ。
海岸に人が近付くと、一斉に逃げる。
そしてしばらくするとまた砂浜に餌を食べに戻ってきます。
さらにびっくりするといっせいに飛び立ちます。その光景がまた圧巻。
みなさんで右へ左へ、手前へ奥へ移動される姿は、キレイな色のマスゲームを見ているようでとても面白かったです。こちらはとくに臭いを感じませんでした。
そこからしばらく車を走らせると、車窓の景色は、黒っぽい岩目立つ荒々しい雰囲気に変化していきます。
途中で立ち寄った、不思議な崖を見下ろせる場所。
岩が地面に突き刺さっているようですね。どこまでも続く岩山の力強さに圧倒されました。
それではいよいよナミブ砂漠へGO
景色は徐々に砂漠っぽくなり、だんだんと目指す目的地に近づいてきた予感。
道幅もぐんぐん広くなり、シンプルな道路以外もう何もない状態です。
と、ここでちょっと休憩。なんだかおされな廃車を利用したオブジェが飾ってありましたので、記念撮影。
なかなかに男前な写真を撮っていただき、とても満足。
ここまでくれば、砂漠の奥にある「Sossusvlei」まであとわずか。
荒野の中をひた走るフォルクスワーゲンの普通乗用車。すれ違う車も少なく、景色も単調になってきて、眠気と戦いながらのドライブです。運転してくださっているニコラスさんに申し訳ないので、絶対に寝てはいけないと思いつつ、気を抜くとついうとうとしてしまいます。
理性と本能との戦いに必死になっていると、突然車窓から動く影を捉えます。動物がいる。
もしかして、
ヤックル!?
大きくて長い角は、けっこういい線いってると思うのですが、ヤックルにしてはシュッとしすぎている気がします。
こちらはオリックスという動物で、どうやらヤックルではない模様。木陰でしばらく休んだ後、ゆうゆうとどこかに去って行きました。
遠目に見ても美しいこんな野生動物がちらほら出現するのもナミビアのすごいところ。ほかにも、野生の猿やホロホロ鳥などを見かけました。
そしてついに、到着したのは「Sesriem Camp Site(セスリムキャンプサイト)」。
砂漠観光の起点となるキャンプサイトで、本日はここにテントを張ってお泊り。暗くなる前にテントの準備をし、サンセットを堪能するために砂漠エリアへと向かいます。
極上のサンセットを拝むためいざ砂漠へ
我々がサンセットを拝む場所に選んだのは「DUNE45」。
「デューン」は砂漠を意味していて、45は公園の入り口からの距離。この場所は、公園の入り口から45kmに位置する砂漠ということです。
沈みゆく夕日の光を受けて、あたりの砂漠一面が、言葉では表現し尽くせないほど素晴らしい色合いに染まってゆきます。ナミブ砂漠らしい、視界いっぱいに広がる深みのある赤とオレンジ…これは間違いなく、
セ、セクシーだ。
私がではありません。念のため。
砂漠を染めるアプリコット色は確かにセクシーと言っても過言ではないのです。燃えるような力強さを感じ、ただ美しいだけでもない、なんとも言えない魅力的な砂漠。なんかこう、確かに色っぽいんですよ!!
私が、ではなく!!!
写真ではもちろん伝わらないと思うのですが、私の体力の問題で、ここまで砂山を登るのにけっこう疲れ切っていたのですが、そんなのもあっという間に忘れてしまうくらい、それはそれは素晴らしい景色でした。
ついに夕日が沈んでしまいます。
現在季節は冬なので、サンセットは17:00~17:30ととても早い。おまけに、この砂漠エリアへのゲートは18:15分に閉まってしまいます。なんとかそこまでに戻らなければなりませんので、夕日を堪能した我々はそそくさと帰路につきます。
テントに戻るともう周囲は完全に真っ暗。レセプションのある建物では、電源を借りられるので充電などもできます。夜はWifi使えなかったそうです。
私はひとりテントに残り、これまたきれいすぎる星空を撮影。本日の私たちのおうちと、ここまで運んでくれた車。そして満点の星空を収めた記念すべき1枚。
このあと皆さんも戻られて、星空撮影大会を開催。
ナミビアは、コンデジではなく、断然一眼のほうがいいなあと思いました。
いいカメラで撮る写真はやっぱりすごくきれいで、うらやましかったです。あと、夜空の撮影していると、カメラの充電がびっくりするくらい激減しますので、みなさまご注意ください。
こうして夜も更けまして(実はそんなに更けてないけどやることがない)、そろそろ就寝いたします。明日は砂漠からのサンセットを見るために早起きをしなければなりません。そういえば、この旅初のテント泊。なんだか冒険気分でわくわくしながら眠りにつきます。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。それではまた明日。
■ナミブ砂漠(セスリム)おすすめのテントサイト
Sesriem Camp Site(セスリムキャンプサイト)
宿泊日:2016年6月8日~9日
部屋の種類:キャンプサイト
金額:900ナミビアドル(約6,300円)
【設備】
- Wifi:使えない
- シャワー・トイレ:しっかりとした建物内に共用シャワーとトイレあり。お湯もしっかりでる。
- 電源:レセプションのある建物で使用可能(テントの隣に電源を取れるところがありましたが機能せず)
【個人的な感想】
砂漠にいくのに最も近いキャンプサイト。早朝サンセットを見たい方は、ここに泊まって、ゲートオープンの5:30にそっこー入れるよう待機するのがよいのではないでしょうか。テントサイト料金が少し高いのですが、そこは我慢。
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