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2016-06-17

ナミビア(12)美しい“赤”に心奪われた! 旅の記録をまとめます

ナミブ砂漠_デッドフレイ

本日はナミビア・スワコップムントからボツワナ・カサネまで移動。約2週間にわたるナミビア滞在も終わりを告げ新たな国へと歩みを進めます。最後のナミビア投稿は、恒例のお土産自慢をさせていただきます。

【現在地】スワコップムント(ナミビア)

Swakopmund(Namibia)

【天候】晴れ

【気温・湿度】29度・40%(昼)

【為替】1ナミビアドル=約7円

スワコップムントでおすすめのお土産

国土の大半が枯れた大地なナミビアの特産品がなんなのかよく分かりませんが、スワコップムンドの周辺では、乾燥地でもよく育つオリーブが栽培されておりました。また海沿いということもあり塩の生産も盛んです。お土産やさんでは、ワインの香りとか、ちょっと個性的な様々なフレーバーの塩が売られておりました。

あとは、先日訪れた「クリスタル・ギャラリー」(こちらの投稿)に代表されるように、天然石を使ったアクセサリーなんかもちらほら見かけます。

しかし、オリーブも塩も天然石もさほど興味のない私は、世界中どこに行ってもつい手に取ってしまう、ハンドメイドの脱力アイテムが好き。マダガスカルでも、南アフリカでも、私好みの超絶かわいいアイテムたちを購入してまいりましたが、

ここスワコップムンドにも、目にした瞬間即決、即買いのアイテムがありました

ゆるい手作りのポーチ。

ナミビア_スワコップムント_おみやげ

こちらは、ナミビアに暮らす貧しい女性の生活支援活動の一環で作られたポーチ。とはいえ、私は支援とかそういうのとは無関係に、ナミビアの女性のセンスあふれるデザインと配色がすばらしいと思ってこちらを購入いたしました。各165ナミビアドル(1,155円)。結果支援になるならそれはよかった。

刺繍、パッチワーク、ガタガタな形、色使い、すべてが絶妙なバランスで成り立っている奇跡のポーチと言っても過言ではありません。

裏面もちゃんとパッチワークです。

ナミビア_スワコップムント_おみやげ

裏地に使用した生地もこれまたおしゃれなんですね。

ナミビア_スワコップムント_おみやげ

このポーチを見つけたお店は『MAKE WAVE』というお店で、場所はこのあたり。

私が日本人だと知ると、お店のおばさまは日本語で挨拶をしてくれました。「すごいね、日本語しゃべれるんだ!! 」と聞くと見せてくれたのがこちら。

ナミビア_スワコップムント_おみやげ

礼儀正しい日本からのお客さんが大好きで、ちゃんともてなせるよう、日本語の挨拶のあんちょこをこっそり隠し持っていらっしゃいました。

か、かわいい///

店内には、私が好きな感じの、パーフェクトじゃないところがいいよねみたいなゆるっとした雑貨が所狭しと並んでいます。

ナミビア_スワコップムント_おみやげ

ナミビア_スワコップムント_おみやげ

ナミビア_スワコップムント_おみやげ

お金バックパックのスペースに余裕があればもっとたくさん買い物をしたいなあと思いました。

続いてご紹介するのはこちらの巾着

ナミビア_スワコップムント_おみやげ

上のポーチと同じ香りがするゆるゆるの鳥とリス。同じく、ナミビアに暮らす女性の生活を支援するプロジェクトの一環だそう。各75ナミビアドル(525円)。

このポーチを購入したのは、昨日のウェルウィッチアツアーに参加する手助けをしてくれた旅行代理店「Namib I 」。(詳細はこちら)

Namib i

店内のショーケースに飾ってあったのを目ざとく見つけ、1枚1枚すごい時間をかけて吟味した結果の、選りすぐりの2枚です。ほかにも、ブックマーカーや鍋敷き、大物のぬいぐるみやタペストリーなど様々な脱力アイテムが揃っています。

ナミビア_スワコップムント_おみやげ

最後は偶然発見したこちらのライター

ナミビア_スワコップムント_おみやげ

BiCライターのナミビアデザインです。フランスが誇るライター界のトップブランド。高品質でしっかりと安全基準を満たした、多くの喫煙者から愛されるライターのご当地版

いつもはシンプルなBiCのライターですが、たぶんここでしか買えない「ナミビアver.」を見つけてしまうとこれはもうつい買ってしまった。各20ナミビアドル(約140円)。

だってー、表面にナミブ砂漠の「デッドフレイ」の写真が載ってるやつ(左)と、「ソッサスフレイ」が載ってるるやつ(右)ですよ。なんかレアっぽい感じするじゃないですかー。さらに背面にはナミビアの国旗

ナミビア_スワコップムント_おみやげ

おみやげにぴったりです。

日本に帰るまでに利用する空港のどこかで取り上げられないことを祈ります。

もし世界を旅していらっしゃる方で、BiCライターのご当地を見つけた方はぜひ買ってみるといいんじゃないですかね。その際、あくまでも、BiCの公式商品ということにこだわってください。ちゃんと外側にもロゴが入っていること。BiCのライターに、印刷されたフィルムを巻いたやつじゃなくって。

これを買ったのは「Namib i」の隣にあるお土産屋さんです。このライターはすみっこのほうにひっそり置いてあったので、売り切れたとき再入荷されるのか疑問です。

デッドフレイのほうは私がラス1を買ってしまいましたので、残るはソッサスフレイ3つのみ。欲しい方はお早めにー。

クラフトマーケットでの出来事

もうひとつ、お土産を変えそうな場所が「クラフトマーケット」というところ。地図でいうとこのへんです。

ここも何かしらいい感じのものがあるかなーと思って視察に行ってみることにしました。

マーケットに向かって歩いていると、一人の男の人が話しかけてきます。やけにフレンドリーで、なれなれしく、めんどくさい感じの人。

どこから来たんだ? 名前はなんていうんだ? 」としつこいので、「日本だよ、mayumiだよ」なんて適当にあしらいながらクラフトマーケットへ到着。木彫りの置物や、針金細工など、どこのお店も似たような品揃えで、私の物欲センサーにはまったく反応がありません

ここで男性が見せてきたお土産。

ナミビア_スワコップムント_おみやげ

何かの木の実を彫って絵柄を表現する、このあたりでわりとよく見かけるお土産です。小さくてかわいいオーナメント。たしかに繊細で緻密な作品は、器用だなあ、すごいなあとは思ってはおりました。

私をここまで連れてきた男の人は、

「見るだけ、ホント見るだけだから。ほら、こんなふうにして彫ってるんだ」

そう言って、手に持っていたかわいい石のオーナメントの一つに何かを追加で彫り始めます

どうやって作るのかは興味があったのでそれを眺めていると、

彫っている文字は「M」

!?

あー知ってるー!! 私これ知ってるんですよ。

これはあれでしょ。Mayumiとか勝手に名前彫って、お前のために彫ってやったんだから買え、と。むしろ買う義務があるんだぞ、と。

押売られるパターンのやつじゃないですかー。

あっぶねえぇぇ。

危うく欲しくもない木の実に名前を彫られてそのまま強制的に買わされるところでした。

私それ欲しくないんで、買いませんよ」と言ってその場をあとにします。

「見るだけ、見るだけ」とさんざん言ったくせに見るだけではなかったことにイラッとします。嘘はよくない。普通に、「名前入れてオリジナルのオーナメントが作れるよ」って言ってくれれば買っていたかもしれません。

“クラフト”なんていう名前に惹かれて、手作りのかわいい雑貨なんかがたくさん売ってあるのかな、なんて思って近づくとめんどくさいことになります。

今まで町中で好き勝手に雑貨やらなんやらを売ってた人たちを持て余し、どうしたもんかと考えた結果、とりあえず一か所に集めてみました的な成り立ちだろ絶対、と思わせる雰囲気の悪さ。

もし自分の名前を彫った木の実のオーナメントが欲しい場合はぜひクラフトマーケットに行ってみるといいんじゃないですかね。

ナミビアを旅して思ったこと

ナミビアと言えば“赤”です。

セクシーな赤い砂漠に、体を赤く塗った美しい女性たち。それらの赤い色が私の脳裏に焼き付いています。

赤い砂漠は、悲鳴を上げたくなる暑さとじゃりじゃりする砂交じりの風とともに。そして、赤い女性はほんのり香るバターと赤土のにおいとともに。写真を見るだけでは味わえないものを五感で感じることができたことをうれしく思います。

ナミビアという国が正式にできたのは1990年。国としてはまだまだ若いのですが、人間の歴史とは関係なく、太古から存在する砂漠や植物自然が作り出す私の想像をはるかに超えた場所や生物に驚かされ、そのスケールのでかさに鳥肌がたちました

観光地としても発展途上ですし、かなりの車社会。一人で旅をするにはなかなか難しい部分もありましたが、それでもまあなんとかなりました。だいぶお金は使いましたけども。それでも、ここへ来てよかったなあと心から思います。

短期の旅行でも、一人旅でも、どうにかならないことはないと思いますので、ぜひ訪れてみてください。私にわかることであれば、全力でお答えいたしますので、ぜひコメント欄やコンタクトフォームから連絡をください。

どっちがいいか問題

それでは最後に、出発前にみなさん悩まれるかもしれない「どっちがいいかな」というアイテムについて。ナミビアだけでいうなら、私の見解はこちらです。(6月限定かもしれません)

・メインバッグ(バックパックかコロコロか)

バックパックの方がラク。

全行程をレンタカーで旅する、なんていう場合は、どっちでもよいと思います。しかし、バスだったり、乗り合いバンだったりを使って移動する場合は必然的に歩くことが増えますので、バックパックの方が断然ラク。地面は石ころだらけだったり、半砂漠だったりしますので…。

・カメラ(コンデジか一眼か)

一眼がうらやましかった。

砂漠の美しい景色や、ヒンバ族のみなさんとの撮影など、素敵な写真を撮りたい場面がたくさんありましたから、ぜひいいカメラ(漠然)でそうぞ。ナミビアでカメラを使うシーンは、あわてて撮らなきゃいけない、みたいなことが少なかったです。

じっくりと撮影できる観光ポイントが多いので、一眼をお持ちの方はぜひ。ただし、砂漠に行ったり、街中でも砂埃がすごかったりしますので、お手入れはしっかりしたほうがよいかと。

・靴(普通のスニーカーかトレッキングシューズか)

ふつうのスニーカーで問題なかった。

砂漠も普通のスニーカーで行きました。でも途中で裸足になりましたから、結局靴はなんだっていいと思います。普通のスニーカーで困ったことは一度もありません。

ということで、ナミビア編終了!! 以上で本日の投稿を終わります。最後までお付き合いくださってありがとうございました。

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コメント2件

  • たいやき より:

    mayumiさん、こんにちは。
    たいやき被ってる者です。お久しぶりです!
    私もナミビアルートにあるのですが、コロコロなんですよー。
    しかも88L。
    完全にやらかしました…。

    毎回参考にさせてもらってます!
    気をつけて旅を楽しんでくださいね。
    どこかでお会いできたらうれしいです♡

    • mayumi mayumi より:

      たいやきさん
      お久しぶりですo(^▽^)o
      コロコロで行けないことはないです!大丈夫と思いますが、砂とか砂埃とかがすごいので、カバーしっかりしたやつあったほうがよいです!!
      ぜひぜひ楽しんでください!

      どこかでお会いできるのを楽しみにしています!

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