メキシコ(16)オアハカ宿&食まとめと荷物が増えても困らない画期的な方法
現在世界一周の途にある私は、中米を旅しております。滞在場所はメキシコのオアハカという町。留学もかねて約3週間という長い期間居座っていたんですけれども、本日ついに次の町に移動します。というわけで、オアハカの宿、食事事情をまとめます。
【現在地】オアハカ(メキシコ)
Oaxaca(Mexico)
【気温】22度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1ペソ=約5円
オアハカでの滞在先
オアハカでは学校に通いスペイン語留学をしておりまして、留学期間中は、一般家庭にホームステイさせていただいておりました。たいへんきれいなツインルームをひとりで広々と使わせていただいて。
喫煙は日当たりのよいベランダ。
約2週間という短い間でしたが、お世話になったのはアデーラさんという元気で優しいホストマザーのおうち。息子さん、娘さん、そしてたぶんお孫さんもいらっしゃいました。それから3匹の犬もいて。
世界一周を始めてから今まで、動物とはそれなりにいい関係を築いてきたつもりですが、残念なことに今回は2週間ずっと吠えられ続け、最後までなついてくれることはありませんでした。
しかし、アデーラさんはすごくフレンドリーで、毎日毎日おいしい朝ごはんを作ってくれ、朝の30分は、私の幼稚園児レベルのスペイン語会話につきあってくださいました。
朝ごはん、いつもおいしかったなあ。
私は家の中で、いつも小さなメモ帳とペンを持ち歩いていて、アデーラさんが発する聞きなれない言葉や、「こんな時なんて言うんですか」と質問して教わった言葉を必死でメモしておりました。ホームステイをすると、日常生活でよく使う単語や言い回しを学べるのがいいですねぇ。
それから、一般家庭の暮らしぶりを見せていただけるのも素敵なところ。
「死者の日」の飾りつけにも参加させてくださって、おうちがこんなにかわいくなりました。
だいぶハロウィン寄りなんですけれどもww。
「死者の日」のイベントに参加した際に、着物を自慢しに行くとものすごく喜んでくれ、おうちでたくさん記念写真を撮り、そのあと町中で偶然会い、またたくさん記念写真を撮りました。
最後の日は、「ムイムイムイ、ラピド~!!! (とてもとてもとてもあっという間だったわね~)」と何度も言ってくれて、ぎゅーっと抱きしめてくれました。ほんとに素晴らしい経験をさせていただいて。アデーラさん、いい人だったなあ。
ホームステイをしていない期間はホテルに泊まっておりましたので、その情報を掲載します。
■オアハカでおすすめの安宿、ゲストハウス①
Azul Cielo(アズール シエロ)
大変きれいなゲストハウス。町の中心にあるサントドミンゴ教会よりはすこーし離れますが、マーケットや民芸品市場には近いです。中庭が憩いの場、喫煙の場です。
スタッフさんも親切で、いつも感じがよかったです。部屋の様子はこちら。
キッチン。
旅行中大変お世話になっている「maps.me」という地図アプリがあるんですけれども、珍しくこの「Azul Cielo」の場所が違っておりました。もし泊まられる方はお間違いのないように。
【宿泊日】2016年10月
【部屋のタイプ】2段ベッドが4つある女性専用ドミトリールーム
【料金】12USD/1泊
【設備】シャワー、トイレ共同。お湯はしっかり出る。フリーWifiありで、サクサクです。週末のみ、ホテル内にあるバーがオープンしお酒が飲めます。キッチン、冷蔵庫あり。朝食付きです。
■オアハカでおすすめの安宿、ゲストハウス②
Hostal Pochon(ホスタル ポチョン)
ホテルのスタッフさんも感じがよく(英語OK)、キッチンも使い放題で洗濯機まであって、おまけにこの値段で朝食付き! すごくよいんですけれども、ひとつ残念なことがあり、む、虫に刺されました。お布団か枕に潜んでいたらしき何かの虫。長袖長ズボンで寝たのになあ~。首の後ろを数か所チクリとやられました。女性用ドミトリーの向かって左の下の段、ご注意ください。
中庭は喫煙OKです。
くつろぎのソファー。
オアハカの町中を循環する多くのバスが、ホステルの近くを通りますので、立地もとてもよいです。虫さえ出なけりゃなー。安いしまた泊まりたいんだけどなー。
【宿泊日】2016年10月
【部屋のタイプ】2段ベッドが2つある女性専用ドミトリールーム
【料金】8USD/1泊
【設備】シャワー、トイレ共同。お湯はしっかり出る。フリーWifiありで、サクサクです。キッチン、冷蔵庫あり。朝食付きです。
■オアハカの食事事情
オアハカは、ごはんが安くてうまい!! 本当に食には困らない町です。なかでももっとも安いエリアは、おそらくアバストス市場周辺。
屋台のタコスが1個2~3ペソ(10~15円)。
わぁ安い!! ただ、この市場、たくさんの買い物客でごった返していますから、周辺はあまり治安が良くないことで有名です。スリが多いそうなので、大金や貴重品を持っていかないほうがよいかと。
あとは、学校近くの公園に出店しているハンバーガー屋さんのハンバーガーが激うまでした。
具材もパンも鉄板で焼くタイプ。お昼時には、たくさんの人で混みあっています。
すごく大きいのに、1個100円~150円程度というお値段もうれしい。
場所はこちら。
オアハカでは屋台で何度かハンバーガーを食べたのですが、全部おいしい。屋台のハンバーガーも全くはずれがありません。ぜひお試しください。
それから、オアハカ名物の大きなタコス「トラジューダ(Tlayuda)」もおすすめ。
35ペソ(175円)。中に、チキンとケスィージョ(チーズ)が入っておりまして、これ1つで相当おなかいっぱいになります。ケスィージョはオアハカ周辺特産のチーズで、日本にある「さけるチーズ」のような食感。
かなり歯ごたえがあり、さっぱりしたお味で、私はとてもお気に入りです。このように屋台で売っていて、
白いジュースはhorchata(オルチャタ)と呼ばれる、ライスミルク+水+砂糖をミックスした飲み物。
なんか体によさそうでほとんど毎日飲んでいました。町のいたるところで、トラジューダの屋台を見かけますので、ぜひお試しください。
以上がオアハカの宿泊&食のまとめです。
■次なる目的地へむけて
次に向かうのは、「サンクリストバル・デ・ラス・カサス(San Cristóbal de las Casas)」というながーい名前の町。メキシコ国内を移動する際の要所となっており、多くの旅行者が訪れます。この町からグァテマラに入る方もいらっしゃいます。さらに、たいそう居心地がよいそうで、長期滞在者さんもまた多いのだとか。
そして、ここもまた、私の大好きな先住民族の方々の作る民芸品がかわいいことでも有名です。
オアハカでは、今のところ、そんなに買い物をせずにちゃんと我慢しております。なぜなら、荷物を増やしても持ち歩けないから。バックパックにもサブバッグにも、隙間なんてありません。それに、いきなり旅に不必要なお土産なんかをいっぱい買うのもねぇ。中米周遊、まだ一か国目ですから。私もバカじゃありません。
とはいえ、毎日毎日オアハカのかわいすぎる民芸品を眺めているとどうしてもいろいろ欲しくなる。「こんなにかわいいのに私は買えない」と悶々としておりましたが、
すごく画期的な方法を思いついたので、ご紹介します。その方法とは、
新しいバッグを追加購入。
バックパック23kg、サブバッグ10kg、大きなショルダーバッグ12kg。合計45kg前後の荷物を持って移動したアフリカ旅で学びました。
荷物が多いのを我慢して持ち続けるのは、過度な筋トレと同じ。
全然望んでいないのに、肩・腕あたりがだいぶたくましくなってしまい、ひどく後悔しました。
ショルダーバッグはダンベルと同じ。
その反省を踏まえ、新しいバッグはコロコロ付き。
370ペソ(約1,850円)。や、安い。この安さに若干の不安を覚えます。というわけで、万が一壊れたとき困らないよう、ショルダーバッグとしても使えるタイプをチョイス。
タイヤが壊れたら、結局アフリカの時と同様、ダンベルと同等の効果があるバッグを肩に担ぐことにします。
バッグを買い足すという大変画期的な方法により、荷物が増えることに対する恐怖心を克服した私にはもはや怖いものはありません。明日からは、どんどんいろんなものを購入していこうと思います。
【バッグを売っていた場所】
Chedraui Reforma(大きなショッピングセンター)
スーツケースなども5,000円前後~で売っておりましたので、荷物が増えたらどうしようとお悩みの方、ぜひどうぞー。それでは本日はこれにて終了。わたくしはこれより、夜行バスにて「サン・クリストバル・デ・ラス・カサス(San Cristóbal de las Casas)」にむけて10時間の移動です。本日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
メキシコのブログを探していたらこちらの
ブログを見つけました。
家の写真が見たことあるなーと思ったら
私も同じ家にホームステイしていました。
懐かしくてコメントしてしまいました。