ホンジュラス(4)さよならウティラ。新しい靴とラ・セイバの町歩き
世界一周のようなことをしておりまし私は、現在ホンジュラスのウティラ島にいます。昨日は、島を嵐が襲い、ボートが欠航。諸事情あって、可能な限り早くこの島を出たかった私ですが、延泊を余儀なくされてしまいました。本日こそは、と不安に駆られながら向かったフェリー会社のオフィス。さあ、船は出るのでしょうか。
【現在地】ラ・セイバ(ホンジュラス)
La Ceiba(Honduras)
【気温】31度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1レンピラ=約5円
ウティラ島からラ・セイバへの行き方
ボート出るってよ。
よかったぁぁぁぁあああ!!!!!!
詳細は、昨日の投稿で書きましたが、ウティラ島にはとんでもなく凶悪な虫がいます。1㎜に満たない体で、私の睡眠を阻害し、両足の膝から下に一生消えることのない傷跡を残した恐ろしい害虫、サンドフライ。
精神的に追い詰められた私は、「これ以上ここにはいられない」と、早々に脱出を決意したわけですがしかし、ボート出ないって言うからさー、ほんともうきつかったー、つらかったー。この旅で一番ハートが折れそうになりました。
ウティラ島ね、海んなかはほんと天国みたいでしたけど、もう二度と行きません。
ウティラ島からラセイバへの行き方
ウティラ島からラ・セイバまでは、来た時と同じ「UTILA DREAM」という会社のボートに乗ります。
575レンピラ(約2,900円)。
時刻表はこちら。
【ウティラ島からラ・セイバ】
6:20出発→7:20到着
14:00出発→15:00到着
※1日2本です。
昨日から引き続き、お天気があまりすぐれませんで、出航はだいぶ遅れてしまいました。
7:15ウティラ島出発、8:20ラ・セイバ到着。
メキシコユカタン半島からはじまり、キューバ、ベリーズ、ホンジュラスと、長きにわたり、いつも私のそばにあったカリブ海。そんな海とも本日でお別れ。素敵な体験をいろいろありがとうございましたー。
あんなに美しかったカリブですが、最後はこんな状態に。
カリブ海があまりにきれいすぎるて私がなかなかカリブから離れないから、最後はこんな泥水をおみまいするという神様のはからいでしょうかね。
【カリブの泥水】(かりぶのどろみず)
あんなにきれいだったカリブ海でも、たまに茶色く濁った泥水になるということから、どんなに美しいものにも必ずちょっと残念な面があり、そんなところも含め「それでも好きだなあ」と思えるのであれば、そこれそが真の愛なんじゃないだろうか、という日本のことわざ。
うん、こんなんも含め、私は最後までカリブ海が大好きでした。
ウティラ島かロアタン島か。おすすめは?
ウティラ島の近くには「ロアタン島」という島もあります。地図でいうとこんな感じ。
ロアタン島のほうがウティラより大きく、バックパッカー向けのウティラに比べると、もっとリゾート感があるそうです。
ロアタン島も、もラ・セイバから毎日フェリーが出ております。そして、ウティラ島とロアタン島を結ぶフェリーもありまして、そのスケジュールがこちら。
10:45ウティラ島発→13:00ロアタン島着
※金、土、日のみ運行
週末しか便がないので、旅の日程にもよるとは思いますが、もし、ウティラ島が合わないなって思ったら、ロアタン島に移るのもアリだと思います。行ってないんですけど、ウティラ島のほうがのんびり長期滞在するのに向いているんじゃないかなぁ。
ダイビングは、ロアタン島でもウティラ島でもできます。ダイブショップの人にリサーチした結果、ウティラ島はサンゴがたっぷり。ロアタン島はお魚がたっぷりなんだそうです。
私はウティラ島でジンベイやイルカと泳ぐことができましたが、ロアタン島もそう遠くはないので、チャンスがあればいっしょに泳ぐことができると思います。
真偽不明ですが、ロアタン島のほうがサンドフライが少ないと聞きました。でも本当かどうかはよくわかりません。隣の芝生は青く見えるっていうか、隣の離島が快適に見えるだけなのかもしれません。
ラ・セイバでの食事とショッピング
ラ・セイバでは、先日滞在したHostal Guacamayos La Ceibaというホテルに泊まりました。詳細はこちら。
宿に荷物を置いたら、とくにすることもないので、町を散策してみることにします。それからショッピングも。
中米旅を開始して4か月。ついに、スニーカーに穴が開きました。コンバースはソールが薄いですね。今さらですが。というわけで、新しいスニーカーを買い行ってみましょう。
ラ・セイバのメインストリート。
お天気が悪いので、なんだか治安が悪そうな印象をうけますが、そんなことはなく、お買い物を楽しむ地元の人々でにぎわっておりました。あ、そんなににぎわってはないですね。
大きなスーパーマーケットもありますが、道端の屋台でも野菜を売っています。
玉ねぎも確認できました。
サッカーのユニホーム屋さん。
屋台。
全体的にのんびりしていた隣国ベリーズと比べると、かなり雑多でごちゃごちゃしていて、活気があるなぁ。
そして、先日の投稿でも書きましたが、お店をガードする警備員さんは、ほぼ全員ショットガンを携帯していらっしゃっいます。とてもものものしいのですが、これがホンジュラスの日常。
町を歩いていて面白いっちゃ面白いのですが、長居はしたくないなぁと思います。
ラ・セイバの町には、セカンドハンドショップがたくさんあります。アメリカとかから持ち込まれた古着なんだと思うのですが、なかなかよさげな洋服や靴が、驚くほど安い値段で売られています。
こちら、ラ・セイバに3軒くらい店を構えるチェーン店。
それなりに状態の良い古着がお手頃価格で手に入ります。
品ぞろえも豊富。
スニーカーコーナーを物色していると、
あ、よさげなやつ発見!!
コンバースのハイカット! 色は赤。
かわいいじゃないですかー。これが140レンピラ(約700円)。古着ですけど、これはアリです。お買い上げー。
宿に戻ってさっそく交代の儀を執り行います。こんなになるまで頑張ってくれた黒コンバースに感謝です。
そして、これからお世話になるのが赤コンバース。よろしくお願いいたします。
そのあとは、宿の近くのローカル食堂にてお昼ごはん。
チキンのフライ定食。サラダと甘くないバナナを茹でたやつ付き。
100レンピラ(約500円)。
晩御飯は、ププサと呼ばれる中米の主食を食べました。とうもろこしの粉を薄く広げて焼いたもの。でもメキシコのトルティーヤほど薄くなく、適度な厚み。隣国エルサルバドルのププサは中に具が入っているそうですが、ホンジュラスのププサは中に何も入っていないプレーンなもので、上に具をのせて食べます。
もちもちしていておいしかったなぁ。1枚20レンピラ(約100円)。
ラセイバの町は、昼間はとてもにぎやかな印象をうけましたが、夜は全く人通りがなくなります。まじで誰も歩いていない。ゴーストタウンみたいになってしまいますので、夜にひとりで出歩くのは避けたほうがよさそうです。
明日は、ホンジュラスにあるマヤ遺跡を見るために「コパン・ルイナス」へと移動します。本日の投稿はこれにて終了。最後までお付き合いくださってありがとうございました。ではまたあした。
コメントを残す