ホンジュラス(1)ラ・セイバからガチのダイバー育成島「ウティラ」へ
現在世界一周をしている私は、中米はホンジュラスにやってきました。ちょっと治安面に不安のあるホンジュラスではございますが、大丈夫です。危なそうなところはまるっとスルーしますのでご安心ください。ボートとタクシーとバスを乗り継いで到着した「ラ・セイバ」。本日はここからボートに乗って「ウティラ島」へと向かいます。
【現在地】ラ・セイバ(ホンジュラス)
La Ceiba(Honduras)
【気温】31度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1レンピラ=約5円
ラセイバでおすすめの安宿・ゲストハウス
ラ・セイバでの滞在先はHostal Guacamayos La Ceibaというホテル。バックパッカー向けの経済的な宿です。まずは宿の詳細から。
Hostal Guacamayos La Ceiba
(ホステル ワカモヨス ラ セイバ)
【宿泊日】2017年2月
【部屋の種類】ベッド3台のドミトリー。女性専用。
【料金】10ドル(約1,100円)/泊
【設備】Wifiあり。さくさく。シャワー・トイレ共同で、水しか出ません。
女性専用ルームは広くてきれい。
宿の屋上に共用スペース兼バー兼食堂がありまして、軽食なら食べられます。
ケサディーヤ70レンピラ(約350円)とやや割高ですが、夜出歩きたくない方はここで食べるとよいと思います。
ラ・セイバからウティラ島への行き方
さあ本日は朝から移動です。まずは腹ごしらえのために、ホテルの近くの屋台に出かけてみます。朝8時のラセイバの様子。
まだあまり人がいませんね。
地元の方が行列を作っていた屋台に行ってみます。
何という食べ物かわかりませんが、トルティーヤの上に豆のペーストとスクランブルエッグと野菜を乗せてくるくるっと巻いたものを購入。
優しいお味がして朝ごはんにぴったり。すごくおいしかったです。15レンピラ(約75円)。
ホンジュラスは治安が悪いですよという情報が脳内を占拠しており、ほんの数十mの外出もドキドキしてしまいましたが、人々はいたって親切で、目が合うと「オラー」とあいさつをしてくれて、なんだかとても安心しました。
ただ、お店の前に立っている警備員さんはもれなくショットガンを携帯していらっしゃいます。普通の食品店でも衣料品店でも。スーパーセーフな日本から来た私からすると、違和感しかない日常風景です。
本日乗るボートは9:00チェックインの9:15発。
8:45にはホテルを出てタクシーでボート乗り場まで向かいます。ボート乗り場の場所はこちら。
カウンターでチケットを購入。片道569レンピラ(約2,850円)。Utila Dreamという会社。たぶん1社しか運航してないんですけどね。
【ラ・セイバからウティラ島の運航スケジュール】
ラセイバ発9:30→ウティラ島着10:30
ラセイバ発16:00→ウティラ17:00
※1日2本です。
大きな荷物を預け、ボートに向かいます。本日の船はこちら。
ボートというより、フェリーですね。ベリーズからホンジュラスにやってきた船よりもだいぶ立派。
お天気も良いので、外のデッキの席に座ります。
フェリーなりボートなりに乗って向かう島というのは、なぜこれほどまでに人をドキドキさせるのか。
海は穏やかですが、念のため酔い止めを飲みました。船内でも配布していましたので、自信のない方はぜひどうぞ。
ボートに揺られること1時間。10:15ウティラ島(Utila)到着。
まず預けた荷物をピックアップします。が、ボートを降りたところは、たくさんの人々でごった返しておりました。ほとんどがダイブショップの方。ボートに乗ってきた人々に、次から次へと声をかけています。
それはなぜか。
そう、この島は、ダイビングのCカードを世界一安く取得できることで有名なのです。
ですから、世界中からCカードを取得しにたくさんのダイバー予備軍がやってきます。ダイブショップの方々は「ぜひうちのショップで!! 」とお客さんの争奪戦になってしまうんですねぇ。
しかし、すでにライセンスを持っているダイバーがひとりでふらっと来てもそれほど金銭的なうま味がないためか、「ファンダイブやりたいんです」というとあっさり引き下がってくださいます。
ほとんど無視される形で人ごみをすりぬけ、島のメインストリートに出ます。
人がすごかったのはボート乗り場周辺だけで、町はいたって穏やかで、離島らしいのんびりした雰囲気。
ダイビングのメッカであるウティラ島ですから、きっとダイビングすれば宿代ディスカウントもしくは無料、みたいな宿があるんじゃないかと期待して、宿を予約せずに来た私。
何も決まっていませんので、とりあえずふらふらと歩いておりましたところ、後ろからスクーターに乗った女の人がやってきて、「泊まるとこは決まってるー? 決まってないならうちに来たらー? 後ろに乗りなさいよ」と誘ってくださいました。
「あ、私、ライセンス講習じゃなくってファンダイブやりたいだけなんですけど」というと「それも大歓迎よー」とのこと。荷物も重いし、スクーターに乗せてってくれるっていうし、せっかくなのでお言葉に甘えることに。
そうして到着したのがこちらです。
「Captain Morgan’s DIVE CENTER」というダイブショップ。そして、「PIRATES BAY INN」という宿。併設でございます。
ウティラ島でおすすめの安宿・ゲストハウス
PIRATES BAY INN
(パイレーツ ベイ イン)
メインはダイブショップで、ここで講習を受けたりファンダイブする人がおもに宿泊しております。潜る日は、宿泊料が無料。潜らない日は1泊10USドル(約1,000円)。海賊な感じのダイブショップ兼ホテルですかー。とてもいいですねー。
【宿泊日】2017年2月
【部屋のタイプ】2段ベッド4台のドミトリー。男女共用。
【料金】ダイビングする日は無料。しない日は10USD(約1,100円)。
【設備】WIfiあり。たくさんの人がアクセスしている時間帯は遅い。シャワー・トイレは共同で、水のみ。そんなに清潔ではない感じがしましたが、まあ使えるレベル。
ホテル内部にはバー&レストランがあったり、
共用スペースがあったり、
おまけにそのままダイレクトに海に出られるようになっておりまして、このような素敵な造りになっています。
入口にあるホワイトボード。
オープンウォーターが298USD(約3,200円)。
アドバンスオープンウォーターも298USD(約3,200円)。
それからレスキューもが298USD(約3,200円)。
298ドル均一です。
スケジュール表を見ると、潜るダイバーの予定がびっしり!
ほんと、ライセンスを取りたいダイバーがたくさんくるんだろうなぁという印象を受けます。ただ、残念ながら、日本語のできるインストラクターさんはいらっしゃいません。日本語のテキストも今は無いそうです。
料金は、世界一かっていうとそうでもない気がしますが、それでも安いことに変わりはありません。そんなウティラ島ですから、ファンダイブもきっとお安いんでしょう? というのを期待してやってまいったわけですが、料金はこんな感じです。
あー、ダハブ価格を知ってる人からすると、言うほど安くないんですねえ。ただ、ダハブはボート使わずビーチからそのままエントリーですが、ウティラはボートで沖まで出て潜るんで、その分割高になっている感じですかねぇ。
とりあえず明日の2ダイブ(66.25USD/約7,000円)を予約。午前と午後どっちがいいかと聞かれましたが、ここは迷わず午前でいきましょう。朝6:45集合とのことです。
ウティラ島の様子について
宿に荷物を置いて、島の探検に出かけます。
宿に来る道のりでうすうす感じていましたが、この島はもう本当にびっくりするぐらい、完全なるダイバー育成アイランドです。
中規模リゾートホテルもあるにはあるんですが、それよりも、ダイビングのCカードを取得しに来た人向けの宿がたくさんあることにびっくりします。そして、海沿いにはダイブショップが軒を連ね、それぞれがライセンス取得にかかる料金を掲示していらっしゃいます。
歩いている旅行者は、ほぼ水着のままな感じの格好です。ビキニと下着って、いったい何が違うんだろう。
島の壁には、お魚イラストがげんきいっぱいに描かれており、歩いているだけでもすごく面白いです。
お腹がすいたので、地元の食堂っぽい雰囲気のハンバーガー屋さんに入ってみましたところ、
出てきたのがこちら。
わぁーおいしそう!! ボリューム満点で大満足でございました。110レンピラ(約550円)。
島内の主な交通手段はこのようなバギー。
もしくはゴルフカート。
すごーくのんびりした空気がただよっています。誰も急いでない。
道端で売っているフルーツは20レンピラ(約100円)。
メロンを購入してみましたが、甘くてみずみずしくておいしかったです。
ホンジュラスの煙草はこんなデザイン。
1箱50レンピラ(約250円)でございます。ウティラ島では、巻きたばこ用の葉っぱも売っておりました。
1袋80レンピラ(約400円)。
ベリーズから引き続き、素朴でゆるい雰囲気が続きます。明日はダイビング! 実はこのあたりの海は、そろそろ大物が見られるシーズン突入なのです。楽しみですなあ。それでは本日の投稿はこれにて終了。本日も最後までお付き合いくださってありがとうございました。
ウティラ懐かしいですね。
8年前の中南米放浪の時、3ヶ月だけバイトしました。
ただ、物価高いのと、居住環境がよいとは言い難いので、予定より早く切り上げましたが。
ガスボンベがラセイバから来なかったので、1週間カップヌードルで我慢した思い出があります。
なんで、今回は行きませんでした。(笑)