グァテマラ(3)パナハッツェルからチチカステナンゴ。マーケットに前乗りしよう!
現在世界一周の途にあります私は、グァテマラに滞在中。昨日は、パナハッツェルという町の見どころをご紹介いたしましたが、本日は、ここから少し移動して「チチカステナンゴ」というところに行ってみようと思います。このチチカステナンゴもまた、雑貨好きには外せない、非常に重要なお買い物スポットなのでございます。
【現在地】パナハッツェル(グァテマラ)
Panajachel(Guatemala)
【気温】23度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1ケツァール=約15円
パナハッツェルでおすすめの安宿・ゲストハウス
パナハッツェルの滞在先は「HOTEL EL SOL」というところ。オーナーは日本の方で、ベッドカバーもかわいくてとても居心地の良いホテルでした。
いろいろな質問を日本語ででき、日本語で丁寧に返していただけるのは非常に楽でいいなあと思いました。あと、滞在していたのはドミトリーですが、ベッド2つおきに、カーテンの仕切りがあり、プライベートな空間を確保できる素敵なレイアウト。
ベッドも、シャワー&トイレも非常に清潔で、本当に過ごしやすかったです。
庭にウサギがおりまして、すんごいかわいい。すごく近くまで来てくれます。
しかも2羽いる。
飲み放題のコーヒーがあるのもありがたかったです。
HOTEL EL SOL
(ホテル エル ソル)
【宿泊日】2017年2月
【部屋のタイプ】8人部屋のドミトリー
【料金】70ケツァール(約1,100円)/1泊
【設備】フリーWifiあり。超サクサク。シャワー・トイレ共同ですがすごくきれい。お湯出ます。
ひさびさに日本人宿に泊まった感想ですけれども、えっとー、同じタイミングで泊まってらっしゃった方の独り言がなかなかにすごくって…。カーテンで仕切られていても、声は聞こえるんですねぇ。
これが外国の言葉であればさほど気にならないんでしょうが、どうしても日本語だとその意味が分かってしまうため、正直ちょっとこわいなって思いました。
シェア飯とか、なんらかのふれあいとか、もっとこう和気あいあいとしたエピソードをお届けできればと思ったのですが、そんなことよりも、「一人旅が長いと、やっぱり独り言も増えるのかなぁ。私も気を付けよう」という教訓を得ただけで終わってしまいました。
こんな素敵ホテルをチェックアウトし、向かうはチチカステナンゴ。
このチチカステナンゴという村では、毎週木曜と日曜に、大きな大きなマーケットが開かれます。周囲の村々から人々が特産品、名産品を持ちより、生活に使う品々からお土産まで、実に様々なアイテムが並ぶそうです。
その規模は、グァテマラ1ともいわれており、雑貨大好き、お土産大好きな私としては、ぜひとも行っておきたい場所のひとつ。この日は土曜日。市の開催は翌日曜日ですが、せっかくなので、前乗りして、前日の様子も見てみることにいたしました。
パナハッツェルからチチカステナンゴへの行き方
大きな荷物は、滞在していたホテル エル ソルにあずかっていただき、小さなリュック一つでチチカステナンゴを目指します。パナハッツェルにはまた戻ってまいります。
さあそれでは行ってみましょう!! パナハッツェルからチチカステナンゴまでの行き方は、この地図の通りです。
パナハッツェル→ソロラ→ロスエンクラントロス→チチカステナンゴ
直通バスはなく、2回乗り換えが必要です。一見めんどくさそうですけど、私が利用した、土曜日のお昼頃は接続が驚くほどよく、かなりスムーズでした。めんどくさがらず、がんばってみましょう。
まずは、パナハッツェルからソロラに向かいます。
パナハッツェルのバス乗り場はこのあたり。
グァテマラのバスは、料金あと払いです。とりあえず席に着き、あとからまわってくるコンダクターさんに行先を告げ料金をお支払いいたします。パナハッツェルからソロラまでは、20分くらい。料金は3ケツァール(約45円)。
本日も美しいアティトラン湖を眺めながら、バスは急な坂道を登ってゆきます。
あっという間にソロラ到着。ここでバスを乗り換えます。今日もかっこいいチキンバス!
バスはすぐに出発。ソロラ発12:45。
バスに乗り込むと、次々に食べ物を売る方々が乗り込んでいらっしゃいます。バスから降りずにいろいろ買えるので、このグァテマラのシステムはすごく好きです。
彼が売っているのは、パパイヤ。
5ケツァール(約75円)。
こちらのおじさんは、冷凍バナナのチョコレートがけ。
中のバナナは、半分凍っていてシャリシャリしておいしかったです。
2ケツァール(約30円)。
腹ごしらえも完了し、バスに揺られること、35分。次の乗り換え場所「ロスエンクアントロス」到着です。
ここは、いろんな行き先のバスが集まる、交通の要所。分岐点でございます。
たくさんのバスや乗り合いバンが停車しております。これは乗り換え難しいかなぁと思いきや、
ソロラから乗ってきたバスが停車する前に、コンダクターさんが「次どこ行きたいの? 」と聞いてくれ、「チチカステナンゴですー」と言うと、次に乗る乗り合いバンの場所を教えてくれました。
あれですって。
おまけに、その乗り合いバンのコンダクターさんに「おーい!! この子チチカステナンゴ行くってよー」と伝えてくれましたので、大変すんなりと乗り継ぐことができました。
ロスエンクアントロス13:20着、そのまますぐ乗り継ぎ13:21発。
そうして乗り合いバンに揺られること40分。到着しました、チチカステナンゴ!
【パナハッツェルからチチカステナンゴ移動まとめ】
12:20 パナハッツェル発→12:40 ソロラ着
チキンバス:3ケツァール
12:45 ソロラ発→13:20 ロスエンクアントロス着
チキンバス:2.5ケツァール
13:21 ロスエンクアントロス発→14:00 チチカステナンゴ着
ハイエースみたいなバン:5ケツァール
パナハッツェルからチチカステナンゴまで合計10.5ケツァール(約155円)
グァテマラはバスが安いんですねぇ。しかもぼられないし、おまけに親切にいろいろ教えてくれるし、言うことなしです。
降ろされた駐車場は地味ですけれども、
まわりを見渡してみると、ほら!!
かわいい衣装に身を包んだ少数民族の方々がたくさんいらっしゃいます。
こ、これはなんだか期待が高まります!!!!
とりあえず、町の中心にある教会とその前の広場に行ってみると、なんだかいろいろにぎわってるっぽいんですよねー。明日の大規模な日曜市にむけて、みなさんしっかりと準備なさっている感じを受けましたよ。
今すぐに見て周りたい気持ちでいっぱいですが、とりあえず荷物を置きたいのでホテルを見つけなければなりません。向かったのは、町のはずれの高台方面。こちらに向かえば、安いホテルがあるって、地球の歩き方に書いてあったのですが…。
どうやらそのホテルはないようです。
が、別のお手頃価格の宿がありました。こちらの「HOTEL POSADA BELEN(ホテル ポサダ ベレン)」でございます。
ピンク色の建物です。
1Fに商店が入っておりますので便利。
よくしゃべる感じのいいオーナーに案内されお部屋に向かいます。話を聞くと、シングルルーム1泊40ケツァール(約600円)とかなりリーズナブ
うわぁなんか出そう。
おばけではないです。ベッドバグ的なあれです。
久々に“なんか出そう”感がたっぷりのベッドを前に、「寝袋持って来ればよかったぁぁぁ」と激しく後悔。パナハッツェルに置いてきちゃった。
3階にあるお部屋からは、チチカステナンゴの町がみわたせます。
宿の裏には、素朴でのどかな風景が広がります。
シャワー(水のみ)、トイレ共同ですが、個室なのに600円なんてお安いです。おすすめです。
ただ、案の定、ベッドバグ的なあれがしっかり出ました。
それでもよければ、寝袋持参でぜひー。
ベッドを一瞥しただけでこのあたりのことが分かるようになったんだなあ、私も旅人っぽくなってきたなあと、ちょっと感慨深いです。
そして、お腹を4、5か所ほんの申し訳程度にかじってくる虫よりも、ホンジュラスで刺されたサンドフライの後遺症のほうが問題で、2週間近く経過してもなお、かゆくて夜中に目が覚める状態です…。詳細こちらー。
ですから、新たにベッドバグに刺されたところで「あぁなんか種類の違う赤い斑点が増えたなぁ」程度で、あまり気にならないと言いますか…。
「うわぁ引くわぁ」とお思いの方、私だってこんなん絶対おかしいと思うんですけど、とはいえこれが現実です。虫対策だけは怠らないように頑張っていきましょう。
ホテルの場所はこちらです。
そんなチチカステナンゴですけれども、、パナハッツェルに比べますと、ぐっと田舎で、とてものんびりとした雰囲気のかわいらしい町です。
空がどんより曇っているのが残念ではありますが、雰囲気は悪くないなと思いました。
それでは本日はこれにて終了。明日は、サンデーマーケットを翌日に控えた、土曜日のチチカステナンゴについてレポートしたいと思います。本日も最後までお付き合いくださってありがとうございます。
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