グァテマラ(2)パナハッツェルでおすすめ! ウイピル市とクロスロードカフェ
現在世界一周の途にあります私は、グァテマラという国を旅しております。昨日は、グァテマラ名物「チキンバス」に乗ってみたよというレポートをいたしました。本日は、チキンバスに乗ってやってきた「パナハッツェル」という町についてご紹介したいと思います。
【現在地】パナハッツェル(グァテマラ)
Panajachel(Guatemala)
【気温】23度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1ケツァール=約15円
パナハッツェルのホテルと食事
朝7:00、アンティグアを出たチキンバスは、10:30ごろにパナハッツェルに到着いたしました。移動の詳細はこちらをご覧ください。
ここからまず最初に向かうのは、パナハッツェルでの滞在先「HOTEL EL SOL(ホテル エル ソル)」です。バスを降りたところからトゥクトゥクのような乗り物で5ケツァール(約75円)。
到着しました、こちらが「HOTEL EL SOL(ホテル エル ソル)」です。
が、時間が早すぎたのか、誰もいらっしゃいません。ベル押しても誰も出てこない…。30分ほど待ってみましたが、人がいらっしゃる気配がありません。
宿の前の道はこんな感じなんですけれども、
仕方がないので宿の前に座って道ゆく人を眺めながらぼっーとしておりましたところ、ちょっと先のおうちのようなお店のようなところから、女性が手招きしています。
なんだろうと思って近づいてみると、わあ!! おいしそうな何かの腸詰めの炭火焼き!!
「モリース」という料理だとおっしゃいますが、これは何の腸詰めなんだろう…。中に入んなさい! と誘われるままに室内へ。
そういえばお腹すいたなあ…。
ということで、ここでお昼ごはん!!
腸詰めのトマトソースがけ+トルティーヤ定食5ケツァール(約75円)。
かわいい猫がたくさんいて、おかあさんとおばあちゃんと娘さんが経営なさっているここはほんとうに食堂なのか、もしかしてただの民家なのか、いまいち分かりませんでしたが、さっぱりとしたトマトソースと、こってりとした超詰めの相性はバツグンでおいしかったです。
ご飯を食べて、コーヒーもごちそうになって、なんとかギリギリ会話が成り立つレベルの片言のスペイン語でおしゃべりをしていると、時刻は12:00。
再び、「HOTEL EL SOL(ホテル エル ソル)」に行ってみると、こんどはオーナーさん御在宅でした。チェックインさせていただき、荷物を置いたら、さっそくパナハッツェルの町へと繰り出します。
パナハッツェルのウイピルマーケットに行ってみよう
私がここパナハッツェルにやってきたのには、ある目的がございます。
それは、週に2回、火曜日と金曜日に開かれるウィピルマーケットに行ってみたかったから。
ウイピルというのは、このあたりに暮らす少数民族さんが着ていらっしゃるブラウスのこと。彼らのまとうウイピルは、代々伝わる伝統的な刺繍や織りが施され、それはそれは美しいことで有名です。
これがウイピルです。
本日は、金曜日でして、ウイピルマーケットの開催日ですから、さっそくそこに行ってみようと思います。
場所はこちら。
普段は消防署なんですけど、その前の広場に市が立つんだとか。
さあ到着いたしました。あ、確かに…消防署前。
そして、会場となる広場はこんなことになっています!!!
ずらーっとウイピル!!
わぁーすごいー!!!
駐車場に所狭しと並ぶウイピルの数々。
アンティーク品なんだと思いますが、かなり昔に作られたような、古いウィピルがたっぷり。この光景は圧巻です。
1枚作るのにどれだけの時間がかかるのか、ちょっと想像すらできないんですけれども、それはそれは手の込んだ、美しいウイピルたち。
けっこう無造作に積み重ねられていたりするんですけれども、
1枚1枚が芸術品。
いやーすごいです。想像以上。ウイピル買わなくても、ここに来てこの光景を眺めるだけでも楽しいんじゃないかなぁ。
私も、ウィピルはちょっと着こなせる自信がないんですけれども、アンティークのウイピルを解体し、布として売ってらっしゃるおばあちゃんから、端切れを購入いたしました。
どうすか、これ!!!
近くでどうぞ!!
やだーかわいいー!!!!
「日本に帰ったら、これでバッグとかポーチとか作りたいなぁ。ほんとに素敵。でもこれ、お高いんでしょう? 」
と思いきや、3枚セットで25ケツァール(約375円)。
えぇっーーー!!!!!
そんなに安くていいんですか!? 申し訳なさすら覚える価格破壊っぷり。
もっと大物のウイピルやラグみたいなものは高価だと思いますが、端切れはとてもお安いのでおすすめです。
欧米からの旅行者さんもかなり真剣に交渉してらっしゃいました。
お店で布を売ってらっしゃるマヤの少数民族の女性の丸いシルエット、なんだかかわいいんですねぇ。パナハッツェルのウイピル市場、毎週火曜、金曜の9:00~14:00くらいまででございます。想像以上に充実の品揃え!!! 布好き、雑貨好きにはたまりません!! 激しくお勧めですので、ぜひどうぞー。
こうして素敵な布をゲットしたあとは、この町でどうしても行っておきたかったカフェに足を運びます。その名は「クロスロードカフェ」。
パナハッツェル名物「クロスロードカフェ」がおすすめすぎる
ここパナハッツェルを訪れる旅行者さんが、ほぼみんな行かれるんじゃないかなって思うほどに有名なカフェがこの「クロスロードカフェ」。
コーヒーがすごくおいしい。そして、チーズケーキもまたすごくおいしい。
そんな噂を聞きつけて、私も行ってまいりました。
コーヒーの生産が盛んな中米ですから、私は、ホンジュラス以南、全部の国でコーヒーを買おうと目論んでおりまして、グァテマラではこのカフェでコーヒーを買おうと決めていたのです。
お店の場所はこちら。
さっそく、コーヒーを注文してみましょう。
コーヒー好きと言いながら、ミルク入れたい派ですので、CAFE CON LECHEでいってみましょう。10ケツァール(約150円)。
あとチーズケーキもお願いしまぁす。
そうして出てきたのがこちらです。
まずコーヒー。苦みとかコクとかガツンとくるのに、後味さっぱりでさわやかなお味。
コーヒー、まじでおいしいです。
ラテアートな感じで“心”と書いてある件についてはですね、オーナーのマイクさん、実は日本に住んでいらっしゃったこともあり、かなりの日本通なんでございます。
日本大好きだそうで、日本人の私にも超絶やさしいんです。ぼっちの私にもほどよく声をかけてくださったりなんかして、ホスピタリティあふれるあたたかな接客。
チーズケーキもほら、こんなかわいくって…。
このチーズケーキですけども、
とろーり系なんですよ。
クリームチーズっぽくてそれよりもっと柔らかくて、マイルドでクリーミー。甘すぎず、さっぱりとしていて癖になるおいしさ。
こんなグァテマラの田舎の町で、ここまでおいしいコーヒーとチーズケーキが味わえて、おまけにマイクさん超優しくって、なんだかこのカフェ素晴らしすぎるんですけどー。
マイクさんが日本のお友達から送られた寄せ書きや、このクロスロードカフェをオープンするまでの軌跡をまとめたアルバムを見せていただき、かなりゆったりのんびりくつろいだ時間を過ごしました。
そうして、コーヒー豆を買いたいという私に、マイクさんが見せてくれたのがこちら。
お店の裏に焙煎する機械一式があるんですねぇ。すげぇ本格的。
豆も、産地によっていろいろあり、お値段もまちまち。
どれもこれもマイクさんが厳選なさったこだわりのセレクト。1種類ずつ香りをかがせてくださって、結局私が選んだのは、SAN PEDRO VOLCANICとHUEHUE ORGANIC。どちらも8onz。
これ飲むの楽しみだなぁ…
で、宿に帰って袋を開けてみたらこれですよ。
マイクさん、おまけしてくれた…。しかもお手紙付き。
なんて優しい人///
ここは、コーヒーとかチーズケーキとかもおいしいですけれども、それよりも、なによりも、オーナーのマイクさんの人柄にひかれてお客さんが集まるんだろうなあと思いました。パナハッツェルに行かれた方は、ぜひ足を運んでみてください。激しく推奨でございます。
それでは本日の投稿はこれにて終了。最後までお読みいただきありがとうございました。
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