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2015-11-20

費用がかさむバックパッカーの資金稼ぎはどうしますか?

クラウドワークス

ずっと前からひそかに模索している「バックパッカーしながら少しでもお金が入らないかな~」ということ。あと、バックパッカーじゃなくても、「誰にも会わずに仕事したいな~」とか考えている人、けっこういるんじゃないですかね。現在は、普通に会社員をやっているので、もちろん社内外問わずたくさんの人に会う。私は別に人が嫌いなわけではないし、仲の良い人とはこれからもずっと仲良くしたい。でも仕事が超忙しくなって精神的に追い詰められてくると、一人でできる仕事っていいな、と思ってしまう。

世界を旅するにあたり、私は何かしら少しでも収入を得続けたい。私のスキルでできることと言えば、文章を書くことくらいなので、何か活かせることはないかなと考えていた。そんな時知ったのが「クラウドワークス(Crowdworks)」だ。クラウドソーシングというシステムを利用して、仕事の受発注をおこなう会社。超簡単に説明すると、クラウドワークスのサイト上でたくさんライティングの仕事が募集されているので、それに応募して、ウェブ上で納品。採用・受領されると報酬がもらえる、と。これなら、ネット環境さえあれば世界中どこででもできるじゃん! ということで、チャレンジしてみました。

 

1.まずはクラウドワークスのサイトにアクセス

ちなみに、似たようなサービスを行っている「ランサーズ」「shinobiクラウドソーシング」などというサイトがあります。それぞれ仕事のジャンル、支払い形態、手数料などに差があるので、お好みで選ぶのがよいかと。私はファッション系の案件がいちばん多いクラウドワークスに決めました。いろんなサイトに登録してる方もいるみたいですが、私はビギナーなので今のところここだけにしています。

2.自分の情報を登録

名前、性別、年齢、居住エリアなど基本的な情報のみの登録でOKです。びっくりしたのが、名前の登録、本名じゃなくてもいいんですよ。他にも、自分の経歴やスキルを入力することができます。細かく自分の情報を書けば書くほどスカウト率が上がるそうです。そりゃそうですよね、顔の見えない人に仕事を依頼するんだもの。少しでも情報があったほうが安心。

3.自分ができそうな案件に応募

可能な範囲で自分の情報を登録したら、仕事に応募です。今までにやってきた仕事の数やそのときの評価なども公開されるので、こなした仕事が増えてくると仕事のスカウトがきたりもするのですが、最初は何の実績もないので応募するしかありません。だっていくら登録している経歴が立派でもその真偽はわからないですからね。

サイト上にはとにかくたくさんの仕事が掲載されているので、私の場合、「ライティング」というカテゴリーに絞って、ファッション系の募集を探して、応募してみました。募集人数が限られていて高いスキルが求められる場合は採用にならない場合もありますが、とにかく記事数がたくさんほしいとか、たくさんライターを募集しているような案件はわりとすんなり採用されます。

4.実際に原稿を書く

私はコツコツやれる継続案件希望なので、初回はお試しでテストライティングを依頼されることがほとんどです。発注側は「継続して仕事をしてもらいたいライターなのか」、受注側は「この仕事を続けてやれそうか」を判断するためなので、お金はちょっと安め。でも、内容的に続けられなそうなのに最初からがっつり依頼されても困るのでこれはお互いのために必要かと。文字数自体は多くないのに、記事の入力システムとかが思いのほか複雑でめんどくさい、なんてことありますから。ライティングの仕事でいうと、語尾をです、ますにするかとか、統一表記とか、依頼者によって指定がありますので、そこに注意しながら書いていきます。今までやった仕事は、ほぼすべて、ウェブ上で決まったフォーマットがありそこに入力していく方法でした。会社によって操作方法が違うので、最初はそれを覚えるのが大変かもしれませんが、慣れてくるとスピードも出ると思います。

5.書いた原稿を納品する

原稿の納品方法は、指定のサイトにアップしたり、クラウドワークス上のメールに添付したりと仕事によってさまざまです。納品が完了したら、納品完了メールを送ります。発注者からの支払手数料がクラウドワークスに入るというシステム上当たり前なのですが、クラウドワークスでは直接取引を禁止しています。なので、メール連絡も、クラウドワークス上で行います。なので、自分のメールアドレスを伝える必要もありません。

6.報酬をもらう

納品した原稿を発注側が検収し、OKなら報酬が支払われます。もしNGなら修正依頼がきますので、きちんと修正して再度納品。私もたまに修正依頼を受けることがありますが、理解できる修正なのでとくにもめることはありません。

報酬の支払いシステムもよくできていて、まず、仕事の開始時に発注者がクラウドワークスに仮払いを行います。そして納品・検収が完了し、すべての仕事が終わったらクラウドワークスから私に報酬が支払われるのです。これなら、仕事ちゃんとやったのに報酬がもらえない、なんていうトラブルもないですね。発注側からしても、報酬を支払ったのにちゃんと仕事をしてもらえなかった、というこ事態を避けられるので安心。

7.トラブルはないの?

私は今までトラブルはないですが、たまに、直接取引を持ち掛けてくる会社があります。私は、ずるい会社だなぁと思って、お断りさせていただいています。あと、直接じゃないほうが気が楽だし、安心なので。

8.で、収入ってどうなの?

気になりますよね。一言でいうと「超安い」。でも、どこででもできる、自分のペースでできるとかを差し引くとまあ仕方ないかと思えます。だって、本気でライターとして食っていこうと思うなら、ちゃんと営業して、発注サイドとしっかりコミュニケーションとって、ある程度時間も拘束されてやらなきゃいけないでしょ。そのへんを全部やってないんだから、安くて当然。具体的に書くと、ファッション系ライティング1,000~1,500文字で@500円~@1,000円くらいです。仕事内容は書けませんが、ライターとか編集経験がなくても全然書ける内容なのでこんなもんなんでしょう。

今の会社、副業禁止なので、報酬はプールしてあってまだ受け取ってないです(これで副業やってないことになるのかな)。クラウドワークス、月数万円くらいのおこずかい稼ぎにはなります。もし本業でがっつりやれば、15万くらいはいけるかもしれませんが、私はずっとずっと原稿書き続けるのつらい。

9.こんな人におすすめ

・海外を旅するバックパッカーの方
・副業したいかた
・産休中の方
・介護とかで外で仕事ができない方
・けがや病気で入院中の方
・どうしても人と会わずに収入を得たい方
・原稿を書くのが好きで好きでたまらない方

健康で、介護とかもなくて、日本にいて、コミュニケーション能力ゼロではない方は、やっぱり外で仕事をしたほうがいいかもしれません。さすがに私もこれだけやってろって言われたらきついな。


ということで、何かしら事情のある方はぜひクラウドワークスやってみてください。誰にも会わず、本名も知らせず、日本にいなくても、仕事をしてお金をもらえるなんて、なんだかすごい時代です。ライティングの他にも、プログラミングとかデザインとか写真とか音楽とか翻訳とか、とにかくジャンルは多岐にわたりますので、何かしら自分に向いているものが見つかると思います。ほんとに何もなくても、アンケートに答えるだけ、とかいうのもありますので大丈夫かと。

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