「ネヅミが出て来てます」という格安物件
引っ越しました。新宿まで10数分で行ける中央線沿い、23区内の駅徒歩5分で、なんと40,000円。ユニットですがバス・トイレ付。フローリングで2階で陽当たり良好。あ、事故物件じゃないです。
9月から、エクストリーム断捨離に挑み、最愛のマンガも最愛の服も処分しまくった結果、超絶荷物も減ったので、低家賃の限界にチャレンジすることにしました。どうせ旅に出るならあんまり荷物いらないし。
この15年で、6回目の引っ越し。回を重ねるごとに、住環境に関して、自分にとって必要な条件と不必要な条件がはっきりしてきます。まず、新築、陽当たり、2階以上、築浅、バストイレ別、オートロック、広めのキッチンとかその他もろもろは必要なし。必要なのは、ユニットバスで全然いいから建物内に風呂とトイレがあること、それと駅近。前までは広さは必要かなと思っていたけど、荷物減ったらそれも必要なくなったし、今回は、家賃を重視して、かなり攻めの家選び。結局、納得のいく家賃で、どこまで妥協できるか、ですが、「共同玄関」というところだけ、妥協? というか、まあしょうがないかな、ということで今の家に落ち着きました。
内見の日、共同玄関の共同下駄箱の上に貼ってあった紙を写したのが、上の写真。
「あぁ、ちゃんと管理が行き届いているな」と、そう思いました。「なぜネズミじゃなくてネヅミ…? 」とも。“他人の迷惑にならぬ様”、大事なことですよね。たぶん、前に住んでいた人が電気を止められていたっぽくて、電気自体の線がいったん切られていたせいで、内見っつっても、電気つかなかった。明かりは不動産屋のお兄さんの持っていた小さいLEDライトしかなくって、正直部屋の感じあんまりよく見えなかったんだけど、とにかくこの張り紙の「なんだかちゃんとした感じ」が気に入って、この家に決めたみたいなもんです。
「エアコンが付いている」とか「収納がある」とか「3点ユニットタイプ」とか今まで基本だと思っていたことが、とてもすごいことのように書かれていますね。二面採光とはいえ、うち一面は、窓開けると30㎝くらいで隣の家の窓なんで怖くて開けられないけどね。一番下の「入居者相談下さい」の一文に「共同玄関ですよ」とか「洗濯機置き場ないですよ」とかが隠されているんですね。内見で初めて知る事実。不動産屋のお兄さんも言ってました。この「入居者相談下さい」は何かあるから気を付けたほうがいい、と。そして私は、もろもろ知らされたうえで、不動産屋のお兄さんに「ほんとに大丈夫ですか!? 」と何度も確認されたうえで、このおうちへの入居を決めました。
外から見るとちょっと(だいぶ)古めの一軒家、中は4部屋、鍵付きのおうちになっています。住み始めて三日、まだ、同じ建物の住人には誰にも会っていません。家自体には全然不満はなくて、むしろこの狭い空間が、基地っぽくてなんか落ち着く。あとは、このハイツの住人がおかしな人でなければ、なんの問題もないです。ナマゴミの管理と、深夜は静かにすることを心がけて、他人に迷惑をかけることのないよう、生活していこうと思います。
ブログを書くにあたり決めていること、「何か1つでもいいから有益(と私が思う)情報を載せる」もしくは「誰かの背中を押したり、勇気づけられる情報を載せる」。なので、今日は、後者でいきます。32歳・独身、このような住宅でも全然元気に生きていけます! 洗濯機なくても大丈夫、コインランドリーがあるじゃない! 共同玄関でも大丈夫! 言ってみればほぼオートロックでしょ! たぶん、お風呂が室内にある住居で、都内までそんなに遠くない場所に住もうと思ったら、4万円前後が限界です。もしこの先、こういった物件にチャレンジする方がいらっしゃったら、この4万円を目安に探されるといいんじゃないでしょうか。
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