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2016-01-02

Logbook|クラビ@タイでダイビング

タイクラビダイビング

タイにあるビーチリゾート、クラビ(Krabi)で、人生2か所目のダイビング。ライセンスを取って以降、はじめてだし、5か月も開いちゃったから、けっこうドキドキでした。しかも初のボートエントリー。大海のど真ん中にドボンするなんて、ワクワクですよ。あ、それから全編英語もはじめてだ! でも、今後世界中で潜りたいから、避けては通れない試練ですね。何事もチャレンジあるのみ!

【コース名】Shark Point Sanctuary(シャークポイントサンクチュアリ)

※火曜日催行
料金:3ダイブ 4,700B(=約15,510円)
ホテル送迎、ダイビングギア(ウエア、マスク、スノーケル、フィン、BCD、レギュレーター)レンタル、昼食、飲み物、フルーツ&おやつ全部込み
7:45ごろ全員がアオナンビーチに集合できるように各ホテルにお迎えが来ます。終了後アオナンビーチに戻ってくるのは16:30~17:30ごろ。

クラビダイビング

King Cruiser(キングクルーザー)、Anemone Reef(アネモネリーフ)、Shark Point(シャークポイント)の3か所をまわるコース。事前に、ダイビングショップの人からきたメールには、最も人気のあるコースだと書いてありました。キングクルーザーは難破船で、いわゆる“沈船”ってやつ! 憧れの沈船! アネモネリーフとシャークポイントは、海洋保護区になっていて多様な海の生物の宝庫だとか。

タイクラビダイビング

本日のボートの乗組員はこんな感じ。ダイブから戻ったら名前の横にチェックを入れます。戻ってこない人がいないように! ちゃんとしてる~。あとね、機材のセッティング、全部Kon-Tikiのスタッフさんがやってくれていました。一応予習したんですよ、いろいろ忘れちゃってるから。でも全部準備できてた。甘ったれててすみません! それでは、ダイビングの詳細をお伝えします。


【DIVE1】King Cruiser(キングクルーザー)

(AOW以上)
タイクラビダイビング

1997年5月4日に、プーケットからピピ島に向かう途中に座礁してしまった客船「King Cruiser号」。幸い乗客は全員無事だったそうです。よかった。沈没したのわりと最近だし、たくさん人が亡くなったところだったら、ちょっと、なんか、ね…。現在は海底32メートルに静かに沈んでいて、様々なサンゴや魚の家になっています。深さもけっこうあるし、中はカレントが強いので、AOW以上でないと潜れません。海底のKing Cruiser号は、ここ最近で劣化が進み、もう少ししたら中に入れなくなってしまうみたい。でも、今はまだ大丈夫で、船の内部はそれはそれはドラマチックでしたよ! アドバンスまで取っといてよかったと心の底から思いました。

タイクラビダイビングログブック1

【Date】29.12.2015
【Dive No.】11
【Dive Spot】Krabi,Thailand
【Dive Site】King Cruiser
【Max.Depth】23.4m
【Avf.Depth】16.4m
【Time In】10:36
【Time Out】11:09
【Bottom Time】33min
【Visibility】5m
【Temperature/Water】29.4℃
【Temperature/Air】30℃
【Weather Conditions】Good
【Suit】Spring

ノーマルの状態でもカレントが強い場所で、さらにこの日は強風で波も高め。ガイドのトーマスさんがブリーフィングで「潜るときロープをしっかりつかんで離さないでね! 海面に上がってもボートに乗るまではレギュはくわえたままでいて。波が高いから外すと危ない。あと、グループはしっかりくっついてないと、本当に流されるから! バディのことちゃんと見ててね」と言ってました。ロープこんな感じ。

タイクラビダイビング

ボートエントリー初めてで、こんなロープ持って入ってくのも初めてだったんだけど、これグローブ必要だね。貝とかいっぱい付いてた。
入ってみると、少しカレントは弱くなったものの、けっこう流される。ゆっくり潜って行って船の内部へ。あのー、こんな写真晒すのもホントにお恥ずかしい限りなんですけど、ほら!

タイクラビダイビング

完全に魚影でしかないけど、内部、魚の数が尋常じゃない。ほんとにすごいの!!

タイクラビダイビング

視界いっぱいにブワーーーって! この魚は、イサキ? 魚のことよく知らないけど、ここは完全にお魚天国だよ。ちなみに、フラッシュ焚いたらこうなった。

タイクラビダイビング

私、カメラ持って潜る必要ないかもね…。

それから、船の内部はあちこちにサンゴ礁。

タイクラビダイビングキングクルーザー

タイクラビダイビングキングクルーザー

大きくて立派です! そんな状態だから、内部はもう目が回りそうなくらい大変なことになってた! なんかね、見とれすぎて、自分がふわふわ流されてってるの気づかなくて、壁のサンゴにぶつかりそうになった! この雰囲気は、実際潜んないと伝えられない! 私の写真の腕が残念なのもありますが、写真じゃ全然わかんないもん! King Cruiser号の劣化が進んで内部に入れなくなる前に、ぜひ行ってみてほしいポイントです。


【DIVE2】Anemone Reef(アネモネリーフ)

(OW以上)

タイクラビダイビング

アネモネリーフは、海上4~7mで海底25mくらいある岩山。海底部分の表面は“Anemone”って言うポイント名のとおりイソギンチャクにびっしりと覆われています。ここで見られるのは、そんなイソギンチャクを住処にしている魚たち。いろんな種類のクマノミ、エビ、カニダマシ(←こんなの初めて聞いたけど)などがいるとのこと。

タイクラビダイビングログブック2

【Date】29.12.2015
【Dive No.】12
【Dive Spot】Krabi,Thailand
【Dive Site】Anemone Reef
【Max.Depth】17.8m
【Avf.Depth】11.2m
【Time In】12:45
【Time Out】13:38
【Bottom Time】43min
【Visibility】5m
【Temperature/Water】29.4℃
【Temperature/Air】32℃
【Weather Conditions】Good
【Suit】Spring

ここも、サンゴやらイソギンチャクやらがすごい!

タイクラビダイビングキングクルーザー

魚の数もハンパない! 黄色とかオレンジの小さい魚の群れがキレイでした。

タイクラビダイビング

クラビダイビング

あと、ミノカサゴがいた!

タイクラビダイビングアネモネリーフ

ギザギザしててかっこいいのに、動きはゆっくりふわふわしてて不思議な魚。

そして、分かりますかね、真ん中らへん。ニモだよ~! カクレクマノミ、ほんとに隠れとる!

タイクラビダイビングアネモネリーフ

それからウツボもいたんだけど、すぐいなくなっちゃって写真撮れなかったです。

そういえば、この2本目、飛び込むときなんかわちゃわちゃしてて、マスクをおでこに上げたままドボンしちゃって、「やべっ」て思ってあわてて海中で装着。必死すぎて、マスククリアが思いのほかうまくできて、苦手が解消されました! コツをつかんだ。


【DIVE3】Shark Point(シャークポイント)

(OW以上)

タイクラビダイビング

シャークポイントは、タイ語で「Hin Musang」。サメの岩という意味だそうです。海底で休んでいるレオパードシャークがたびたび目撃されることからこの名前に。3つの岩山から成っていて、その周囲にはパラダイスが。この近海ではもちろん、タイ全土でも、ダイバーをがっかりさせることがない最高のダイブスポットがこのシャークポイントなんだとか。ピンク、紫、それからブルーのカラフルなサンゴがひしめきあっていて、美しい光景が広がります。

タイクラビダイビングログブック3

【Date】29.12.2015
【Dive No.】13
【Dive Spot】Krabi,Thailand
【Dive Site】Shark Point
【Max.Depth】16.0m
【Avf.Depth】11.0m
【Time In】14:24
【Time Out】15:09
【Bottom Time】45min
【Visibility】5m
【Temperature/Water】29.6℃
【Temperature/Air】30℃
【Weather Conditions】Good
【Suit】Spring

ここでも、ニモに遭遇!

タイクラビシャークポイント

それから、これ、なんだかわかんないぐにゃぐにゃしたやつ。

タイクラビシャークポイント

ヒダが付いていてひらひらしてたから、魚じゃないのかも。イカ? こぶしめ? あと、初めてお目にかかります、ウミウシ!

タイクラビシャークポイント

小さくて、色がめっちゃ個性的! 黄色×青って、素敵! 触覚みたいのがちょろっと生えていて、なんともかわいい~。最近ウミウシの奥深さを知って、見てみたいな~と思ってたからこれには感激。あとこのぷくっとした魚も名前がわかんない。

タイクラビシャークポイント

たぶんフグです。怒ってないからハリが出てないフグ。

タイクラビシャークポイント

なんかかわいい。しかしここのサンゴも見事でした。確かにね、青とかピンクとかムラサキとか、他のポイントに比べてカラフルじゃないですか?

タイクラビシャークポイント

ウニがまっくろくろすけみたい。ヒトデが青い!

タイクラビシャークポイント

イソギンチャク? も青い!

タイクラビシャークポイント

不思議な色~。

そういえば3本目は、浮上後ガイドさんがセーフティフロート使ってたな。けっこう船から離れたところに浮上しちゃったみたいで。これはデフォルトで使ってんのか、今回だけ流されすぎて緊急用として使ったのか不明ですが、はぐれなくてよかったなと思います。


「魚がたくさんいる海はあんまり透明度が高くないんだよ」ってダイビング友達が言ってたけど、確かにそのとおり! Visibility:5mって、近くのものしか見えないけど、そのぶん魚の数がハンパない!! 本日のコース名、「保護区」ってことで“Sanctuary”なんだろうけど、もうこれは「聖域」って意味でのサンクチュアリでいいんじゃないかと。魚たちの聖域にちょっとお邪魔してみました。あとね、透明度低いと、海に吸い込まれそう感が強くなるってことが分かった。ほんの少しだけ太陽の光が届いていて、白く濁ったエメラルドグリーンって、きれいすぎる。遠くまで見えないから、コース外れてふわ~っとどこまでも潜っていけそうな感じがしました。魚とかは鮮明に見えないけど、これはこれでいいな~と思いました。

それから、ダハブで発見した私の潜在能力、“どうやら人より酸素の消費量が少ないらしい”は健在でした! 途中から私だけ残量聞かれなくなった。毎回ガイドのトーマスさんがちゃんとみんなに「酸素100切ったら絶対すぐ知らせて」って言ってたから、私もマメに残量確認はしましたよ。でもさ、私が140くらい残ってるのに、他の人が100切っちゃうと、自分がおかしいんじゃないかと心配になる。それから、あの残量報告のハンドシグナルなんかかっこいいから、私もいっぱいやりたかった!

クラビダイビング

なんだかあっという間に、アオナンビーチに到着です。ダイビング、楽しかったな~。


【お世話になったダイブショップ】

krabi-diving-snorkeling-thailand-google-logo

Kon-Tiki Krabi Diving & Snorkeling Center

住所:161/1 Moo 2, Tambon Ao Nang, Amphur, Muang, Ao Nang, 81000
営業時間:9:00~21:00
電話番号:+66 75 637 826

Kon-Tiki Krabi Diving & Snorkeling Center

ツアーの様子は、下記ページで紹介していますが、Kon-Tikiのスタッフさんは、すごく素敵な人たちばかりで、本当に大満足のツアーでした。


ダイバーさんてなんでこんなに気持ちのいい爽やかな人たちが多いんだろう。ダハブで出会ったダイバーさんも、ここクラビで出会ったダイバーさんたちも、みんな魅力的で、海がとにかく大好きで、本当に最高だ。クラビに行ったら、ぜひKon-Tikiでダイビングやスノーケリングにチャレンジしてみてくださいね~。

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コメント2件

  • Ichi より:

    やっぱりアドバンスド取ろうかな。フラッと行って 潜ってとかしてるだけだからなぁぁぁ。
    俺は 初のボートエントリーの時にマスクしてドボン!と同時にマスクが上にズルっと・・・
    えっっ どっか行っちゃた!?って焦った経験有りだよ。
    セーフティフロートは船から離れちゃった時はもちろん、船とかジェットスキーが通過するところに浮上する時にも使ってたよ。
    ここにダイバーが浮上して来るよーーーー!!近づくなよーーー!!って感じ。
    浮上して ジェットスキーに弾かれたらOUTだもんな。

    • mayumi mayumi より:

      Ichiさーん!!

      コメントあざーす。
      私のダイビング知識のなさは本当にやばいのでしっかり学ぶ必要があるんです…。
      アドバンスとっちゃいましょうよー!! 現地集合とかー全然ありですよー。
      マラウィ湖でもザンジバル島でもダハブでもwwww。

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