マダガスカル南西部5つのダイビングができる隠れリゾート
マダガスカル南西部、モザンビーク海峡に面したエリアは、透明度の高い美しい海で有名です。実はここ、サンゴ礁の規模が世界トップクラス! サンゴリーフの長さは約40kmで、オーストラリアのグレートバリアリーフの次に長いらしいです。水の透明度も高く、色とりどりの魚やサンゴ礁で溢れ、まるで竜宮城! そんなパラダイスのようなエリアで、ぜひダイビングを楽しみたいじゃないですか。潤沢な資金があれば、そりゃ全部の町で潜り倒してやればいいんでしょうけど、貧しいバックパッカーはそうもいかず、いろいろ吟味したうえで、どこか1か所に絞りたいと思います。
上記のような海岸沿いに、パラダイスな町が続きますので、北から順におすすめの5つの町をご紹介いたします。
■通貨:マダガスカルアリアリ(表記単位:Ar)
100Ar=5.7円 ※2015年12月現在のレート(本ページの日本円換算はこのレートを用いています)
【1】ベル・シュール・メール(Belo sur Mer)
バオバブ街道で有名な「モロンダバ(Morondava)」から南西100kmの海岸沿い。写真を見る限り、かなりの透明度ですね。画像検索したら、こんなん出ましたけど。
サメが、釣れる! のか? ちょっとそのへん詳細不明ですが。ここは、上空から見るとこんな感じで、湾になっていて、周りが全部ビーチ。
この砂浜付近に、バンガロー的なコテージを有するリゾートホテルがあります。といっても、Trip Advisorで高級リゾートホテルが3件しか出てこなかった。モロンダバやムルンベから日帰りで訪れることが多いみたいです。
ほんとに観光地化されてなくて、ビーチにもあまり人がいませんね。
【2】アンダバドアカ (Andavadoaka)
ここは、グランディディエ・バオバブという種類のバオバブの街道に行くための拠点となる町。アンタナナリボのバオバブ街道より太っちょ、いやぽっちゃり系のバオバブが並んで生えているダイナミックな景観が人気です。
この町もまたダイビングができるスポットとして有名。例にもれず、海の美しさは言葉も出ません。
イカだかタコだかも捕れるようですね笑。そこそこ観光客が来るせいか、宿泊できるホテルも数件あります。
こんな感じのコテージ風の高級なやつ。でも、この町、今ダイビングショップ無いんじゃないかっていう情報も。
【3】サラリー(Salary)
「給料」という名の町。なんかいい感じじゃないですか。マダガスカル航空のサイトに”この世のものとは思えない美しさのビーチ”と書かれています。え、あの世的な美しさ!? 写真見ると、確かに、すごい!
上の写真、青と白しかない。北へ車で10分の村にある、白砂でできた丘。て、天国って、こんな感じなのかな…。
潜った人の日本語サイトは見つけられず、ですが、このあたりで宿泊できるところは下記のホテル1択のようです。
■Hôtel Salary Bay
うわ~ものすごいリゾートホテルだ。雰囲気のあるプライベートビーチ。
ツインルーム75ユーロ。うん、私には高すぎる。
【4】イファティ(Ifaty)
ヤシの木がたくさん生えているイファティのビーチは、とっても南国な感じ。
でもなんか、ヤシの木と人間の縮尺が若干気になります。ヤシの木、でかくね!? まあバオバブもでかいし、このあたりはそんなもんなんでしょう。もちろんここも海の透明度高くって、周りにもダイビングスポットがたくさんあります。交通の要所である「トゥリアーラ」からもそう遠くないので、多くの観光客が訪れているっぽい。ビーチ周辺にもホテルが立ち並んでいるそうです。イファティから、バオバブフォレスト(バオバブがたくさん生えている森)に行けるらしい。(Ar15,000~20,000くらい=855~1,140円くらい)
【ネットで見つけたダイブショップ】
■FIFI DIVING SCHOOL
料金:35ユーロ(1本)
■Mangily Scuba
料金:Ar100,000(1本)=約5,700円
【宿泊事情】
■HOTEL CHEZ & ALEX
料金:ツインAr25,000(約1,425円)、ダブルシャワー付35,000(1,995円)など
■イファティビーチリゾート
料金:交渉してAr30,000(約1,710円)。Wifiあり。
宿泊については、北のリゾートよりだいぶ安く泊まれるようです。いろいろブログを見ていると、そんなに良くない的な意見もあります。強風の翌日や雨季で雨が降った後などは、海の水が濁っていて、視界5mくらいになることもあるそうです。あまり期待しすぎるのもよくないのかな。
【5】アナカウ(Anakao)
4で紹介したイファティと、このアナカウの間には、トゥリアーラという南部ではそこそこ大きな町があり、そこが交通の要所となっています。サザンクロス街道という国道7号線のスタートorゴールなので、この町に滞在する旅行者も多いそう。ここを中心に、北ならイファティ、南ならアナカウでダイビングっていうのが人気らしい。
透明度が高すぎて、船が浮いて見えるってやつ! すごい!
【ネットで見つけたダイブショップ】
■Atlantis Madagascar
料金:45ユーロ(1本)、80ユーロ(2本)、200ユーロ(5本)
■IL CAMALEONTE ANAKAO
料金:45ユーロ(1本)、80ユーロ(2本)
【宿泊事情】
上のダイブショップの併設ホテル
■Atlantis Madagascar
料金:ダブルルームでAr3,000(約1,710円)
えー、全体的に情報がかなり少なく、行ってみないとなんとも言えないということが分かりました。
とりあえず、海中はサンゴがキレイで、鮮やかな色のウツボやらウミウシやらがいて、めずらしいクロコダイルフィッシュもいるそうです。あと、大物はナポレオンフィッシュも出会えるみたい。このページ、あえて、海中の写真は載せてないです。なぜなら、自分が行ってちゃんとこの目で見てきたいから! そもそもあんま情報がないってのもありますけどね。
もし海の中の感じを知りたければ、こちらのサイト、かなりくわしく情報掲載なさっててすごいです(2014年の情報)。
もう一つ、こちらのサイトも(2011年の情報)。
調べた感じ、宿泊料がAr3,000(約1,710円)くらいで、ダイビングもできる手ごろな町は、イファティかアナカウだと思います。少なくとも町中にダイビングショップとダイビングスポットがあるので。南下してくる途中でいい感じのダイビングショップを見つけられなかったら、最終的にアナカウで潜ればいいんじゃないかという結論に至りました。無事に行けたら、水中生物とともに、ちゃんとレポートしたいと思います。
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