クラビ｜ここは天国!? 癒されすぎるラグジュアリー露天風呂

本日は、クラビ最終日。これも旅のハイライト、露天風呂＆スパ＆タイ古式マッサージのスペシャルコンボです。毎日毎日一生懸命働いて、疲れた体と心を癒したいじゃないですか。最近はずっとワードプレスとお友達ですよ、そりゃ首肩腰ががっちがちになるわ。というわけで、知る人ぞ知る、隠れ家的スパ施設に行ってまいりました!

【天候】
天気：晴れ
気温：朝：28℃、昼前31℃、午後33℃
【通貨】
タイバーツ／1B＝約3.3円(2015年12月現在)

クラビには、有名な露天風呂「クロントム天然露天風呂(Klong Thom Natural Hot Spring)」、「クロントーム温泉」とも呼ばれるジャングルの中の露天風呂があります。熱帯ジャングル×露天風呂ってなんか不思議な感じですが、写真はこんな感じ。

クラビの中心地から車で1時間くらいのところにあって、90Bで入れることから、観光客にも地元の人にも人気だそうです。でも、行った人の情報を見ると、「混んでて全然のんびりできなかった」とか「貴重品の管理がめんどくさい」とか「更衣室が汚い」とか「天候によって水温とか濁り方とかがベストじゃない日がある」とか、いろいろと出てくるわけですよ。写真見ても、けっこうギュッとして入浴する感じ。

私は思いました。せっかく1時間かけて温泉に浸かりに行くんだから、ちゃんと癒されたい。足湯で我慢するとか中途半端なことはしたくない。現地の人や、ほかの国の人とのコミュニケーションも楽しい、でも、今回はアトラクションとして露天風呂を楽しむんじゃなくて、極上のやつをやってやろう! と。そこで選んだのがこちら。

■Wareerak Hot Spring Retreat(ワリーラクサ ホットスプリング リゾート)

住所：Mu 5, Khlong Tom Nua, Khlong Tom, Krabi 81120, Thailand

クロントム温泉の対岸にある宿泊＆スパ施設。同じ源泉かけ流しの温泉だけど、めっちゃキレイ! ここで癒されすぎた数時間はマジで極上でした。

プログラム：Half Day Program(2,000B)＋タイ古式マッサージ90分(550B)

※2人以上から催行
料金：合計2,550B(＝約8,415円)
プログラム詳細：地元の果物市場の見学・新鮮な材料を使用したボディスクラブトリートメント・ハイドロセラピー温水・冷水プール、ハーバルバス・背中と肩のマッサージ・ソフトドリンク、スナック。詳細はこちら。
朝9：00ホテルまでお迎えが来て、終了後ホテルに戻ったのが16：30くらい。半日プログラムとはいえ、マッサージ付けたらほぼ1日のコースです。

このスパの予約は、クラビにある日本語OKな旅行代理店「さくらツアー」さんにお願いしました。ワリーラクサのパンフレット見ると、半日プログラム2,000B(＝6,600円)。さくらツアーさんにお願いしても2,000B。あれ、同じじゃん。だったら日本語で申し込みできて、何かあったときに助けてもらえるさくらツアーさんで申し込んで損はないかと。

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朝8時55分、ホテルにワリーラクサのワゴン車が迎えに来ました。おぉ、5分前行動。やりよるな～ワリーラクサ。私たちのホテルを出た後、ノッパラッタラビーチ付近まで行って、ドライバーさんが車を停めてどこかに行ってしまう。きっと別の参加者をホテルまで迎えに行ったんだなーと思って待っていたら、ドライバーさん全然戻ってこない。そうこうしているうちに、なんか警官っぽい人が近づいてくる。運転席のドアを開けて確認。ドライバーは不在。様子を見ていると、なんと、タイヤにロックをかけられてしまった!

がーん! なんか紙も貼られちゃってるし!

車を降りて一服しつつ、警官と会話。

私「あの～これって…」警官「いやー、5分10分だったらいいよ? でもけっこう長いことドライバーいないじゃない? だからロックかけといた! 」え、普通に駐禁きられてんじゃん。それでもドライバーさんは戻ってこない。警官「ドライバーどこ行ったの? 」私「知らんがな～」警官「で、これからどこいくの? 」私「温泉だよ～」警官「わはは、温泉か～。でもロックしちゃってるからけっこう時間かかると思うよ」ですって。とりあえず、電話しますよね、さくらツアーさんに。電話に対応してくれたスタッフの井上さん「ホテルに連絡して確認してみます～」って言ってくれたけど、そうこうしているうちにドライバーさんが4人の欧米人を連れて戻ってきた。「なんかごめんね～、この人たちのパッキング待ってたら遅くなっちゃった。駐禁きられてそっちにも行かなきゃ」って。そのあとあっさり警官がロック外してくれたけど、罰金とか払ったのかな～。ドライバーさん弱々しく笑ってたけど、気の毒。そんなこんなで車は出発し、途中25分フルーツ市場に立ち寄ってワリーラクサに向かいます。

そして到着。ジャングルの中に突如現れたなんだかとてもラグジュアリーな場所。「蚊が多いから虫よけは絶対持ってきてください」というさくらツアーさんのアドバイスどおり虫対策は万全。

なぜか青いココナッツウォーターをいただきつつ説明を受けて、簡単な問診票を記入します。高血圧とか傷がないかとか妊娠中かとか。そのあと着替えタイム。温泉は、かわいいチューブトップに膝丈のタイパンツ着用で入ります。なので水着は必要なし。ワリーラクサのHPからお借りした写真。この写真と同じ服を貸してくれます。

ここからしばらく、ワリーラクサのHPの写真を使わせていただきます。自分でも写真撮ったんだけど、ちょっと、世界に向けて発信するのは気が引ける…。

着替えたら、まずはボディスクラブ。

ココナッツとかフルーツとかハーブが入ったペーストで手足お腹背中をやさしくマッサージしながらトリートメント。けっこうざらざらしていて、お肌がツルツルに。古い角質が取れている! それが終わったら、温泉タイム。

いくつかに分かれた湯船は、それぞれ水温が違って、ぬるめのお湯と熱めのお湯を交互に3分ずつ入ってねと言われる。どんどん体が温まって汗も超出る。熱帯のジャングルとはいえ、木陰でそこまで暑くないので、温泉がいい感じだ。写真のような温泉が3～4セットあるので、3～4組いっしょでもそれぞれが貸し切り状態になるので、周りを気にせずくつろげると思います。イケメンとの混浴

は、料金に含まれません。

それから、タイ版のヨガ「ルーシーダットン」の先生みたいなおじさんがやってきて、「朝、体の内側とか内蔵とかも目覚めさせるための体操」をレクチャーしてくれていっしょにやってみる。ゆっくり体を動かすと、なんか瞑想気分で、とてもリラックスできた。

ルーシーダットンが終わると今度はぬるめのお湯5分→熱めのお湯5分→冷たい湯船5分の順番に入ってと指示される。日本で熱いお湯と冷水に交互で入るのとおんなじで、体があったまってるから、冷水も冷たく感じない。とても気持ちいい。ここでココナッツジュースが出てきて、体が水分を欲しているから、超しみわたる～。

そのあと、ハーバルボールという、いろんな種類のハーブを布でくるんでこぶし大に丸くしたやつで首と肩のマッサージ。

足湯みたいにひざ下だけお湯に浸かりながら受けるこのマッサージがまた最高。けっこうぐいぐい凝ったところ刺激されるので、肩こりとかにマジで効きそうだ。終わったらまた温泉に浸かって、スパの半日プログラムは終了。

私たちは別途タイ古式マッサージ90分があるので、今度はマッサージ用の白い上下に着替えます。実は9月にタイ古式マッサージ短期留学をやってきた私は、素人にちょっと毛が生えた程度だけど、タイ古式マッサージの流れはちょっと分かる。そんな私が断言します! ここのは本物です。ちゃんと「セン」と呼ばれるエナジーラインに沿ってマッサージしていたし、流れるような動作と手順はちゃんと理解した人がやっていると思った。っていうかそんなのなくても、終わった後の爽快感だけでももう、これは間違いない! ってのが分かる。ここんとこ毎日パソコンに向かって作業していて、巨乳でもないのに超絶肩こりに悩まされていた体がスーパー軽くなりました。しかも、この環境がいいわ～。タイ古式マッサージ受けるの、屋外なんだよね～。雰囲気良すぎでしょ!

静かなジャングルの奥地、時折通り抜ける心地よい風、聞こえるのは鳥の鳴き声だけっていう。

スパできれいになって、タイ古式マッサージで体の筋をぐいぐい伸ばされて、ものすごい的確に凝ったポイントをゴリゴリ刺激されて、幸せすぎる。これは日本では絶対に味わえない。

マッサージが終わったら、春巻きとフルーツと生姜のお茶をいただいて、全コース終了。

ちなみに、ここでは誰からもチップとか要求されなかったし、帰りにスパで使ってる美容系のコスメなりクリームなりを買えとか言われることもなかった。とにかく終始みんな感じがよかったし、スタッフの女性たちもにこやかでかわいかった。とくに、マッサージしてくれたおばちゃん、マジでゴッドハンドだったからチップとか払ったほうがいいのかな、と思ったけど、終わったらニコニコ挨拶してすぐいなくなっちゃったから、もしかしてチップの習慣がないのに私が作っちゃったりしたらイヤだな、と思ってやめておいた。

そのあとホテルまで車で送ってくれて、最高の体験は終わり。もちろん90Bで入れる公衆の露天風呂もいいんだろうけど、これだけ最高の体験ができて8,451円なら、払う価値はあると思う! 本当にここはすばらしい。激しくおすすめです。

ホテルに帰ったら、今日も18：00のシャトルバスで町に繰り出し、いつものように満腹で帰宅。明日は早起きだから、さっさと荷造りして就寝です。