モザンビーク(4)ダイビング2日目&初めてのシェア飯はトーフの料理男子と
世界一周! アフリカ北上! なんてことを掲げて旅行をしております私は、現在モザンビークという国のTofo(トーフ)という村に滞在中。海沿いにありますこちらは、ダイビングスポットとして有名な場所。しかも、高確率でマンタに会えるというなんとも素敵なところなのです。
【現在地】トーフ(モザンビーク)
Tofo(Mozambique)
【天気】晴れ
【為替】1メティカル=約1.6円
潜れども潜れどもマンタはいない
本日はダイビング2日目。1日に2本潜っていますので、Tofoでの3本目と4本目のダイビングでございました。利用しているダイブショップは「Tofo Scuba」で、滞在している「FATOMA’S NEST(ファティマズネスト)」という宿から徒歩3分。ファティマ割引あり。宿の詳細はこちら。
昨日は、ここTofoの海の美しさを目の当たりにし、「さすがたくさんのダイバーを魅了するだけあるなあ」と感動したわけですがしかし、私がどーーーしてもいっしょに泳ぎたいマンタに遭遇することはかないませんでした。
昨日の様子とダイブショップ詳細はこちら。
マンタに会うまで帰りま宣言
をしている私は、今日こそはと意気込んで6時起床。 海からのサンライズは今日もきれい。
私で爪をとごうとする宿の子ネコの対応に苦戦しつつ、
意気揚々とダイブショップに向かいます。
メンバーはほとんど昨日といっしょ。この日は、少し遠くまでボートで行きますので、2本のタンクをボートに乗せ、続けて2本潜ってからダイブショップに戻ってくる予定。近いと1本終えるごとに戻ってくるんですけどね。
昨日同様、ビーチに停車しているボートを大きなトラックで180度回転させ、そしてみんなで海までボートを押して、深くなったら飛び乗るというなかなか高難度な乗船方法。女性はやや優遇してもらえ、少し早めのタイミングでボートに乗ることができますが、男性は腰より上まで水が来ても必死でボートを押さなければなりません。
いやあ、ワイルドですなあ。
そして海に出ると、今日はやや長距離の移動。昨日、ダイブショップの人に「明日はちょっと遠くまで行くけど、Sea sick(船酔い)は大丈夫? 」と聞かれて
「Yes!! I have medicine!! 」と自信満々に答えた私は、朝食後にしっかり酔い止めのお薬を摂取。
酔い止め、あと3錠しか残ってない…。もっとたくさん持ってくればよかったと後悔しています。
ボートで進むこと30分。最初のダイブポイントに到着。今日もまたたくさんのお魚が出迎えてくれました。
黄色い魚。これマダガスカルでいっぱいいたやつですね。イエロースナッパーズ。
青い魚、
ドットの魚。
そしてまた巨大ウツボ。
Tofo近辺、ウツボがめっちゃいます。
あと、今日は素敵な色のウミウシも発見!!
こんな感じで今日も2本。
しかし、残念ながら今日もマンタに出会えませんでした!!
いっしょに潜ったみなさんと「明日こそは!!! 」と願いながらいっしょにお昼ご飯を食べてホテルへと帰還しました。
はじめてのシェア飯が高難度過ぎて戸惑う
2本のダイビングをして疲れて帰ってくると、ホテルスタッフのヴィラさんがお昼ご飯を作っていました。
お魚を焼いたやつです。
ヴィラさんは、アメリカやイギリスで働いていたことがあり、英語がとても堪能。ポルトガル語が全然話せない私を気にかけてくれてとても優しい。
「よお!! ダイビングはどうだった!? 俺は今からランチだけど、魚買いすぎちゃったから、mayumiもどうだ? 」そう言って、ランチに誘ってくれました。
海沿いの町だから新鮮でおいしい魚がたくさん取れます。ヴィラさんは料理が大好きだそうで、手際よく魚を焼きさくっと完成。さっきダイブショップでお昼食べたにも関わらず、私もちゃっかりごちそうになります。
塩、コショウ、ガーリックのシンプルな味付けがグッドで、すごくおいしい!!
「やっぱ魚いいよねー。私、海沿いで育ったので、やっぱお魚とか無性に食べたくなるんですよ。あと野菜も。南アフリカやスワジランドは牛肉!!! って感じであまり野菜を食べないし、お魚もそんなに見かけなかったから、ここでいっぱい食べられるといいなあ」
「魚、野菜は健康にいい!! モザンビークは南アフリカと違って野菜をたくさん食べるんだ!! このあたりで採れた野菜やフルーツをたっぷり使ったサラダはおいしいぞー。
そうだ!! 今日のディナーはサラダを作ろう!! 」
「あ、いいですねーサラダ!! じゃあ夜、宿併設のレストランに食べに行きますから」
「いや、今から材料を買いに行って、mayumiも一緒に作るんだ」
え…
今、私も作るって言いました??
何を隠そう、私は料理が苦手です。旅に出てからはそれでも少しずつ作るようになりましたが、基本が習得できていないもので、まともな料理が出来上がることの方が少ないです。
そんな私が料理…。しかもこれはいわゆる“シェア飯”というやつですよね。
よく考えたらこの旅行中、どなたかが作ってくださったものを分けていただくみたいなことはありましたが、一からいっしょに作るというのは初めてです。
初めてのシェア飯が、外国の方と…。これはなかなかに高難度。
「ヴィラさん、私料理はちょっと…。
日本には、コンビニっていうそれはもうその名のとおりコンビニエンスなストアがあって、マイクロウェーブがあればとりあえずOKっていう生活をしていたものですから…。あと、日本で住んでた家、ガスコンロなかったんですよ」
と必死で飯マズ女子のポンコツっぷりを自らアピールしてみるも、
「何言ってんだ。サラダだぞ!! これ以上簡単なものがあるか!? 」
ですよね。切ったりむいたりして盛り付けるだけですもんね。
しかしサラダと一口に言っても、なんかこういろんなパターンがあるじゃないですか。切り方、むき方、盛り付け方、国によって違うってたぶん。
シェア飯【ハードモード】に怖気づきまくっている私をよそに、ヴィラさんはさっそく、「ローカルマーケットに行って材料を買って来よう」と出かける準備を始めます。
こうなってはもう逃げ場がありませんから、私もこの初めてのシェア飯をなんとか乗り切るべく、お買い物に同行いたしました。
Tofoのローカルマーケットは地図でいうとこのあたり。
スーパーは1件だけあるのですが、ここでは生鮮食品を扱っておりませんので、野菜やフルーツを買いたい場合はローカルマーケットに行くのがよいと思います。
たくさんの野菜やフルーツが並ぶお店。
この中からヴィラさんセレクトでたくさんの野菜やフルーツを購入しました。
宿に戻ると、いよいよクッキング開始。
味付け関係はすべてヴィラさんにおまかせすることにして、私は野菜や果物をひたすらカットする係に就任しました。
「mayumiは野菜を細かく切るだけでいいから」と言われましたが、でもみなさん、よく考えてみてください。切り方にもいろいろあるじゃないですか。正直、正しい切り方とか、私よく分かりません。
「と、とりあえずヴィラさんは“スライス”ではなく“カット”って言ったから、薄切りではなく、なんとなくコロコロした感じに切ればいいんだよね? 」という解釈をし、ものすごい探り探りでカッティング作業スタート。
トマト:大丈夫。ヘタを取るだけ。
りんご:大丈夫。芯のとこ取ればいいだけ。
オレンジ:大丈夫。皮むくだけ。
バナナ:大丈夫。皮むいて切るだけ。
ここまではなんとかなりました。でも…
レタスは切る? ちぎる? どっち!?
きゅうりは輪切りではないよね? スライスじゃないもんね…?
ピーマンはあんま生で食べたことないけど、まあ切り方は世界共通。ヘタのところを取って、それから種のところ
は、取らないで入れちゃうんだ。なるほど、新しい。
にんじんはこれピーラーないと皮むくの難し
くなかった、皮はむかないパターンか。むしろ好都合。
そして最後に、今自分が切っているこれは、果たして私食べても大丈夫なやつでしょうか?
心なしか手がヒリヒリするんですけどね。
こうして、必死で野菜を切り、なんとか出来上がったのがこちら。
唐辛子みたいなやつは別添えだそうです。私はたぶん辛すぎて食べられない。
あとは、お魚を焼いて、ヴィラさん特製の味付けでメインも完成。
お、おいしそう…。
サラダにかけるドレッシングは、オリーブオイルとお酢と塩コショウでした。料理男子は世界共通でオリーブオイルなんですねえ。
そしていよいよ食します。いただきまーす!!
うん!! ヘルシーな味!!
良くも悪くも素材の味が活きてます。
今日やってみて思いましたが、シェア飯というのは楽しいですけど、ちと疲れますね。料理は“楽しい”とか“好き”とかではなく、生きていくためにやるものというスタンスできた私は、見た目も気にせず好き勝手にやれるぼっち飯の方が性に合っているかもしれません。
ごちそうさまの後は、ひとり夜のビーチへ
宿の目の前が海なので、暗くなってからもビーチに行けるのがうれしいです。
波の音しか聞こえない。
ほっと一息ついて「ああそういえば、野菜、水道水で洗ってそのまま食べちゃったなあ」なんて思い返したりしながら、ゆっくりくつろぐひととき。夜の海もまたいいものです。
それでは本日はこれにて終了。今日もまた最後までお付き合いくださって感謝です。明日もまたダイビング。もういいよ、とみなさん思われるかもしれませんが、私にとっては全然よくありません。明日こそはマンタに会いたい!!! と願いながら本日も早めに就寝です。おやすみなさい。
コメント4件
ハワイ島では、マンタを夜、スノーケリングで見るツアーがあります。 また、シェラトンホテルの海に面しているバーから、そのマンタスノーケリングを、マンタも含めて、毎晩、見れます。 見れるマンタの数は日によって違いますが、必ず見れますし、一緒に泳げます。 カリブ海でも、お昼のスノーケリングツアーで、マンタと確実に泳ぐことができます。 また海亀は、ビーチや沿岸にかなりいます。スノーケリングで泳いでいると亀が下にい泳ぎこんで来たりします。 溶岩だらけの沿岸ですが、波が荒れている時は、特にたくさんのカメが避難してきます。 特に海がきれいとか魚がいっぱいとかじゃないですが、思うに、亀を見るには、ハワイ島が世界でNo.1じゃないでしょうか? あまりに真直にいるので、皆さんマナーを守って、誰も触ったりしません。いつでも、どこにでもいます。昔は、カリブ海、アジアの海など、ボートに乗って、亀が1匹、遠くで泳いでいるのを見るだけで、喜んでました。 今日はちょっと波がありましたから、サーフの壁にイエロー、ブラックの魚が何十匹と波乗りしているのが、町のレストランの沿岸に面している裏庭から見れました。
こんばんは!
初めてのシェア飯、忘れられない思い出になりますね~!(^^)!
日本を含むアジア以外では、包丁でスライスすることが”まれ”ですよー(^◇^)
大抵カットです…(笑)
だしを取るということもあまりないですし、料理簡単です!
⇒日本料理と比べてという基準ですが….(-“-)
野菜不足解消のためにたまには温野菜(茹でるだけ)かスープ(スープの素とベーコンで様になります)が楽かな?頑張ってね~!(^^)!