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2017-02-18

キューバ(36)バラコアNO.1のマグワナビーチと世にも気まずいランチ

バラコア_ランチ

世界一周の途にあります私は、現在キューバのバラコアという町に滞在中。昨日は、チョコレートハウスの見学と、渓流登りに参加してきたわけですが、またもや変にもやもやした気持ちになって終わるという残念な結末。本日は気を取り直して、楽しみにしていたビーチに行ってまいりました。

【現在地】バラコア(キューバ)

Baracoa(Cuba)

【気温】32度(昼)

【天気】晴れ

【通貨】1CUC=約115円、1CUP=約4円

バラコアでもっともおすすめなマグワナビーチ

背後にユンケ山、そしてバラコア湾に囲まれたバラコアの町。ヤシの葉が太陽の光を浴びて輝くさまは、1492年にここを訪れたコロンブスに「世界最大の美」と言わしめたほど。

ユンケ山はテーブルマウンテンであり、大きく弧を描く湾に挟まれた立地は、なんだか南アフリカのケープタウンを思い起こさせます。たしかこのような地形は、風水的に最高だったような…。

そんな場所にあるバラコアですが、その周辺には、20ものビーチがあります。

『地球の歩き方』によりますと、それらのビーチの中でも、「マグワナ・ビーチ(Playa Maguana)」は別格とのこと。

いろんな意味で好立地な素敵ビーチは、バラコアを訪れたら必ず行こうと決めておりました。本日は、その「マグワナ・ビーチ(Playa Maguana)」についてご紹介いたします。

まずは、朝のコーヒータイムから。

室内に置かれていたロッキングチェアを私がとても気に入ったのを知り、オーナーのベッキーさんがテラスに出してくれました。

バラコア_カサ

海の目の前にある素敵なカサ。ここはかなりおすすめです。

バラコア_カサ

いい感じに年代物のロッキンチェアに揺られながら飲む濃い目のキューバコーヒー。朝日とともに脳みそもしっかり目覚めます。

バラコア_カサ

本日も、旅の案内人は、個人で旅行代理店業務を営んでいらっしゃるアレハンドロさん。ビーチは地図で言うとこのあたりにありまして、さすがに徒歩では行くことができません。

ちなみに、滞在しているカサの目の前も海はこのような感じでして、

バラコア_カサ

泳ぐとたぶんケガします。

ビーチへは、大手旅行会社のツアーも出ているようなのですが、そこに行くのもめんどくさくなり、アレハンドロさん頼みです。マグワナビーチ往復15CUC(約1,700円)。

約束していた午前11時。

昨日と同じ、緑色のかっこいい車が迎えに来てくれました。

バラコア_リオユムリ

いざビーチへとレッツゴー!!

バラコアの町の中心を過ぎると、町の特産品「チョコレート」を生産している工場が見えてきます。

バラコア_チョコレート

周囲はかなり強めのチョコレートの香がします。幸せ。

チョコレート工場といえばチャーリーで、チャーリーといえばジョニー・デップですけれども、キューバの場合はこれが、

「チェ・ゲバラとチョコレート工場」ということになります。

バラコア_チョコレート

稀代の革命家と“Chocolate”の組み合わせはなんだかとてもシュール。でもこれがキューバのスタイル。

途中、数か月前にここを襲ったハリケーンの爪痕を多数目撃。

バラコア

大きな川が流れていたのですが、なんとここにかかっていた橋が倒壊したそうで、応急処置的な道路を通ります。

バラコア

けっこうな破壊力です。

馬に乗った男性と、追いかける犬。キューバでは現在でも、馬が人々の大切な足として活躍しています。

バラコア

11:50念願のマグワナビーチが見えてきました。

バラコア

ビーチに到着すると、1軒のレストランのような場所に車を停めます。

バラコア

中から男の人が出てきて、アレハンドロさんと仲良さそうに挨拶をかわします。お友達なんでしょうね。

アレハンドロさん曰く、「ここのレストランで食事をすれば、ビーチ使用料もかからないし、デッキチェアも使えることになっている。料理は何時でも好きな時間に予約できるけど、何時がいい? 」とのこと。

全体的に初耳ですけど、ここまでの往復料金15CUC(約1,700円)のほかに、ランチ代(ビーチ使用代含む)が10CUC(約1,100円)かかるそうです。

まあでもせっかくここまできたことですし、とっておきのお魚料理を用意してくれるそうですので、「じゃあ14:00でお願いします」とランチを予約し、いざ海へ!

さあ、こちらが、マグワナビーチです!!

バラコア_マグワナビーチ

どうですか? え、あ、わりと普通? いや、普通の基準もあれですけど、ゆうてもカリブですから!! キレイじゃないわけないんですよ。

バラコア_マグワナビーチ

背後はこのようになっていて、

バラコア_マグワナビーチ

たぶんハリケーンの爪痕かなぁ。

バラコア_マグワナビーチ

それでもただただ何もせずごろごろするには最高のお天気ですし、そんなに人もいない静かな環境でとてもリラックスできますし、なかなかによいビーチです。

ナッツのおやつ1CUC(約110円)を食べたり、

バラコア_マグワナビーチ

ココナッツジュース1CUC(約110円)を飲んだり、

バラコア_マグワナビーチ

とても癒されるひとときでした。

ココナッツジュースを飲んだ後は、実を割ってくれて、中の白いところも食べさせてくれるサービス付き。

バラコア_マグワナビーチ

ナタデココみたいな食感でおいしかったのですが、

バラコア_マグワナビーチ

ちょっと目を離した隙に、犬に持ってかれてしまいました。

バラコア_マグワナビーチ

バラコア_マグワナビーチ

ちなみに、スノーケルもしてみましたが、ほとんどお魚はいませんでした。さあこうして4時間ほどビーチを満喫し、14時ランチタイムです。

気まずいランチに私は何を思う

予約をしていた食堂に入ると、さっそくランチが運ばれてまいりました。今日のお昼は、お魚定食。10CUC(約1,100円)。

バラコア_マグワナビーチ

これが10CUC…。昨日の投稿で、キューバの食事代に対する不平不満愚痴を長々と書きましたから、今日は何も言いますまい。

本日のガイド・アレハンドロさんもいっしょにテーブルに付いて、この日はいっしょにランチです。

先に私の料理が運ばれてきましたので、アレハンドロさんのぶんが運ばれてくるのを待っておりましたところ、数分後、彼の前に置かれたのは、

白米だけが大量に盛られた1枚のお皿。

あー、なるほど、私の前に置いてあるこのお魚、2人でシェアする感じですか。

バラコア_マグワナビーチ

同じ食卓を囲み、ごはんをシェアするというのは、コミュニケーション手段としてはかなり効果的な方法。お互いの距離が縮まりますからね。

なんて思っていたのですが、アレハンドロさんは、お魚に手を伸ばすことなく、自身の前に置かれた白米を食べ始めます。見ていると、白米の中に、私のお魚よりはだいぶ小さいお魚の切り身が2切れくらい埋まっている…。

“差別化”

ですか。私の前に置かれた豪華お魚定食は、対観光客用10CUCバージョン。アレハンドロさんの前に置かれたお魚丼(ほぼ白米)は、対ローカル用で、さすがに、値段なんて聞けませんでしたけど、たぶんお値段はもっともっとお安い。

キューバは本当に毎日毎日、「さあこの状況でおまえは何を思う? 」というようなシチュエーションを私にぶつけ、精神的な圧力をかけてきます。

この状況で何を思うかって言ったら、

あのー、こういうのやめませんかー。

非常に気まずいんですけど。

私もアレハンドロさんと同じやつでよかったのに。もしくはシェアでもいい。しかし、もはやここで、「私のお魚シェアしましょうよ」とか言うのも逆に失礼っていうか…。

100倍ほどの差があるキューバ人と日本人の平均月収。これを見事にテーブル上で表現した、料理のボリュームとクオリティ。

この状況が気まずくない人はいないと思うんですけど、私もいたたまれなくて、普段からは考えられないくらいに、ものすごいスピードでお魚定食をたいらげました。

キューバ人=貧しい、外国人旅行者=超お金持ち

キューバに暮らす多くの人は過剰にこのように考えている気がします。外国人とキューバ人は、違うんだもの、と。だから、食事の提供の仕方がこんなに露骨に違ってもなんとも思わない。だって彼らと我々は違うんだから。そんなのあたりまえのことでしょ、と。

このような風潮ですから、今のこの状況に対して「気まずいなあ」と思う外国人がいることも、きっとご存じない。

そして、外国人はもれなく全員「高額だけど豪華」なものが大好きで、キューバの人々が利用する「安価だけど質素」なものには興味がないと思っている人が多い。

完全に私がそう感じただけですけども、外国人の中には「バックパッカー」という人種がいるということがそれほど周知されていないのではないかなぁと。

「快適だけど高額なタクシーや旅行者専用のバスよりも、正直快適とはとても言えないけどカミオンという乗り物のほうがいい。だって、なにより安いし、キューバの人はそれを普段利用しているんでしょ。だったら私もそれに乗ってみたい」

とか

「豪華で量も多いけどバカ高い旅行者用のレストランよりも、質素でシンプルだけどローカル食堂のピザのほうがいい。値段も手ごろだし、キューバの人が普段食べているものを食べてみたい」

というような思想を持っている奇特な人々の存在はあまりメジャーではない気がします。周りを見ていても、お金使う気満々でやってきた方々のほうが圧倒的に多いですから、上記のような行動をとると、すごくびっくりされます。

キューバに来てすぐ、ドミトリー宿で出会ったバックパッカーさんたちがなんとなく肩身が狭そうに感じたのも、あまりキューバを楽しめていないように感じたのも、今となってはすべて納得。

キューバでのバックパッカースタイルの旅は、とてもとても難しい。

いたたまれない私の気も知らず、お魚をねだる猫。

バラコア_ランチ

骨しか残ってなくてごめんね。そんなこんなでランチ終了。今日もまた、もやもやを抱えたまま、カサへと帰還いたしました。

夕方になると、近くの子供たちが集まって道路でサッカーをして遊んでいます。

バラコア

結構年齢が上に見える方もいて、高校生くらいかなあ…。

バラコア

日本ではこんな光景はなかなか見ることができませんが、テレビゲームやスマホが高級品であるキューバならではの、平和な夕暮れの一幕。

そして夜。滞在しているカサのすぐ隣には、「Marco Polo」というレストランがあります。

バラコア

ここではテイクアウトのドリンクを買うことができますので、この日はモヒートを購入してみました。1.5CUC(約165円)。

バラコア

カサの目の前でロッキングチェアに揺られながらモヒート。かっこつけてるー。

バラコア

どうせ1杯で酔っぱらってふらふらになることはわかっていますので、すぐにベッドに行けるのはありがたい。

本日でバラコア滞在も終わり、明日は移動日です。今まで行ってきた町とは雰囲気も気候も全然違っていて、田舎ならではの、のんびりとしたよいところでございました。とはいえ、キューバについてのもやもやは募るばかり。この国は、私には難しすぎる気がします。

それでは本日はこれにて終了。最後までお付き合いくださってありがとうございました。

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