旅の準備|ヒーラー的役割を担うバックパッカーに必要な薬と健康管理
これはもう堂々と自慢していいと思うのですが、私はものすごく体が丈夫で、普段から薬というものをほとんど飲みません。家に常備薬とかないし。だから、旅に持って行く薬と言われても、正直何を選べばよいかさっぱり分かりませんでした。
こういうときは、偉大なる先人たちのブログが非常に役に立ちます。世界を旅するバックパッカーさんが持参してらっしゃるお薬をとりあえず全部買ってみたんですけけども。
これバックパックに入んなくね。ホントにこんなに必要なんですか? え、みんなどうしてらっしゃるんですか? これ全部使う事態って完全に満身創痍なんですけど。もう旅の途中で強制帰国ですよ。薬ってさ、箱から出しちゃっても大丈夫ですか? そしたらもうちょっと体積減ると思うんですけど。なんか箱って大事? 私薬のことよく分かってなくって、箱から出したらすぐに使わなきゃいけないとかあったりするもんなんですかね。
と、とりあえず、買ったもの紹介しましょうか。こんなん紹介されてもひとつも面白くないと思いますけど。まあ紹介がてら、本当に必要なのはどれで、別にいらないものはどれなのか見極めていけばいいんじゃないですかね。
①バファリン
薬の王道です。たぶん。熱も下がるし、痛みも治まるし、ある程度なんでも治るらしいから、これは必要。バックパッカーさんの所持率95%ぐらいだと思います。体感ですけど。
②プレコール持続性カプセル
私が行くのは冬のアフリカですから、風邪はひくかもしれません。1回ですめばいいですけど、2回3回ってひくかもなーと思って、たくさん入ってるやつ買いました。
③第一三共胃腸薬
前の日の夜に脂っこいものを食べて寝ると、確かに翌朝胃もたれします。しますけど、日本で飲んだことないのに、海外で飲むのかは疑問。とはいえ、毎食妥協することなくおいしいものを食べたいですから、胃の状態はいつでも万全に整えておきたいのでこれは必要。
④アネロン ニスキャップ
乗り物酔いによるはきけ・めまいに。「あらがえない吐き気」ってやつを経験したことがある人にはわかると思います。予兆とかないんですよ。次の波きたら我慢しよう、なんて無理ですからね。今まで酔い止めなんて使ったことないですけど、あの吐き気を予防できるなら、ぜひともすがりたい。“酔ってからでも効きます”って書いてある。ダイビングで、ボート何回も乗りますし、バスもルートによってはけっこうやばいところがあるって聞きますし。これは必要。
⑤カンピオーネEXゲル
虫刺され用の塗り薬。ムカデ、ダニ、クラゲ、毛虫、ノミに効くそうです。これは薬屋さんで「ダニにさされたときの薬ください」って言ったら、「どこ刺されてます? 」って聞かれて、
「あ、これからです」
って言ったら、一瞬沈黙があって、あーはいはい、これからのやつねー、知ってる知ってるーみたいな感じで「はいじゃあこれねー」っつって出してくれたやつ。だからこれは必要。刺された直後でも、かゆくてかきむしったあとでも、どっちでも使っていいって言ってましたから。
⑥正露丸(糖衣A)
正露丸はこれいくら密閉しても密閉しても臭いがすごいんですが。ちょっともうなんなんですかこれ。私海外でおなかこわしたことないんで、これ一番いらないんじゃないの? だってすごいくさいし。脱落ナンバー1候補。
⑦熱冷却シート
熱が出たとき使う。
⑧メンソレータム キズ消毒液
犬に咬まれたら、狂犬病対策として、まず消毒しなさいと病院の先生が言ってました。
⑨ガーゼ
犬に咬まれたら、消毒液を染み込ませて使う。
⑩粘着の包帯
犬に咬まれたとき、消毒するために、消毒液を染み込ませたガーゼを固定する。
⑪バンドエイド
犬に。
⑫ロート Cキューブ しみないタイプ
コンタクトレンズ使用者なので、目が乾く場合のマストアイテム。必要。
⑬ロート 抗菌目薬
ものもらいとか。「目が乾く」よりもうちょっと目がやばいときに使うやつ。必要。
結局、いらないの、正露丸くらいですね。とりあえず、犬にかまれた場合を想定して、そこは重点的にケアしてるつもり。とはいえ、これ私の予想ですけど、薬多すぎだと思います。薬物中毒。完全にジャンキーの部類。海外旅行保険入ったのに、自力で治す気満々のラインナップ。
でも私、モンハンでも粉塵は積極的に使っていくタイプ。
生命の粉塵
生命の粉と竜の爪を調合して作られる粉末状の薬。使用すると同時に周囲に拡散し、触れた者の傷を癒やす。調合には手間が掛かる上にかなり難度が高く、市場にもほとんど出回る事の無い貴重な薬である。
「モンスターハンター大辞典 Wiki*」より引用
粉塵は貴重な物資なんです。でも私は仲間が緊急事態のときは惜しみなく使っていくタイプ。だから、私もうアフリカの金子秀人になろうかなーって。アフリカ営業所的な感じでいいかなーって。
金子秀人は、海外旅行保険という形で世界を旅するバックパッカーを全力でサポートしてくれてます。だったら私は「近くにmayumiって人がいたら薬くれるらしいよ」みたいな、パーティーでいうヒーラー的ポジションで生きて行こうかなって。有効範囲、かなり限られてきますけど。
どの薬を持って行くかについては、あと一か月あるのでゆっくり考えるとして、薬ではないですが、健康管理として忘れてはいけないのが「蚊対策」。蚊は本当にこわいですからね。様々な病気を運んできます。中には致命的なやつもある。ということで、蚊対策グッズ。
これだけあればかなり安心。
①どこでもベープ未来(150日間)
お部屋に置いて、スイッチ入れて、蚊を退治してくれるグッズ。名前とキャッチコピーがいろいろ煽りすぎててすごい。未来に生きてんなーって感じのする、効き目プレミアムとか、もう買わずにはいられなかった。アフリカ滞在まるごと150日間をカバーしてくれる。
②どこでもベープNo.1未来
どこでもベープの携帯タイプ。腕時計型で、ゴムバンドで腕に装着しておけば、ある程度蚊が防げるって。これもまた、煽り方が…。未来に生きてるうえに、世界最高水準。何かが5倍。ちょっとよくわかんないですけど、これもまた買わずにいられなかった。
③おすだけベープ お部屋用
お部屋にシュッとするだけで、蚊を撃退してくれます。
④スキンベープ ミスト(ピーチアプリコットの香り)
香りに惹かれた。虫よけスプレーは絶対必要です。足りなくなったら現地で買います。
あのー、外国の蚊には日本の蚊に使うアイテムは効かないとかよく言いますよね。実際どうなのか分からないですけど、それが事実なら、上記全部ただのゴミです。未来感のあるガラクタ。ベープへの絶対的な信頼感が崩れ去りますが、そんときはそんとき。
これだけあればもう、「私のまわり半径5メートルは魔法陣の力で守られてるから! みんな私から離れないで! 」的なヒーラーっぽい立ち回りはできるようになります。ダメージ軽減、HP回復。
いろいろ紹介してきましたが、大事なやつがあと1個ありましたね。忘れちゃいけないのが。ここで発表するのもねー、ちょっぴり恥ずかしいんですけど///。私にも恥じらいというものがありますから。まあ健康管理っちゃ健康管理って言えなくもないかなー。
これないといざという時困りますからねー。
これって////
ね、ポリデント。
部分入れ歯用。
あーはいはいこれねーわかるー。いるよねーポリデント。いざというときねー。
って、みなさんならないのはわかってます。これはね、歯列矯正用のリテーナーをきれいにするために使う用具であって、避妊のために使う用具ではありません。世界一周準備カテ恒例、うれしはずかし避妊具紹介とかやりませんから。
半年分のポリデントってさー、けっこう重いし体積もとるんです。
せっかくこないだ『ひとり。ふたり。』のじゅんくんに、とにかく薄くて、まるで何も付けてないみたいな、最高の装着感っていう噂の、とっておきのコン
タクトレンズ
そう、コンタクトレンズ。
「これいいですよ」って教えてもらったのになー。めちゃくちゃ薄いメニコンの「magic」というコンタクトレンズ。おかげで荷物減るなーって思ったのになー。
私だいぶうっとうしいな、と思ったところで今日はもう終わりにします。この先もし世界のどこかで私に会った場合。ちょっと恥じらいながら、ポリデントをちらつかせても、なんらかのメッセージとかないですから。「ちょっとちょっと、この子意外と積極的だなー」なんていう勘違いは本当にやめてください。
本日もまた、しっかり最後まで読んでくださって感謝しかありません。ありがとうございます。
自分もリテーナーしてるんすよね。
ポリデント忘れてました。
アフリカですれ違いざまに分け与えて下さい。