エチオピア(24)季節外れの正月と海外で美容院に行くリスクについて
現在世界一周をしております私は、エチオピア南部、
【現在地】ジンカ(エチオピア)
Jinka(Ethiopia)
【気温】25度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1ビル(ブル)=約5円
これがエチオピアのお正月
独自の暦を持つエチオピアでは、本日9月11日は、お正月。
本日昼ごろまで、ジンカから20kmほど離れたアリ族の村にホー
町についてまず気になったのが、この葉っぱ。
実はこれ、お正月の飾りなんです。全国民の80%以上の人が農業および牧畜に携わるエチオピア。五穀豊穣、
普通のおうちでも、食堂でも、雑貨屋さんでも、
そして、お正月ならではの食べ物もといえば、なんと言っても肉!!
そもそも肉をよく食べるエチオピアの方々。お正月ともなると、
ワイルドな肉の炭火焼を召し上がります。この料理はシュクラトゥブスと言いまして、
ちなみに肉はこのようなスペースでカットされ提供されています。
そして町を歩いていて気づくのが、人々の服装。
そう、みなさんお正月ですから、
そして大人のお姉さんはこちら。
伝統的な衣装を身に付けてエレガントに町を闊歩してらっしゃいま
アリ族村を案内してくれたガイドのアスマモさんがいいます。「みんな、
女性たちは、みんなこの日のためにヘアスタイルを整えるから、
確かに、町を歩いている女性のみなさん、お美しい。
「アスマモさん、私も美容院に行ってきます」
こう見えて、私だって女性の端くれ。
なぜならここは「ファーストクラスサロン」。
お店に入ると、確かに女性たちで賑わっています。
ここで気付いたのですが、お店のスタッフさん、
髪の毛をどうにかしたい。
順番にやるから、ちょっとそこで待っててというニュアンスで、
おおよそ美容院とは思えない道具。
いや、工具と言っていいでしょうね。
他の方のヘアスタイルが出来上がっていくのを観察していると、
シャンプーは、セルフ。
コテは、直火。
い、痛くないよね??
やべぇ、緊張してきた。そしてついに私の番。
「どんな髪型にしたいの? 」と聞いてきてくださったのは美容師のサラさん。
エチオピアンガールのようにしてみたいということをポスターを見
写真に写る女性と私は、孔雀(くじゃく)と雀(すずめ)ほども遠く遠く離れており、
「お、おまかせで(震え声)」
私にとって初めての外国の美容院ですが、それと同時に、
もうね、ただただ楽しそう。
普段いらっしゃるエチオピア人のお客さんはこのような髪質の方が多く、
日本人のまっすぐな髪はとても扱いづらそうです。忙しいお正月の美容院ですから、私としてはチャチャっと15分く
途中から投入されたエクステ。
あれ? そんな髪、足す必要ありますか?
少しずつ出来上がっていくヘアスタイル。
いわゆる「雲行きが怪しい」という状況ですね。
なんか、
約30分後、ついに完成したようです。
どんっ!!!! (『ONEPOECE風に』)
どどんっ!!!!
え…これは…
せっかくだからメイクもしないとね、
半端ない、コレジャナイ感。
「おまかせで」って言っといてあーだこーだ言うのもなんですが、
ふんわりスカートとかwwアイシャドウとかww口紅とかww
世の中にはこういったものが似合う人と似合わない人がいるのです。これではまるで、なんというか、
あれ、mayumiさんあなたもしかしてちょっとかわいくなろうとしちゃった??
みたいな感じ出ちゃってて恥ずかしい。もっとこうポップでライトなさあ、
そんな軽〜いノリを求めていたのに、思いの外、正統派。
このウルトラマンのような、サザエさんのような、
さらに、
サラさん、どうもありがとう。とても手の込んだ、まさにエチオピアンガールなヘアスタイルにしていただいて、私はとてもハッピーです。
ちなみに、すべて込み込みで400ビル(約2,000円)。
なかなかの出費です。所持金が足りず、
そのあと、安定のTシャツスタイルに戻りましたが、
あまりにミスマッチな本日のわたくし。
これ、かなりきつーく編み込まれていますから、
いつもいつも、後先考えず勢いだけで突っ込んで、
たとえそれが「やらかした」
それでは本日はこれにて終了。今日もまた、最後までお付き合いくださってありがとうございました。明日は、コンソという町に移動します。
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