ブログの存在は「分身」というより「コピーロボット」に近い
こないだブログに「旅友会はカルト集団で、危ないから近寄らないほうがいい」みたいなことを書いたので、まだこのブログを介しての参加表明はゼロです。これは自分が蒔いた種なので仕方のないこと。
しかし今後、関東・関西・中部、あと北海道・東北・中国四国・九州、もしかしたら世界のどこかで開催される予定の「旅友会」に悪影響を及ぼしてしまっていたら、それは非常に申し訳ないな、とは思います。
「旅友会」、全然カルト集団ではないですよ。いたって健全。だれかに強制されたとかじゃなくって、みなさん自分の意思で入信(あ、入信て言っちゃった)されてますからね。
ただまぁ「うちの息子、旅友会に出入りするようになってから様子がおかしいんです。目とか異常に輝きだしてるし、夜な夜な世界地図眺めては一人で笑ってるんですよ。しまいには急に仕事辞めるとか言い出すし…もう心配で心配で」みたいな話も時々耳にしますからねー。そのへんどうなのかなーつってね。はい、悪ふざけもたいがいにします。もうやめます、変な感じで「旅友会」を宣伝するの。
4月30日(土)秋葉原にて関東旅友会開催。興味のある方は、私のブログのコメント欄じゃなくて全然いいんで、誰かまともな人のブログのコメント欄に参加表明してみてください。
【まともな人のブログ】
コメント欄といえばですね、このブログがコメント欄をオープンしてから早1ヶ月が経過しました。
最初は、内容について誰かにおこられるんじゃないかとか、悪口書き込まれるんじゃないかとかそんな不安もありましたが、幸い今のところそのような書き込みはひとつもなく、なんとか無事にやりすごしています。
ブログを読んでくださった方からメッセージをいただけて「確かにこれはうれしいな」と痛感。今まで「私そういうのやってないんで」みたいな発言してたのが恥ずかしくなってくるわけですが。
ただね、私は普段、会社で人に話しかけられることがほとんどありません。気が付くと何か考え事をしてぼーっとしてしまうのですが、そのうつろな表情と定まらない視点が「話しかけんなオーラ」っていうより「話しかけちゃダメなんじゃないかムード」を作り上げているからだと思います。
さらに言うと、自分から他人と関わらないぞという強い意志のもと行動している部分もいなめないというか…。私の職場は、会社のビルの6階。エレベーターを降りると、ながーい廊下があり6階全部をぶちぬいた広いオフィスフロアに入るためのドアが4つか5つくらい等間隔に並んでいます。
廊下を歩いていて、反対側から知ってるような知らないような微妙な人が歩いてくるのが分かると、私は急に90度方向転換をして、とりあえず一番近くにあるドアからオフィスフロア内に逃げ込みます。で、廊下とオフィスの間の壁をはさんで、たぶんすれ違い切っただろうなってタイミングでまた次のドアから廊下に出ます。こうして無意味にフロアを出たり入ったりしていますから、ちょっとした不審者。たぶん「あいつ何やってんだよ」ってなってる。
フロア内では、極力他人を避け、なおかつ嫌いな人のデスクのそばを決して通らないで目的地まで辿り着ける最短ルートを導き出すのが得意です。あぶないと思ったら瞬時に方向を変え、机と机の間を縦横無尽に動き回る様はまさに「パックマン」。
歩くペースを変えないで実際にこれをやるのは、まあまあの緊迫感。これでは誰も私に話しかけてこないに決まってます。まずね、捕まらないですから。
30過ぎた娘がいまだにパックマンやってる(リアルで)なんて知ったら、お母さん悲しむだろうなー。
でも最近はそんな私に、いろいろな人が気軽に話しかけてくれるからびっくり。ブログのコメント欄を通じてですけど。ブログは私自らの意思で世界に向けて公開していますから、パックマンがどうとかって言って逃げ切ろうとするのがそもそもの間違い。方向転換をすれば済むという話ではないのですから。
2016年3月9日から4月11日までにいただいたコメント34件。1日平均1.03件。私にとっては、とんでもない数字をたたき出してしまいました。1日1回以上は誰かが何かしら話しかけてきてる。そう考えると「あーブログがんばってるなー」って思います。いや私がブログを書くことをがんばっているとかいないとかの話ではなく。
「このブログ自体ががんばってるなー。私なんもしてないのに、いろいろ発信して、積極的に人とコミュニケーションとって偉いなー」
って。私が寝ているあいだにも、友達と会っているあいだにも、モンハンに夢中になっているあいだにも、一秒も休むことなく世界中に門戸を開き、ATフィールド完全撤廃して、積極的に外交活動をしてくれているこのブログ。
「ブログは書き手の分身だ」と表現されることがありますが、なんとなく私にとってはそれがピンときません。「分身」っていうよりは、どっちかっていうと「コピーロボット」。だってたぶん私よりがんばってると思う。
大差ないだろって思われるかもしれません。しかし、それがそうでもないんです。
分身と言えば「分身ハンマー」。ドラえもんのひみつ道具ですね。
やらなければならないことが同時に2つできたとき、このハンマーで頭を叩くと分身が飛び出して体が2つに分かれ、2つのことができるようになる。
『ウィキペディア/分身ハンマー』より引用
このハンマーで出せるのが「分身」です。で、私がプッシュしているのは、どっちかっていうと「コピーロボット」。
ドラえもんのひみつ道具でもありますが、パーマンが使ってるイメージが強いですね。ミツ夫たちがパーマンとして活動する間、留守のアリバイとして使うロボット。
「分身」は2つやりたいことが重なっちゃって、仕方ないから2人に分かれるかというイメージ。「コピーロボット」は、2つのうちどっちかはそんなに気が乗らない。だからコピーにやらせよう的なニュアンス。つまり、身代わり。本人の代わりになんらかの不利益を被る、いわゆる「スケープゴート」。
藤子不二雄先生が言ったわけじゃないので、実際どうかわかりませんが、ウィキペディアによると、
ロボットはそれぞれ自我を持っており、ときおり主人に逆らうこともある。主人以外に変身しても基本的な個性は保たれたままで、自分はあくまでも誰かのコピーとして、自分の主人が誰であるかが認識出来ているようである。
『ウィキペディア/コピーロボット』より引用
自我あんだ。個性もある。それなのに、誰かの身代わりとして仕事をこなしているコピーロボット。その苦悩は察するに余りあるわけですが、私のブログもそんな状態なんじゃないかと。
だって私が頭の中で妄想したクッソどうでもいいことを、ものすごい熱量を持って全力で語らせているわけですから。コピーロボットもたまったもんじゃないですよ。
「え、それ自分が言うんすか!? っていうか、それわざわざ言わなきゃダメっすか? 」
って言いたい日もあると思うんです。
でもね、ダメです。読んでくれた方に「こんな考えの人いるんだー。バカだなー。でもこんな人でも毎日元気に生きているんだ。私もがんばろう! 」って思ってもらえるように、私はどんなにくだらないことだろうと全力で声を大にして発信していきたいのです。
「だったら自分で…」
だよね。でも自分で言うのはイヤです。私だって、少しでも自分をよく見せたいとか、モテたいとか、かわいいって言われたいとか、オシャレって思われたいとか、そういう気持ちがないわけではありません。リアル生活において、ブログに書いているようなおかしなことは絶対に言いたくありません。
気の毒ですが、顔の中心の赤いボタンを押されたら、どんな要求にも従うしかないのがコピーロボットの性(さが)。私が寝ているあいだ、遊んでいるあいだにも、かわいそうなコピーロボットが傷だらけになりながら、レベルの低い微妙な情報を一生懸命発信し続けてくれているんです。
それにね、読者の方とのコミュニケーションにおいてもコピーロボットの役割は大きい。これは私だけではないと思いますが、実生活で突然知らない人に話しかけられたら、びっくりするし怖いし、まともに会話が成り立つ気がしませんよね。パックマンだったらこういう状態。
絶体絶命。完全にパニックです。でもね、ブログを介してであれば、なんのストレスもなくコミュニケーションがとれる。それはなぜか?
それはね、コピーロボットが一旦メッセージを預かっておいてくれるから。そうすれば私には考える時間が与えられるわけです。いそがしいお時間を割いてこのブログを読んでくださって、その内容に思うところがあり、何かしらメッセージをくださっている。
もしかしてすごい暇だっただけかもしれないけど、それでもありがたいことに変わりはありません。ですから、私としては誠意をもって、心を込めて返信したい。ここでワンクッションおくことによって、自分のお返ししたい内容をしっかりと整理し、落ち着いてまともな受け答えができるようになるのです。テンパるとホント何言いだすか分かりませんからね。いい仕事してるわーこのブログ。
こんなふうに思ってブログを読んでいただくと、ブログは毎日がんばってんなー。体張ってんなー。ってことがお分かりいただけると思います。一応言っとくと、内容に関しては、けっこうコピーロボットの裁量に任せてる部分も大きいんですよ。私もね、ちょっと何言ってるかよくわかんないときある。だってこれ分身じゃないから。それを覚えておいてください。
それでは本日も最後までおつきあいくださってありがとうございました。ブログも私本人も、感謝の気持ちでいっぱいです。
やっぱり面白いです!笑
まゆみさんは天才ですか!!
旅友会を宗教とかカルト集団と書いて1番被害をこうむったのはバスカー浜崎さんですよ!笑
そうなったら、まゆみさんは被疑者ですね!(≧∇≦)ww