ベリーズ(8)ダングリガからホプキンス。秘密にしておきたい隠れ家ビーチ
世界一周的なことをしている私は、現在ベリーズという国を旅しています。本日は等身大のベリーズの日常をたっぷり堪能できるダングリガを出て、少し南にあるホプキンス(Hopkins)という町まで移動いたします。といっても、バスで50分ですから、あっというまなんですねぇ。
【現在地】ホプキンス(ベリーズ)
Hopkins(Belize)
【気温】31度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1ベリーズドル=約55円(2ベリーズドル=1USドル)
■ダングリガからホプキンスまでの行き方
念願のブルーホールダイビングも堪能し、あとはとくにやることもありませんのでさくっと通過するはずだったベリーズ。しかし、ダングリガに来て知る新事実。
次の国ホンジュラス行きのボートは週に1本しかないってよ。しかも5日後。
というわけで、じっとしていてもしょうがないので、ボートが出発する町「プラセンシア」まで、少しずつ移動して、いろんな町を見てみよう! と思い立ったのです。ルートはこうです。
ダングリガ(Dangriga)の次は、ホプキンス(Hopkins)。
ダングリガからホプキンスまでの直行バスは、朝10:30と夕方17:30の1日2本。朝移動したい派の私は、10:30のバスに乗ります。
ダングリガのバス停はこちら。
バスターミナルの様子。
本日のバスはこちらです。
今日もまたかっこいい。
10:30ダングリガ発
11:20ホプキンス初
あっさりと到着したホプキンスのバス停。
ホプキンスへようこそー。
バス停から、予約しておいた宿までは徒歩2分。荷物多い系バックパッカーには非常にありがたいんですねえ。ホプキンスでの滞在先は、The Funky Dodo Backpackers Hostelです。
■ホプキンスでおすすめの安宿・ゲストハウス
The Funky Dodo Backpackers Hostel
(ファンキードードーバックパッカーズホステル)
共用スペース。
【宿泊日】2017年2月
【部屋の種類】2段ベッド7台のドミトリー部屋。男女共同。
【料金】13USD(約1,500円)/1泊
【設備】Wifiあり。たまに途切れます。シャワー、トイレ共同。数がたくさんありお湯出ますので快適。キッチンあり。冷蔵庫もあるので自炊可能。
この宿は、ハンモックスペースが非常に充実しておりました。
ベッド数多いですが、適度に距離がありますのでそんなにギチギチな感じは受けませんでした。
宿はビーチに面していませんが、徒歩1分以内でいけます。
ホプキンスってどんなところ?
まず、その位置からもお分かりの通り、ビーチがあります。宿からビーチに向かう道。
変に煽るようなタイトルを付けてしまいましたが、ここでビーチの詳細を記入いたしますので、秘密でもなんでもありません。それから、秘密にしておかなくても、こんな僻地誰も行かないだろっていう気がしなくもないです。そんなホプキンスのビーチがこちら。
静かでとても落ち着くビーチです。なんせ人がいませんから。そういった意味で“隠れ家”。
泳ぐにはちょっと波が高いし、お魚もいませんでしたので、海の中に入るというよりもビーチでごろごろするのがよいでしょう。とてもリラックスできます。
とくにおすすめの時間帯は朝です。
静謐な空気が漂っていて、なんとも爽やかな気分になります。水平線から朝日が昇ってくるのもいいですねぇ。
ヨガマットひろげてビーチで朝ヨガやってらっしゃる人がいました。こんなとこでヨガやったら、効果が何倍にも膨れ上がりそうな気がします。
もしも、ビーチでごろごろしているだけでは物足りない方は、宿が催行しているスノーケルツアーもあります。1日コースで130ベリーズドル(約7,000円)。あと、ホプキンスにはダイブショップもありまして、近くの珊瑚リーフでダイビングもできるようですよ。
とはいえ、そこらへんのマリンスポーツはキーカーカでたっぷり堪能してまいりましたので、私はひたすらビーチと宿のハンモックスペースでごろごろしておりました。
ホプキンスの食事情
そんなホプキンスですけれども、メインストリートはこんな感じで、
まあなんというか、閑散としております。町は1本のメインストリートがあるだけでして、その中心にバス停。近くに一応ATMがあります。私のクレジットカードは全滅で、使えなかったですけど…。
しかし、スーパーマーケットはちゃんとあります。玉ねぎも売っています。
レストランなんかで食事をすると1食1,000円近くしてしまうという、ガクブルなベリーズの物価。こんなときは自炊だろ! と思って軽い気持ちでスーパーで買い物をしてみたところ、これで1,000円くらいしました。
えーそんなにすんのー!?
値札とかないからさー、適当に買ったら意外とするから困るー。
で、これ使って料理するって言ってもさー、出来上がるの、安定の茶色いパスタでしょー?
自炊するメリットって…。いや、まずくはないんですよ。まずくは。
こんなとき、私を助けてくれるのは、やっぱりパン屋さん。
この日、宿の共有スペースでパソコン作業をしていると、地元のガリフナボーイ(ガリフナ族の少年)から声がかかります。何だろうと思って話を聞いてみると、彼はパン屋のせがれだそうで。
そういえば、メキシコのバカラという町でもパン屋のせがれからパンを買いました。あれはおいしかったなあ。
パン屋のせがれに寄せる絶対的な信頼感。
というわけで、どんなパンがあるか見せてもらいましたところ、
わぁおいしそうじゃーん!!!!
私が購入したのがこちら。
ココナッツパン2ベリーズドル(約110円)。写真からは分かりづらいかもしれませんが、1回では食べきれないほどの大きさ。
パンの生地にココナッツが練りこんであって、優しい甘さ。そしてなんといっても最高なのが、このパンが焼き立てってことです。
まだ温かくって、ふかふかで超おいしい///
料理上手なうちの母もよくパンを焼いてくれていましたが、焼き立てのパンのおいしさに勝るものはありません。焼き立てパン最強。
中米至上ナンバーワンのパンはここで食べたココナッツパンでしたね。
ホプキンスへお越しの際はぜひともこのパンを食べてみてください。ただし店舗があるのかどうなのかとか、少年は毎日来てくれんのかとか、詳細は一切不明です。
宿の灰皿がアーティスティックだなあなんてことに感心しながらココナッツパンをほおばります。
何一つ生産的なことをしないまま、平和に終わるホプキンスでの1日。
……実のところ、ブログでは1日ってことにしてまとめ上げてますけど、だらだらと2泊してます。いや、私も走り出したいんですよ。ただいかんせんボートが。ねぇ。
この先ホプキンス滞在を検討なさっている方にアドバイス。これといって何もないんで、何を差し置いてでもホプキンスに行け! とは言いません。ただ、ボートの出航待ちとかで、とくにやることもなくって暇だなあという場合は、1泊2泊する分にはほどよいです。
さあ、明日はいよいよベリーズ最後の町「プラセンシア(Placencia)」へと移動します。本日も最後までお付き合いくださってありがとうございました。
サンイグナシオから今はホプキンスです。
サンイグナシオからキーカーに直行もなぁとおもって、このブログでホプキンスに行きたくなって来ました。
グアテマラやホンジュラスのガリフナの町、リビングストンやトルヒーヨにも行きましたが、ここの方がビーチもきれいで素朴ですね。
ま、ガリフナ自体はすんでたウティラにも少なからずいたので、目新しくはないんですが、地平線の海から昇る朝日が見たくなって来たようなもんです。
15ドルで、トイレシャワー付きシングルはベリーズでも安い方じゃないんでしょうか?快適です。
ガリフナ文化は興味ないんで、明日ベリーズZooを経由して、一気にキーカーです。