ベリーズ(10)ひさびさ購入! おすすめのベリーズ土産は鍵モチーフで!
現在世界一周的なことをしております私は、ベリーズという国に滞在中。昨日から、ベリーズ最後の町「プラセンシア」にやってきております。本日は、ベリーズ最終日ということもあり、お土産を買ってみようと思います。私のおすすめ土産をご覧ください!
【現在地】プラセンシア(ベリーズ)
Placencia(Belize)
【気温】31度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1ベリーズドル=約55円(2ベリーズドル=1USドル)
ベリーズ土産ってなんなんだろう…
昨日の投稿で、プラセンシアの町の様子についてご紹介いたしましたが、プラセンシアはそれなりに観光客が訪れるリゾート地。町のメインストリート(歩行者用)である遊歩道には、今まで行ったベリーズの町では見かけなかった「お土産屋さん」がちらほら。
そういえば、ベリーズ名物のお土産ってなんなんだろう…。
メキシコは刺繍のブラウスや美しい織りのタペストリー、キューバはチェ・ゲバラグッズと、中米で行った2か国は非常に分かりやすいお土産がありました。しかし、ベリーズは、いったい何が特産品なのかいまいちわかりません。
お土産屋さんを一軒一軒くまなく見て周って気づきます。
メイドイングァテマラとメイドインメキシコのものがほとんどじゃん!!
メキシコ、グァテマラに行かないのであれば、かわいいねっつってこれらの雑貨を買えばいいのですが、いかんせん、メキシコは行ってきたばかりだし、グァテマラはおいおい行くつもりだし…
お土産なんてものは、「記憶を想起させるもの」であって、旅が終わった後にそれを見たとき、当時のことを思い出させてくれるものであれば、別になんでもいいと思うのです。
何の変哲もないボールペンでもライターでも、あとからそれを見たときに、「そういえばこれ買った時あんなことがあったなぁ」なんて、楽しかった思い出が呼び起されるものであれば、それはすべて「お土産」だと私は思います。
とはいえ、せっかくならその土地の名産品・特産品だとなおよいですよねー。どう見てもグァテマラ、メキシコなものをベリーズで買うのもなぁ…なんて思いながら歩いていると…
あー、これはベリーズっぽいかも。
海の生き物モチーフの木彫りのオブジェはベリーズならではな気がします。とはいえなー、バックパッカーだしなー。壊さず持ち帰るのはなかなかに高難度。じゃあトゥカンのポスターはどうですか、ベリーズの国鳥ですよ。つっても、鳥はそんなに興味がない。
わがままな旅行者の勝手な要望を心の中でつぶやきながらいろいろ探し歩いていると、不思議なお店を見つけました。
まるでゴミのよ、いや、山のように積まれた巻貝。
何のお店だろうと思って近づいてみると…
わぁ!!! かわいい!!
貝殻を削って作ったアクセサリーやオブジェのお店。
遠目からは全然分からなかったですが、やーかわいいですねぇ。ちっこい海の生き物。
本当に小さいんですよ。繊細。
大きめのオブジェもあります。
巻貝のフォルムを生かした形。
こちらは手作り感がたまらないー!
お店の名前は「TALY’S GIFT SHOP」で、
オーナーはTALY(タリー)さん。
そしてね、写真の左下、分かります?
ね、鍵。
正直ちょっと忘れかけていましたが、このブログのタイトルに関連して、鍵モチーフのグッズを集めていたような気がします。久しぶりの鍵グッズ!!
そういえばこの貝、先日キーカーカでダイビングしたときにたくさん見つけたんですよ。浅瀬にごろごろ転がっていて、あまりにたくさんあったからちょっと気になって、ただの貝なのに写真まで撮った。
これ使ってんだー!! これこそベリーズ土産にぴったりではないですか!!
そうしていろいろ物色するんですけれども、やっぱ鍵のやつが気になる。でもこの鍵のチャーム、普通の家のカギくらいにでかいんだよなぁ。ネックレスにするにしてももうちょっと小さいほうが…
そうしてタリーさんに聞いてみます。
私「この鍵ですけどね、もっと小さいのはないですかね…? 」
タリーさん「うーん…残念ながらないのよー。鍵じゃなくてほかの小さいやつにすれば? 」
私「いやーでもそこは鍵にしとかないとなんかこうブログとの兼ね合いもありますしー」(ほんとはこんなこと言ってない)
とここでタリーさんの携帯に電話がかかってきます。電話の向こうの相手と楽しそうにおしゃべりを始めるタリーさん。
(あれ? スペイン語だ…)
ベリーズは中米唯一の、母国語が英語の国なのですが、タリーさんはどうやらベリーズ出身ではないようです。電話が終わったタリーさんにお尋ねします。
「De donde eres? (どこ出身なんですか? )」
急に付け焼刃のスペイン語にシフト。
タリーさん「あなたスペイン語話せるのー!? 私、ホンジュラス出身なのよー。コパンって知ってる? 」
私「知ってます知ってます! 私明日からホンジュラス行くんで! コパンも行くと思います」
タリーさん「あらーそうなのー!! 」
私「ところで、やっぱこのチャームは
muy bonita(超かわいい)ですねー。
いやーmucho trabajo(大変な作業)でしょうねえ!! 」
かわいい手工芸品にまつわるスペイン語会話術は、メキシコでさんざん練習しました。ピンポイントで得意分野。
タリーさん「そうなのよー!! これね、こういう貝を削って…
ひとつひとつ手作りしてるのよ!! 」
そう言って、店の裏にある作業場も見せてくださいました。
けっこう雑多な感じ。
「ミ グスタ アルテサニアー!!!! 」
(わたし、手工芸品ラブです!!)
ほかにお客さんが来る様子もないのでお店でいろいろ見せてもらっていると、タリーさんからありがたい一言が…
タリーさん「あなた、鍵の小さいやつがほしいの? 」
私「そうなんですー! できればネックレスにしたくって…」
タリーさん「時間はある? 」
私「ありますあります! 今日はプラセンシアに泊まるんで! 」
タリーさん「そう。じゃあ3時間後に取りに来て。小さいサイズの鍵を作っておいてあげるわ」
えーーうれしい///
たとえ片言のぽんこつスペイン語とはいえ、「言葉」というのはけっこう大事だなあと思いました。
そうして、3時間後。お店に行ってみると、
わぁ!! できてるーーー!!!
右の小さい鍵(オーダー品)が、タリーさんが作ってくれたやつ。
か、かわいい!!
ピンクとかね、普段あんまり身に着けない色ですけど、この優しい色合いはなんだか素敵。それから、金属アレルギーの私でも、これなら肌が荒れません。いやーいいお土産をゲットしました。貝殻の鍵チャーム20ベリーズドル(約1,100円)。
紐も付けてくれました。お店の場所はこのあたり。
遊歩道沿いにありますので、すぐわかると思います。プラセンシアにお越しの際はぜひどうぞー。オーダーしてもらえるかどうかは、あなた次第です。
こうして素敵なお土産もゲットしたところでプラセンシア観光終了です。貝の色と少し似ているプラセンシアの夕空。
明日はいよいよ次の国「ホンジュラス」へと移動します。本日も最後までお付き合いくださってありがとうございました。
コメント4件
なんて可愛らしい色なんでしょう❤️
すてきな お土産ですね!
手作りは、いいですね。半年ぶりに帰国しました。バックパックというほどではありませんが、15kgくらいの重さ、肩に食い込むほどに感じました。セラピードッグのペット犬のリードとハンドバッグで、目いっぱいでした。いずれ私も世界一周と考えていましたが、これでは到底、無理だと気付きました。総重量30kgの荷物をよく担いで移動されたと感心しています。旅の初めは、肩や首など半端なくパンパンに硬くなったのではないかと思います。徐々に筋肉がついて、世界一周の体を造られたんだなと、すばらしい。体造りもできて、スペイン語も勉強されてこれから、ベテランの旅が待っていると思いますが、ちょうど1年で、中休憩でしょうか?どうしてかなと思いました。