中米でダイビングするならここ! 厳選5スポット
私の世界一周旅の後半は中米南米6カ月。海がきれいで大物にも出会えると評判の中米の海でも、潜りたいところがたくさんあります。その中でもとくに「ここは絶対! 」という5箇所をご紹介します。わざわざフィンを持ち歩くわけですから、それはもう最大限海を満喫してやらなければなりません。
憧れすぎて鼻血が出そうな、いい意味でやばすぎる中米のダイブサイトの数々。「死ぬまでに、いつかは行きたい」って言ってたのに、実際行けるなんて、とても贅沢な経験ですね。さあそれでは、私が世界一周で潜る予定の厳選5スポットをご紹介します。
Contents
【1】ラパス@メキシコでアシカの子供と戯れたい
メキシコ・バハカリフォルニアに位置するラパス。メキシコ本土と半島に挟まれたコルテス海がダイビングの舞台です。このポイントの最大の売りは、なんといってもアシカの赤ちゃんに遊んでもらえること。
ロスイスロテスというスポットでは、100%の確率でアシカに会え、タイミングが合えばアシカの赤ちゃんとのスキンシップが持てちゃうんです。アシカかわいいよアシカ。
好奇心旺盛なアシカの子供たちはダイバーに興味津々で、運が良ければフィンを甘噛みされちゃったり! 萌える。さらにさらに、このあたりの海にはジンベエザメ、マンタやハンマーヘッドシャークなど、一度は見たい大物がたっぷり生息している「海獣王国」。
多くのダイバーを魅了してやまない、世界屈指のダイビングスポットなんです。
シーズンごとに見どころをまとめた表がこちら。
私が行くのは10月中旬。透明度のピークは少し過ぎるものの、あとは最高の条件が揃っております。
■日本語OKなダイブショップ
【参考価格】
2タンクダイブ/1日 140USD
3タンクもしくは2タンク+ジンベイスノーケリング/1日 165USD
※ラパスで潜る際は国立公園入園許可証が6USD/1日かかります
こちらが主なダイブサイト。アシカのコロニーがあるのは「ロスイスロテス(Los Islotes)」です。その他、沈船なんかもあり、たくさん潜ってみたい。
【2】セノーテ@メキシコで地底湖探検したい
こちらも私のあこがれ、メキシコのセノーテです。「地底洞窟探検」とか言われるとね、胸が熱くなるのは私だけではないと思うんです。水が澄んでいる朝が絶好のタイミングだそうですよ。
スノーケリングでももちろん楽しめるのですが、どうせなら潜ってみたい。地底湖の底から、「海中のオーロラ」と言われる光のカーテンを見上げてみたい。
●2012年に行かれた方のブログがこちら
「プラヤ・デル・カルメン」という町のダイブショップで申し込むことが多いみたい。鍾乳洞になっている地底湖だけあって、その地形はかなり複雑。
高いスキルが必要とされるサイトもあるので、ここに到達するまでに、しっかり中性浮力とれるようになって、縦横無尽に洞窟内を泳ぎ回ってやりたいです。
■どうやら安いらしいダイブショップ
【参考価格】
2ダイブ/1日 120USD(セノーテまでの送迎付き)
難易度高い「Angelita」と「El Pit」の2ダイブ/1日 140USD(セノーテまでの送迎付き)
洞窟内は真っ暗になって、ライトを持って潜っていくらしいです。暗闇苦手な方は大変かも。
【3】カンクン@メキシコで海底美術館の鑑賞
始めて何かのサイトでこの写真をみたときはものすごく衝撃的でした。海底にいろいろ沈められとる。かなり違和感があって、不思議な光景です。
たくさんのダイバーが訪れるこのエリアは、年々サンゴへのダメージが深刻化しているそう。このように美術館というおもしろスポットを作ることで、観光客をそちらに集め、サンゴに休息をあたえようという作戦らしいです。
これらのオブジェは海の魚たちの住処にもなっていて、海の生物×アートの融合がみられる他にはないとてもユニークなスポット。
若干、朽ち果てちゃってる感がある彫刻は、正直こわいっていうかグロいっていうか…。
でも、世界中でここでしか見ることができない人工的な彫刻と自然との融合が興味をそそります。
若干割高な気がしますけども、カンクンには日本人ガイドさんがいらっしゃっるダイブショップが何軒かありますので、現地でいろいろなダイブショップを比較して考えたいと思います。
■日本語OKなダイブショップ
【参考価格】
水中美術館170USD/1本
カンクンファンダイブ(何本か不明) 120USD
■日本語ではないダイブショップ
【参考価格】
水中美術館62USD/1本
カンクンファンダイブ 77USD<
かなり金額に開きがありますね…。
【4】コスメル@メキシコで素敵ラブロマンス!?
海の宝石箱やーと言われるコスメルの海はサンゴやカラフルな熱帯魚の宝庫。
カラフルすぎて「これフォトショマジック(過度な画像加工)じゃないですよね? 」と疑いたくもなるのですが、それも潜ってみれば分かること! カンクンからのダイビングツアーもたくさん出ているみたいですが、ぜひコスメル島に滞在してダイビングを楽しみたい。カサコスメレーニャという有名な日本人宿があるそうです。なんだか素敵そうなところ。
わかってる。たぶん何もない、ラブロマンス的なやつ。でも夢見るくらいなら許されると思うんです。情勢不安で観光客激減の「恋するダハブ」がすたれつつある今、時代は「恋するコスメル」らしいじゃないですか。
カンクンから船で行ける島だと「コスメル島」のほかに「イスラ・ムヘーレス」というところも海がきれいだと有名。下記サイトでこの2か所を比較なさってますのでご参考に。
海がよりキレイ&ビーチから気軽にスノーケリングができる、ってことで私はコスメル島がいいかなーと思っています。
■ネットで探したダイブショップ1
(こっちのが安い)
【参考価格】
1日(2ダイブ) 80USD
2日(4ダイブ) 156USD
3日(6ダイブ) 228USD
※機材レンタル費別途14USD/1日(BCD、 Regulator 、Wetsuit)
■ネットで探したダイブショップ2
【参考価格】
1日(2ダイブ) 84USD
2日(4ダイブ) 166USD
3日(6ダイブ) 246USD
※機材レンタル費別途20USD/1日
ダイバーがたくさん訪れるだけあって、ダイブショップも充実。
【5】キーカーカ@ベリーズで憧れのブルーホールダイブ
限りなく青いカリブの海にあいた、でっかいでっかい穴! それがベリーズにあるブルーホールです。
この穴は、長い年月をかけてできた鍾乳洞。海底はこんなふうになっているらしいです。中の鍾乳洞まで潜るとそこは水深40m。ディープダイブですね。
恐怖すら覚える神秘的なダイビングが待っているらしい洞窟の中はこんな感じ。
メキシコのセノーテ同様、なかなか高度なダイブテクニックが要求されそうです。じゃないと、なんか、たぶん刺さる。いろいろ刺さっちゃうから困る。
また、美しい珊瑚礁と美しい海は『カリブの宝石』と称されるだけあって、ブルーホール以外にも超絶きれいな海がひろがっています。
「ベリーズバリアリーフ」の長さは世界第2位で、ベリーズ珊瑚礁保護区として世界遺産にも登録済み。
おいおい、やべーなベリーズ。キレイすぎるだろ。
●2013年に行かれた方のブログ
■ネットで見つけたダイブショップ
【参考価格】
ブルーホールダイブ3本/1日 330USD
サンゴ礁ダイブ2 本/1日 130 US
■ネットで見つけたダイブショップ
評価がけっこう高いのでよさそうなのですが、HPに値段が書かれてなくて費用がよくわからない。地球の歩き方情報によると、サン・ペドロでのダイビングはブルーホール250USD、1日2ダイブで90USD~、3ダイブ165USD~らしいのですが…。
ちなみに、ブルーホールやベリーズ・バリアリーフの起点となる島は「キーカーカ」と「サン・ペドロ」が有名です。私調べですが、キーカーカのほうが庶民的=バックパッカー向け。サン・ペドロのほうがリゾート気分たっぷり富裕層向け。このような印象をうけました。私はキーカーカ一択ですが、富裕層のバックパッカーさんはお好きなほうを選べばいいんじゃないですかね。
―――――――
あと、実はここでね、スカイのほうのダイビングもやってみようかな、なんて。世界一周中に1回でいいから挑戦したいスカイダイビング。
ほらー! すごい! ブルーホールを真下に見ながら空をとべる(実際、落下だけど)なんて、気分爽快。どうせスカイダイビングやるなら、上から見下ろしがいのあるこの場所が今のところ最有力候補です。ブルーホール上から見たほうが絶対すごいもん!!
費用は、カップルで600ドルという情報を見つけました。え、じゃあソロは? ソロで落下するダイバーについてはもう少し調査が必要です。
スカイダイビングってさ、あれじゃないですか。パラシュートとかパッてならなかったら、もうなんていうか確率論とかじゃなくて、完全に0じゃないですか。生き残る可能性。だから、もうここで試合終了ってなってもいいように悔いのないところでダイブしたい。その場所がね、今のところベリーズ。うん、決意が重いですね。
とりあえず、中米でのダイビング三昧はものすごくお金がかかるということが分かりました。まあでもせっかく行くわけですから、どんどん潜ります。行ったらちゃんとレポートしますね~。
メキシコにかなり集中してるんですねー
あとホンジュラスとかも良く聞きますよね。
ちなみに、ブルーホールのスカイダイビングはもう有りませんよー
僕も一周中で昨秋さがしたけど、運営していた団体が他国に移転したから今はやってないそうです。