toggle
2016-07-12

スワジランド(2)首都なのにのんびりなムババーネでモザンビークビザ取得

スワジランド

世界一周をかかげて旅をしております私は、現在アフリカ大陸にあります「スワジランド」という国に滞在しております。なんやかんやでアフリカを北上しエジプトまでたどり着かなければならない私は、ここスワジランドで次の国「モザンビーク」のビザを取らなければなりません。

【現在地】エズルウィニ(スワジランド)

Ezuluwini(Swaziland)

【天候】晴れ

【為替】1エマランゲニ=1ランド=約7円

 ムババーネでモザンビークビザを取る方法

よく考えたら、外国の大使館でビザを取るのは初体験!! モザンビークのビザは、スワジランドとモザンビークの国境でも取得可能です。しかし、その料金は10,000円近くするらしいのです。それがここスワジランドの首都ムババーネ(ムババネ)にあるモザンビーク大使館で取得すれば、700ランド(約4,900円)。どうせスワジランドに滞在するわけですから、取っておくに越したことはありません。

というわけで、その詳細を。そして、一国の首都なのに驚くほどのんびりなムババーネの様子もお届けします。

2016年7月の情報です。いろいろと流動的らしいので、ご参考までに。

【必要なもの】

  • パスポート
  • ビザの申請用紙
  • パスポートのコピー(1枚)
  • 顔写真(1枚)
  • モザンビーク滞在ホテルの予約書の出力

【料金】

  • 3ヶ月有効のシングルビザ:700ランド/エマランゲニ(約4,900円)
  • マルチビザ:1500ランド/エマランゲニ(約10,500円)何日有効か未確認

ホテルの予約書は、BOOKING.COMなどの予約確認書の出力(英語)でOK。ただし、そのホテルの予約日数分有効なビザが発給されるそうなので、ご注意ください。(1泊2日しか予約してなかったら、2日滞在のビザが発給される)

【必要日数】

提出日から3日後。つまり中1日です。

【営業時間】

月曜から木曜9:00~13:00、金曜9:00~11:00

【場所】

ムババーネにあるモザンビークハイコミッション(MOZAMBIQUE HIGH COMMISION)。地図はこちら。

モザンビークハイコミッションへの行き方

私が滞在している宿LEGENDS Backpacker Lodge(レジェンドバックパッカー&ロッジ)は、エズルウェニというあたりにありますので、ここからムババーネまでは乗り合いミニバスで向かいます。(宿の詳細はこちら)

一番近くの停車場所は、最寄りのスーパーなどが入っているショッピングセンター「ゲーブルズショッピングセンター」の真ん前。

IMG_9660

そこにカラフルでかわいいバス停らしきものがありまして、

スワジランド

ここにミニバスがやってきます。バスの終点は、ムババーネのバスターミナル。バスはすでに到着していて、満席になるのを待っている状態。

スワジランド

乗り込むとあっという間にいっぱいになりすぐに出発しました。「ゲーブルズショッピングセンター」からムババーネまで10ランド/エマランゲニ(約70円)。

モザンビーク大使館は、ムババーネの町の中心よりも少し手前にありますので、途中で降ろしてもらう必要があります。

バスのドライバーさんに「モザンビークエンバシー!! 」と言っておくと、ちゃんと降ろしてくれます。

モザンビークビザ必要書類の提出まで

バスを降りて坂を上ってしばらく歩くと大使館。

モザンビーク大使館_スワジランド

ビザ申請に何が必要か全く知らなかった私は、とりあえず、カウンターにいた方に、ビザがほしい旨を伝えます。そこで教えてもらったのが、上で書いた必要書類一式。

私が所持しているのは、パスポートとそのコピーと顔写真のみ。申請書はその場でもらえるのでOKですが、ホテルの予約書なんて持っていません。

というわけで、それを用意するために、ムババーネの町の中心へ。ここから約2kmあります。意外と遠いなあ。向かった先はインターネットカフェ。

スワジランド

Wifiが普及した今、インターネットカフェに来るのは久しぶりでしたが、「用紙の出力」というのはその環境がないとできませんから、やはりインターネットカフェは便利なのです。

そして、急いでBOOKING.COMでモザンビークのホテルの予約を済ませ、それをプリントアウト。

そしてまたモザンビークハイコミッションに戻ります。また2km。

必要書類一式を渡すと、ビザ料金と振込先銀行などが書かれた紙を渡されます。ビザ代は、指定の銀行に振り込み、その振込用紙を持ってまたここまで戻って来なければなりません。

営業時間が短いわりに、やることが多い。

「ぁーもうめんどくせぇなぁ」です。

モザンビークビザ料金の振込方法

再びムババーネの町までウォーキング2km。ビザの振込指定銀行は「STANDARD BANK(スタンダードバンク)」。ムババーネの町の中心にある「SWAZI PLAZA(スワジプラザ)」というショッピング施設の2Fにオフィスがあります。

ここの窓口で、大使館からもらった紙を見せ、お支払い。そうすると、振り込みましたの証明書的なものをくれますので、これを持って再び大使館へ。2km。

大使館(ハイコミッション)に戻り、銀行からもらった振込証明書を提出。これでやっと申請完了です。

インターネットカフェとスワジプラザの場所。

モザンビーク大使館_スワジランド

で、また町の中心に戻ります。2km。

あ゛ぁーもうーーーめんどくさい。今日何キロ歩いたんだろう。中一日で取得できますので、また取りにこなければなりません。ビザって大変なんですね…。

町を散策してみたところ

たくさん歩いてお腹がすきましたので、とりあえず、お昼ご飯。そこらへんの食堂的なところに入ります。陳列されているメインのおかずと、

スワジランド

サラダを選んで盛り付けてもらうスタイルです。

スワジランド

私はビーフの煮込みっぽいやつをセレクト。

スワジランド食事

しっかり煮込まれたビーフはとろとろで、じゃがいもと人参もほくほくで大変おいしかったです。

町の中心部は、びっくりするほど都会で、大きなショッピングセンターやスーパー、レストランなどがたくさん。人々も清潔感たっぷりで、なんだかアフリカじゃないみたい。

しかし、たまーに民族衣装の方がいらっしゃったり、

スワジランド_民族衣装

小さな広場ではローカルなマーケットが開かれていたり。

IMG_9670

なんだか、昔ながらのものと最新のものとが混在している感じです。

それなのに、町は雑多な感じではなくとてもきれい。ゴミ箱の上にはこんな看板まで。

IMG_9698

ムババーネの乗り合いバスターミナルに着くとこれまたビックリ。首都のバスターミナルとは思えないほど静か。バスターミナルって、クラクションが絶え間なく鳴り響いていて、客引きの方々がわあわあ叫んでいらっしゃって、ちょっと殺気立っていて、治安も悪そうで、なんというか、あまり長居したくない場所というイメージだったのですが、ここのターミナルは全くそんなことありません。

バスのドライバーさんも、乗客も、とてものんびりと歩いています。

そしてこのターミナル内部とその周辺が、禁煙。ショッピングセンターの周囲も禁煙。路上も禁煙。吸いたいなら建物の後ろで隠れて吸ってくださいね、ということです。この国で喫煙者は嫌われます。

道路もきれいで、吸い殻はおろかゴミもあまり落ちていません。

ターミナルで、宿の近くの「ゲーブルズショッピングセンター」に行くバスはどれか尋ねると、わざわざそこまで連れて行ってくれました。もちろんチップとか要求されない。「バス代をぼったくってやろう」とかそういうのも皆無です。行きも帰りもきちんと10ランド。

人々のルックスや、立ち並ぶお店なんかは南アフリカと変わらないように思えるのですが、ここは完全に別の国。

驚きと感動を抱いて帰る道すがら。

スワジランド

逃走した牛。それを追いかける人。

なんか和むわあ。

町中をちょっとはずれると、このような景色が広がっております。農業、牧畜が盛んな国ですからね。

スワジランド

宿へ戻り、スーパーで食材を買ってきて自炊。最近は自炊をたくさんやっていて、とても偉いですなと自分で自分を褒めたいです。ハンバーグ、マッシュルームのクリームソース。

IMG_9686

久しぶりに、ブログに掲載できる見た目のごはんです。

日本にいるときは、自炊なんてまったくしませんでした。家にガスコンロがなかったので。コンビニがないと生きていけないと確信しておりましたが、

人ってコンビニがなくても生きていけるんですね。

本日はたくさんたくさん歩きましたので、早めに就寝したいと思います。昨日、あまりの自然のキレイさにテント泊という無謀な選択した私。寒くて明け方目が覚めますから、早起きできて好都合なのですが(この期に及んで強がり)今日はドミトリーに変更しようと固く心に決めておりました。しかし、なんと満室になってしまい、再びテント泊を余儀なくされるという残念な状況。

敗因は完全に自分。

あ゛あ゛ぁぁもう寒いのいやだぁぁぁと思ったところで本日は終了です。最後までお読みくださってありがとうございました。ではまた明日ー。

いいね! と思ったらぜひシェアを。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA