実家に帰省して思ったこと
2015年10月の連休を利用して実家に帰った。写真は、そのとき父と行ったリンゴ狩りの写真。
とりあえず、母に、春になったら会社を辞めるかもしれないことと、長期旅行に行くかもしれないことをジャブ程度にさらっと伝えてみた。まあ、今までの旅行に対する姿勢からいずれそんなことを言い出すんじゃないかと思っていたかもしれないけど、反応はとてもあっさりしていて拍子抜けした。
おまけに、「WEBライターだけで生計をたてるのは厳しいかもしれないから、もう1つ何か収入になることがあったほうがいいんじゃない? 」というかなり的確なアドバイスまでしてくれてちょっと驚いた。確かに、今の私のスキルでは、WEBライターだけで食っていくのは正直厳しい。
私の母は、ちょっと天然でおっとりしていて、すごく優しくて、でも芯のとても強い、いざというとき頼りになる、私の理想を具現化したような人。料理がすごく上手で、手芸もできて、字もうまい。めったにおこらないし、人の悪口も言わない。
そんな母に、「他人(とくに年配者)はもう変わらないから、状況を変えたいなら自分が動くしかない」とか「絶対実現したい目的があるなら、しっかり段取りして、要領よく立ち回らないと」とか、ちょっと子供には難しいかもしれないけど、大人になって身に染みて意味がわかるようなアドバイスをうけながら成長した。だいたいいつも「自分の頭でしっかり考えて、(人に迷惑をかけない範囲で)思うようにやってみたら? 」と背中を押してくれるので、母から反対されたら決心も揺らぐな~と思っていたので、ちょっと安心。
旅行に行くなら東京の家は解約するからさ、という言い訳で、段ボールいっぱいの夏服や今まで海外で買い付けてきた雑多なガラクタを送り付けたのにはちょっとイラッとしていたみたいだけど、ひとまず安心。
母としても、あとから「お母さんが旅行やめとけっていったから行かなかったけど、やっぱりあのとき行けばよかったー。あぁ超悔やまれるー。お母さんのせいじゃん」とか言われるのも心外だろうし、止めたってどうせ行くって決めたんなら行くんだろうし、はいはい勝手にどうぞ、という気持ちもまあ、あったと思う。ですよねー、基本いつも事後報告だもんね、私!
今このブログを読んでいて、何かを家族に報告しなければならない方、がんばってください。意外と理解を得られるかもしれません。理解を得られなくても、自分の人生なんで、自分が悔いのないよう生きていきたいという強い意志があるんなら、反対されても、貫くしかないでしょう。そして、一つ言えることは「父親はだいたい重要なことを娘から教えてもらえない」ということです。世の中のお父さん、こればっかりは仕方がないです。
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