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2016-10-20

一時帰国(2)旅カメラ改! 2代目相棒はCanon G7 X Mark Ⅱ

旅カメラ

世界一周の途にありながら、アフリカ北上5か月を終え一時帰国中の私です。本日の投稿は、旅に欠かすことのできないカメラについて。選択肢が多いのが非常に苦手な私は、旅に出る前に悩んで悩んで悩みまくってやっとのことで「CANON PowerShot (キヤノン パワーショット) G7 X」に決定したんですよねえ。

世界一周出発前、まず一眼かコンデジかで悩むこと数週間。で、コンデジにしようと決めた後もどのメーカーのどのモデルにするか悩み、最終的に禁断の擬人化までして選ばれたカメラ「CANON PowerShot (キヤノン パワーショット) G7 X」。当時の投稿はこちらです。なんか懐かしいなあ。

結果的にこの選択は間違っておらず、これは本当に本当に素晴らしいカメラで、アフリカ旅行では毎日肌身離さず持ち歩き、愛着も沸きまくっておりました。

世界一周に持っていく旅カメラ。おすすめは?

これから世界一周なんかに出発される方の中には、持っていくカメラで悩まれる方も多いと思います。アフリカ旅5か月を終えた私の結論は、

断然コンデジ。

結局のところ、これは旅のスタイルにもよりますが、いつでもどこでもなんでもかんでも写真を撮りたい私のような人間は、コンデジじゃないと全然無理です。

ここぞというときに最高の1枚を! それ以外は別に写真撮らなくていいや。もしくはスマホのカメラで十分でしょ。という方は、デジタル一眼レフがよいと思います。“ここぞというとき”というのは確かにありまして、そんなとき「あぁ、いいカメラ持って来ればよかったなあ」なんて思ったことも多々あります。

しかし、数少ない“ここぞというとき”よりも、たくさんの“日常”のほうが私にとっては大切で。

それから、コンデジをおすすめするのは、「撮っているのがバレにくい」という理由もあります。

自分自身、写真を撮られることに慣れておらず、正直苦手なので、旅先で現地の人を撮影するのをなんとなくためらってしまうんですよねえ。私のブログ、たぶん人物の写真少ないと思うんですよ。

また、自分の写真を撮られるのが嫌だって人は意外と多くって、「何撮ってんだ」と怒られたことも何度かあります。こうなってくると、小心者の私は、町中や飲食店など人が多めの場所では「写真撮っていいかな、大丈夫かな」とドキドキしてしまうんですねえ。もちろん事前に「あなたの写真撮っていいですか」って聞けばいいお話しではあるんですが、そうすると自然な状態じゃなくなってしまう…。そんなお悩みをすんなり解決してくれるのがG7 Xだったのです。

コンパクトサイズなうえに、背面タッチパネルを押すだけでシャッターをきることができるこのカメラなら、写真を撮っていることがバレづらいのです。さらに安全を見るなら、ストラップで首から下げ、胸元にカメラを持ってきた状態で、タッチパネルを触って撮影。そうすると、バレる確率はほぼゼロ。

こいつ海外でどんだけコソコソしてんだと思われるかもしれませんが、例えば写真1枚撮るごとにチップをお支払いしなければならない少数民族さんの村なんかでは、このテクニックは大活躍でした。

もちろんコソコソ撮影できてもっともバレにくいのはスマホによる無音カメラアプリを使った撮影ですよ。「スマホいじってるだけですけどなにか? 」って顔してしれーっとシャッターボタンを押せば完璧。

ただ、スマホの難点は、薄暗い場所に弱い。夕方や屋内など光が少ない場所だとかなり差が出ます。

こうしてみると、私にとっては画質や画像処理能力やデザインよりも

“いかにコソコソできるか”

がもっとも重要だったようですね。そんな願望をしっかりとかなえてくれたG7 X、本当に大好きな1台だったのですが、残念なことに、エチオピアのダナキル砂漠にて転倒した際、背面のタッチパネルに大きな大きな傷を負わせてしまいました。

ダナキル‗エルタ・アレ

背面パネル以外は無事なので修理に出して1万5千円くらいで直すことができたのですが、一時帰国ゆえ、修理の完了が次の出発日に間に合いません。

というわけで、新たなカメラが必要になってしまいました。

新たな旅の相棒は即決即断!!

えーまたカメラ悩むのー!? どうしよ、どうしよー決めらんないよー

なんてあおっては見たものの実は私に迷いはなくって。なぜなら、私が買うべきモデルは

「CANON PowerShot (キヤノン パワーショット) G7 X MarkⅡ」一択だからです。

そもそも、今まで使ってたのと同じ「G7 X」を買おうと思ってたんですよ。そうしてヨドバシカメラに行ったら、その後継機である「G7 X Mark Ⅱ」を発見。

実は私がG7 Xを買ったわずか2か月後、まだ日本にいるあいだに発売されていたんですねえ。知らなかったー。まあいいです。それはたいした問題ではありません。私は好きになるとほかの人(もの)が全く見えなくなるという恋愛体質ですから、購入後すぐにスペックアップした後継機が出ようと、G7 Xがナンバー1でありオンリー1。後継機なんてどうでもいいです。

がしかし、今このタイミングで新しいやつがあるならばそれはそっちを選びますよもちろん。

G7 X Mark Ⅱとか言ってなんかエヴァみたいじゃないですかー!! やだー実は使途なの!? ねえ! ねえ!?

このエヴァンゲリオン新劇場版で登場したMarkシリーズを彷彿とさせるネーミングがまずギュッと私の心をつかんだのは言うまでもなく、あたりまえですが、それ以上に機能面でもデザイン面でもしっかりとパワーアップしているそうですよ。

カメラ素人の私がヨドバシカメラの店員さんに聞いてみました。

「G7 XとG7 X Mark Ⅱは何が違うんですか? 」

「まずは、あれですね、別売りのケーブルをつなげば、USB充電ができるようになりました」

あー、それ実際使ってて、あるといいなって思ってたー。

旅行中、充電のタイミングを逃してしまいサブのバッテリーを使わなければならないことが多々ありました。さらにサブのバッテリーすら使い切ってしまうことも。そんなときUSBで充電ができたなら、手持ちのモバイルバッテリーでなんとか対応できたのになあ、って何度思ったことか。

とりあえず、この機能が搭載されただけでも革新的!!

「ほかにはなにか変わったことありますか? 」

「あとは主に中身ですね」

「はあ…中身、ですか」

カメラ素人まるだしの私にいちいち詳細を説明するのがめんどくさくなったのか、“中身”とかいう漠然とした一言で片づけようとした店員さんの気持ちも分からないではないですが、もうちょっとちゃんと説明してくれてもよかったんじゃないかなって思います。少なくともG7 Xを愛用していたわけですし。

かといって、難しい専門用語で説明されてもよくわかりませんし、説明書なんてちゃんと読むタイプでもないですし、もういいや、悩むのめんどくさいし、とりあえず購入。

使ってみて思いました。

「あー確かに、中身、変わってる」

まず、画面がキレイで色が鮮やかになった。動作がまえよりシャキシャキしてる気がする。あと、実は中身だけでなく外見も大きく変わってます。

背面のタッチパネルがね、今まで上側180度の可動域だったんですが、それに加えて、新たに下側45度もいけるようになりました。

アフリカは、今まで見たことがないびっくりするぐらいの星空に遭遇し、そんなとき、カメラを地面に直置きして、パネルを開いて三脚代わりにして撮影をしておりました。

バルブ撮影っていうんですかね。シャッタースピードを8秒とか15秒とかにして撮るんですね。

新たに可動域がふえたことにより、これがさらにやりやすくなったー。こんな感じ。

旅カメラ

それから、ひとりで行動することの多い私は自分の写真を撮ってくれる人がいません。そんなときは、カメラをどこかにおいて、iPhoneと連動させて、iPhoneを遠隔シャッターとして使うことがよくあります。そんな素晴らしい機能を備えたG7XおよびG7X Mark Ⅱはすごい。

タンザニアのマフィア島で撮ったこの写真、

マフィア島_テーラー

右手隠してますけど、しっかりiPhone持ってます。ルクソールで撮ったこの写真はもうめんどくさくなってどうどうとiPhoneを手に持っています。

ルクソール観光

このように、ひとりでいるときの自撮り写真はほとんどiPhoneでシャッターを押してます。こういった数々の孤独で切ないシーンでも、背面パネルの角度を自由自在に変えられるカメラがあると便利よねー。

G7Xは、背面パネルの開き方が、こうだったんですけども、

旅カメラ

G7X Mark2はこんなふうに仕様が変わったので、レンズやや下向きで固定も可能になりましたー。

旅カメラ

あ、それからおひとり様におすすめの撮影方法をもうひとつ挙げるとするなら「動画のキャプチャ」ですね。タンザニアのマフィア島で撮った、ゆずの『夏色』を意識したこの画像なんかそうですけど、

マフィア島

動画で撮っておいて、あとからPC画面で再生し、その画面をキャプチャして画像にしています。ひとりでなにやってんだか、と自分でも思いますが、セルフタイマー10秒のあいだに自転車準備して、それに乗って、坂道下って、しかもシャッターのタイミングに合わせるとか、高難度すぎますからね。

えっと、たいして役に立ちもしない撮影テクを披露したところで、二代目旅カメラ&世界一周後半のカメラについてまとめます。

旅カメラ

メインは先ほどからご紹介しております、「CANON PowerShot (キヤノン パワーショット) G7 X MarkⅡ」

サブ機として持参するのは、ダイビングの時に使っている「Nikon COOLPIX(ニコンクールピクス) AW130」

ハウジングなしで、水深30mまでいけちゃうすぐれもの。

そういえば、G7 X MarkⅡの付属品としてハウジングが発売されていて購入を迷ったのですが、不注意が売りの私のことですから、何かの間違いで、ハウジングをちゃんと装着しないまま潜り、あっさりカメラ水没ーてなことになりかねないと判断。

あくまでG7 X Mark Ⅱは陸上用、AW130は水中用でいかせていただきます。

どちらもUSB充電が可能なのでモバイルバッテリーがあれば外出先でも充電できますが、「G7 X MarkⅡ」のほうは予備バッテリー2つを別途用意しています。

これで旅の後半も、立派にコソコソ写真をとることができますね。それでは本日の投稿はこれにて終了。最後までお付き合いくださってありがとうございました。

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コメント2件

  • nave より:

    mayumiさん!ナイスタイミングで、この情報ありがたすぎます!

    mayumiさんのお陰で、1年以上悩んだカメラ事情に腹をくくることができそうです!

    再出発まで、どれくらい東京に滞在するのかはわかりませんが、わたしも出発前に東京へ少し寄るので、ばったり会えたら嬉しいなあ〜♡

    • mayumi mayumi より:

      naveさん
      G7X MarkⅡ、激しくおすすめですよー!!
      ここまで書くと、Canonのステマみたいですが、私はまったくCanon関係の人ではないですww
      naveさんももうすぐ出発なのですね!
      楽しみですなあ~

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