一時帰国(1)日本での宿と携帯電話。そして女子力の復旧作業
2016年5月4日、日本を旅立ち、世界一周をかかげ、とりあえずマダガスカルを皮切りにアフリカ北上をしておりました。そんな私は、先日無事にアフリカのゴール「ダハブ」へとたどり着き、本日一時帰国という名目で日本に帰ってまいりました。
成田空港に到着したのは13:00。ここでまずやることといえば携帯電話の契約です。
一時帰国の際の携帯電話について(音声通話付き)
私は携帯電話の番号を「おあずけサービス」的なものにあずけてしまっているため、日本で電話が使えません。というわけで、日本国内で使えるsimカードの購入。
羽田空港の到着ロビーにあるテレコムスクエアのカウンターに向かいます。そこで購入したのが音声通話付きプリペイドSIM「Wi-Ho! Data&Voice Prepaid SIM カード」。
手軽に買えるSIMカードの多くはデータ通信専用のものですが、私には音声通話も必要なので、それをかなえてくれる通信会社にしました。こちらがSIMの種類と料金表。
私が選んだのは、3GB7,500円(音声通話付き)のプラン。
音声通話がいらない人は、もう少しお安いプランもあります。
国内通話は1通話10分以内ならかけ放題で、有効期限は購入日を含めた15日間。購入に際してはパスポートの提示が必要でした。あと支払いはクレジットカードのみです。
私調べなので正確なところはわかりませんが、音声通話付きのこのSIMは空港でしか買えないらしいので、ぜひともここでGETしておいたほうがよいかと思います。
購入時に「デュアルSIM対応のスマホだと動作しない恐れがありますがよいですか? 」と聞かれます。ひとっつもよくないんですけど、こればっかりはやってみないとわかりませんので、仕方なく「よいです」と答え購入。
たぶんほとんどの場合ちゃんと動作するんでしょうけど、万が一なんかあったときに文句言ってこないでねという防衛策。その気持ちわかります。
購入したSIMカードを、1万円で買った格安SIMフリー携帯「COVIA」にセット。そして、そのままでは使用できないみたいなので、携帯電話側のAPN設定を少しいじります。
詳しいことはわからないのですが、このように設定すると使うことができましたー。
これで電話番号をゲット。インターネットも使用可能に。めんどくさいことにiPhoneはSIMフリーではないので、COVIAのほうでデザリングしつつの使用となります。
空港での用が済むと、次に向かうのは宿泊先。
この5か月で一番居心地の良い宿かもしれない
旅行に出発する前は東京在住でしたが、その家も解約してしまいました。しかし、東京でお会いしたい方々がいらっしゃいますし、いろいろとこちらでの用事もありますので、1週間ほどは東京にステイいたします。
東京滞在に私が選んだのが「ARTnSHELTER」というホテル。ホテルというよりゲストハウス? シングルルームもあるそうですが、ドミトリールームが大半です。
東京都民にとっては「自動車免許の更新に行くところだよね」っていう印象しかない鮫洲駅から徒歩2分。改札を出て右に曲がり、神社の境内をつっきってちょっとあるいたところにあります。すごく駅近です。
外観、すごくおしゃれー。
東京にもあるんですねえ、こういった素敵な雰囲気のゲストハウス。
中はシンプルでとても洗練された印象。
ベッドはしっかりと壁で仕切られていて、ドミトリーといえども自分だけの空間を保持できます。シーツ、枕カバー、お布団、すべて清潔ピカピカでも文句なし。貴重品用ロッカーも備わっています。
シャワー、トイレは共同で、十分な数が用意されておりこちらもまた清潔ピカピカ。お湯はたっぷりと潤沢に出ますし、ドライヤーもあります。それから、当然無料Wifiも完備。
1Fにはバー&カフェがあり朝から夜まで利用できます。私はコーヒーしかいただいていませんが、お酒もたくさんあるようで、ホテル滞在者だけでなくご近所にお住まいの方もときおり飲みにいらっしゃっているみたいでした。
比較対象がアフリカでしかない私が断言して説得力があるのかないのかはなはだ疑問ではありますが、まさにパーフェクトな宿。
入口の外に喫煙スペースがありまして、基本的にここでホテルの方や他のゲストさんとお話をすることになるのですが、えーっと、ARTnSHELTER、なんといいますか、
いい意味で日本に帰ってきた感じがしない。
海外からお越しのツーリストさん、そしてロンドンにお住まいだったこの宿の若き運営者コウヘイさんと英語でお話していると一時帰国中ということを忘れて、まだ海外のどこかにいるような気分になります。
ARTnSHELTERはとてもシンプル。でも必要なものはしっかりと用意されている。このタイプの宿が私はとても好きです。それから、気張らないゆるーい感じが、とてもいい。海外からのお客様はもちろん、国内の旅行者さんや就活で東京にいらっしゃった方なんかも利用されているようで、客層はとても幅広いのですが、
私としては、一時帰国なさる方に本気でおすすめしたい、とても雰囲気のいい宿です。次の一時帰国の際にも利用させていただきたいなあ。
私が宿泊したときは、お値段一泊2,300円。価格は日によって少し変動があるそうなので、BOOKING.COMで確認してみてください。
ARTnSHELTERの「BOOKING.COM」ページはこちら。
宿に荷物をおいたら、次に向かうは、なんとびっくり美容院。まさか、帰国後真っ先に行く場所が美容院だったとは、自分自身想定していませんでしたが、どうしても行かなければならない理由がそこにはある。
女子力の効率的かつ迅速な復旧
美容院、5か月ぶりー。前回行った時の投稿はこちら。
えーまず、美容院がどうこうと言うよりも、しっかりと鏡の前に座り自らの姿を見たのがかなり久しぶり。
目をそらすことのできない現実がそこにはあり、つまり、鏡の前の自分の姿を端的に表現するならば、それはもう間違いなく
劣化の二文字で完結。
アフリカのイメージを大きく覆す太り方をし、肌は日に焼け、カサカサボロボロ。そして肝心の髪の毛はっていうと、これはもう目も当てられない大惨事。出発前の私とは別人だと思っていただいたほうがよさそうです。
気ぃ遣って『FIGARO』とか置いてもらっちゃってすみませんねえ。
偏愛スーパーコーディネートっていったら、それはもうTシャツ×短パン以外に考えられません。
私の髪をかるーく触り「人間の髪を触ってる感じがしない」と言う15年来のつきあいになる美容師さん。
「髪は女の命」だとするならば、私今、瀕死。
もちろんいくらわがままな私でも、たかだか数時間でうるうるツヤツヤ女子力全開のサラサラヘアにしてくれとまでは言いません。しかし、どうにかこれを日本で暮らすまともな方にお会いしても恥ずかしくない程度にまでは持っていきたい。
「女性の髪」までは無理だとしても、せめて「人間の髪」に戻してほしい。
手入れがラクという理由で再びくるんくるんのパーマヘアを希望する私に「トリートメントしながらやっていこうね」と笑顔でおっしゃる美容師さん。目が笑ってなかったなあ。この提案を拒否する理由はなく、長年通っている割引をしていただいてはいるものの、カットとパーマとトリートメント、しめて15,550円也。
この出費が痛くないわけないんですけれども、しかしこれは5ヶ月間の怠慢の結果であり当然の報い。
バケツに溜めた雨水で髪を洗ってたとか
一週間毎日海に潜ってたとか
シャワーが塩水だったとか
直火のコテで髪巻いたとか
シャンプー&リンスの2in1ではなくそのさらに上位であるシャンプー&リンス&ボディーソープまで兼ねる謎の3 in1溶剤で髪を洗ってたとか
まさか言えるわけもなく…
「アフリカは日差しが強かった」の一点張り、あくまで私に非はありません的なニュアンスで押し切りました。
えー、旅の後半は、ちゃんとしたシャンプー&トリートメント。それプラス洗い流さないトリートメントも持参しようと心に決めました。
美容院のあとは、前職の先輩であり、今は頼れる少し年上の友人(でいいですかね? )とごはんを食べに行きました。久々の豚肉、久々のカシスウーロン、そして久々の全力日本語トーク。「帰ってきたんだなあー」と実感しました。
こうしてなんだかとてもドタバタとした帰国初日が終了。これから約2週間、日本での生活がスタートしまーす。それでは本日はこれにて終了。今日もまた、最後までお付き合いいただきありがとうございました。ブログを読んでくださっている方々との時差がなくなって、なんだかとてもうれしいです。
コメント3件
新しいヘアーみたいです⁽⁽◝( ˙ ꒳ ˙ )◜⁾⁾
おおお!
めっちゃ過程の写真ww
写真ありがとうございます!
久しぶりの日本楽しんでくださーい!⁽⁽◝( ˙ ꒳ ˙ )◜⁾⁾