【WP】Cookieを使ってGoogle AnalyticsでiPhoneからのアクセスを除外する方法
やっと、やっと、できました。Google Analytics(グーグルアナリティクス)で、自分のiPhoneからのアクセスを除外。ここまで長かった~笑。ブログ開設3か月。ノイズである自分のアクセスを除外する方法があるということは学びましたが、他の方のブログを見てもいまいちやり方が分からなくて放置しておりました…。
正直に言うと、何回かチャレンジしてみたのですが、途中で挫折しました。序盤に、Googleクロームのアドオンを使ってPCのほうは除外できたのですが、どうもCookieを使ったiPhoneの設定は私には難しく感じられて、「なるべくiPhoneからのアクセスはしないようにする」っていう何の解決方法にもなっていない対策でここまできました。しかし、さすがに自分が投稿した記事もちゃんと確認したいし、正確なアクセス数もカウントしたいし、このままじゃまずいと思い立ち、やっとのことで設定が完了したので方法を記入します。
この記事は、以下の方にとくにおすすめです。
・iPhoneを使っている
・まじで初心者
・サーバーがロリポップだとなおよし
っていうか、ブログ開始して序盤に設定しておいたほうがよいことなので、自然と初心者さんが集まってくるのでは、と思います。大丈夫! 私にできたんだから、だいたいの人はできます! 手順は以下の通りです。
【1】Google AnalyticsにiPhone除外用のフィルタを作成する
まずは、新規フィルタを作成します。
Google Analyticsにログインします。①「アナリティクス設定」→②「すべてのフィルタ」→③「+フィルタを追加」をクリック。
続いて、フィルタの詳細を設定します。
①フィルタの名前はなんでもよいのですが、「no_report」にしておきます
②「カスタム」を選択
③「除外」にチェック
④「ユーザー定義」を選択
⑤ファイルパターンはなんでもよいのですが、「no_report」にしておきます
※このファイルパターン「no_report」は後で使いますので覚えておいてください。
⑥「すべてのウェブサイトのデータ」を選択して「追加」をクリック
⑦最後に「保存」をクリック
これでiPhone除外用のフィルタが完成です。
私は、「htmlってなんですか? 」「ファイルをサーバーにアップってなんですか? 」っていう状態で、ここら先の手順がよく分かってなかったのですが、この通りにやってもらえればたぶんできるので、がんばってください。
【2】html.ファイルを作成する(Windows10の場合)
まずは、必要なコードを書き込んだファイルを作成します。
PCのデスクトップ上で右クリックして、「新規作成」→「テキスト ドキュメント」を開きます。
そこに下記のコードを入力してください。コピペしつつ、2か所変更を入れます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 |
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>Googleアナリティクス アクセス除外</title> <meta charset="utf-8"> <meta name="robots" content="noindex,nofollow"> <script type="text/javascript"> var _gaq = _gaq || []; _gaq.push(['_setAccount', 'プロパティID']); _gaq.push(['_trackPageview']); (function() { var ga = document.createElement('script'); ga.type = 'text/javascript'; ga.async = true; ga.src = ('https:' == document.location.protocol ? 'https://ssl' : 'http://www') + '.google-analytics.com/ga.js'; var s = document.getElementsByTagName('script')[0]; s.parentNode.insertBefore(ga, s); })(); </script> </head> <body onLoad="javascript:_gaq.push(['_setVar', 'no_report']);"> <p>カスタムフィルタ用のクッキーを保存しました。</p> </body> </html> |
変更箇所①
9行目の「自分のアナリティクスID」のところ。ご自身のGoogle AnalyticsのIDを入力してください。確認方法は、Google Analyticsの「ホーム」画面の、自分のサイト名の右に表示されているUから始まる番号です。
( )の内側をコピーしてそのまま貼り付ければOK。
変更箇所②
18行目の「no_report」のところ。手順【1】で、作ったフィルタの「ファイルパターン」に入力した文字に置き換えてください。私と同じで「no_report」にした場合は、そのまま差し替えないでOK。
これを下記手順でhtmlファイルとして保存します。
「ファイル」→「名前を付けて保存」
①ファイル名は「no_report.html」と入力
②ファイルの種類は「すべてのファイル」
③文字コードは「UTF-8」
④最後に「保存」をクリックします(保存場所はどこでも大丈夫です)
これでhtmlファイルが完成。
アイコンはPCとかブラウザによって変わると思います。
【3】作ったhtmlファイルをサーバーにアップする(ロリポップの場合)
画面キャプチャ付きで説明をしたかったのですが、おおやけにしてはいけないIDとかパスワードのページすぎてほとんどモザイクページみたいになりそうなので控えます。あと、うっかり出しちゃいけない情報を消し忘れて公開しちゃいそうな自分がこわい…。なんとかがんばって公式サイトの方法でアップしてみてくださいね。
レンタルサーバーがロリポップの方はこちらの公式サイトに書いてあります。ほかのサーバーの方は、ちょっとよくわからないです。すみません。
【4】自分のiPhoneの設定をします
自分のiPhoneのブラウザから「http://自分のドメイン/no_report.html」にアクセスします。
画面に下記のように、「カスタムフィルタ用のクッキーを保存しました。」と出てきたら完了です。
あとは普通にアクセスしてもちゃんとそのiPhoneからのアクセスは除外されるようになったと思います。私のiPhone6とiPhone5で試してみましたが、ちゃんとできていました。
ちなみにこの手順【4】はPCで同じようにすれば、そのPCからのアクセスが除外できますし、Androidスマホでも同じように除外できます。なので、いろんなガジェットからアクセスするかたは、この方法で全部除外しちゃうのが便利だと思います。
■注意点
・Google Analyticsのリアルタイムのユーザー数画面ではカウントが入ってしまいます。「ちゃんと設定できてるかな? 」と思ってリアルタイムユーザーのところで確認すると、”1”になっていて、「設定できてないじゃん! 」とならないようにご注意ください。PV数とかのレポートのほうではちゃんとフィルタをかけてくれていますのでご安心を。
・ご自分のブラウザでCookie情報を無効にしてしまったり、削除してしまったりすると設定が解除されてしまいます。ご注意ください。
・Cookieの有効期限は、ブラウザ側で特別な設定をしていない限り2年です。期限が切れたら、再度上記のプロセスで再設定が必要となります。
■設定に関して以下のサイトを参考にさせていただきました。
これらのサイト見ていただくと、もっともっともっとよく分かると思います。むしろ上記サイトの情報だけでもしっかり設定できる気がします。でも初心者のわたしはこんなに親切に書かれていても右往左往してしまったので、できるだけWordPress初心者さんでも分かるように丁寧に紹介してみました。私と同じように困っている誰かのお役に立てれば幸いです。
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