【ヨルダン】2008.08
ヨルダンと言えば、ペトラ遺跡。アンコールワット、マチュピチュときて、次はペトラだなーと思って。それから死海で浮いてみたかったし、砂漠にも行ってみたかった。
初めての中東、がっつりイスラム国で、真夏でめちゃめちゃ凶暴な暑さだったけど、ずっと長袖で過ごした。郷に入っては郷に従いたい。肌を露出することで人を不快にさせるなら、私は暑くても我慢できる子です。
アンマンからペトラに行って、丸々2日かけてペトラ遺跡を堪能。そのあと、砂漠で暮らす遊牧の民・インディヘナの村に行こうと思ってバスに乗ったら、間違えて、最南端のレッドシー(紅海)の街アカバまで行ってしまう。偶然訪れたアカバだけど、海のきれいさに感激してそこで一泊。将来、そのレッドシーで、ダイビングのライセンスを取ることになるなんてその時は考えてもみなかった。
念願の死海は、塩分濃度が高すぎて、顔をつけたり、目をこすったりすると即アウトなすごい海だった。浜辺で泥パックをして、海に浮いて雑誌を読むというお決まりのポーズで写真を撮った。そして、海の向こう側にうっすらと見えるイスラエルを眺めながら思った。いつか対岸からまた死海に来ることができたらおもしろいな、あっち側でもプカプカ浮いてみたいな、と。
ヨルダン旅行には残念な後日談があって、日本に帰国直後に、全身にぶつぶつが出てひどいかゆみに襲われた。「なにこれ、なにこれ!! やばい、私ヨルダンから変な病気持ち帰っちゃった! これ伝染性の感染症だったら、私パンデミックの引き金引いちゃったんじゃないのー! 」さすがにこのレベルの話になると、Google先生も助けてくれない。すぐさま行きつけの皮膚科に行ったけど原因がわからないと言われ、最終的に訪れた大きな病院で、「おそらくダニでしょう」ということで落ち着いた。よかった伝染性感染症じゃなくて。ダニなら全然よかったです。問題ありません。
「でもねー、普通ダニにさされても、ここまで腫れが広がることはないと思うんですけどねぇ。何か思い当たることはありませんか? 」……あります。最終日に泊まったヨルダンのドミトリーの毛布、あれは怪しかったもん。あんなほこりっぽいところで、何日も洗濯してなくて、いろんな人が使った毛布が、清潔なわけがないですよね。ヨルダンのダニって日本のダニより凶暴なんですね。
ある程度どんな環境でも平気だと思っていた私ですが、今後は、ダニには気を付けようと固く心に誓ったのでした。
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