コスタリカ(3)サンホセからドラケ湾&コルコバード国立公園へ行こう!
世界一周を目指して旅をしております私は、コスタリカに滞在中。昨日は、首都サンホセの町歩きをめいいっぱい楽しんだわけですが、本日は、次なる目的地「ドラケ湾」へと移動します。交通手段はバス! そしてドキドキのボートへと乗り継ぎます!
【現在地】サン・ホセ(コスタリカ)
San Jose(Costa Rica)
【気温】32度(昼)、20度(夜)
【天気】晴れ
【通貨】1コロン=約0.2円
そうだ!! 国立公園に行こう!!
コスタリカに来た私の目的は、
「どっかの国立公園か自然保護区に行きたいなあ」
です。コスタリカは、全国土の1/4が国立公園・自然保護区に指定されているほど自然豊かな国。「環境保護先進国」としても名高く、世界的なエコツーリズム人気もあり、現在はその自然を求めて世界中からたくさんの観光客が集まります。
というわけで、コスタリカに来たからには、どこか1か所でいいから、国立公園に行こうと決めておりました。
ただねー、一口に「国立公園」「自然保護区」と言っても、たくさんあるんですよねー。さすがコスタリカ。
①トルトゥゲーロ国立公園
ボートに乗ってジャングル探検ができる国立公園。「トルトゥゲーロ」は“カメのいる場所”という意味で、7~10月のアオウミガメの産卵シーズンには、産卵観察ツアーにも参加できるんですって。でも、今2月だしなぁ。
②モンテベルデ自然保護区
見ると幸せになれるって言う、聖なる鳥ケツァール探鳥ができる自然保護区。ほかにも、ハチドリ、オオハシなど400種類以上が生息するコスタリカ随一の野鳥の楽園なんだそう。鳥かぁ。鳥は、そこまで興味がないんだよなぁ。
③ラ・アミスター自然保護区
雲霧林から熱帯低地多雨林まで、多様な植生がみられる自然保護区。光沢のある青色の翅が美しいモルフォ蝶、ピューマ、ジャガーといった大型哺乳類も多く生息しているらしくって、これは確かにちょっと興味をそそりますねぇ。
④チリポ国立公園
登山家を惹きつけるコスタリカの最高峰チリポ山を含む、タラマンカ山脈北部にある国立公園。標高3,819mで、高山ならではのめずらしい動植物の宝庫。山かぁ…。山というよりは、海に行きたい気分。
⑤マヌエル・アントニオ国立公園
白い砂浜とサンゴ礁があり、ビーチ派、ジャングル派共に大満足の国立公園。美しい海岸での海水浴と熱帯雨林での動物探索の両方を楽しめる、コスタリカ人・外国人観光客ともに人気のある太平洋側のビーチリゾート。
お、海の近くの国立公園! いいですねー。“海水浴”かぁ…。うーん、もう一声!!
⑥コルコバード国立公園
海岸沿いに広がる熱帯雨林はほとんど人の手が入っておらず、“コスタリカ最後の秘境”と呼ばれているところ。ほかの地域では見かけないバクなどの希少動物の宝庫といわれています。また、近くにあるカーニョ島ではダイビ
はいはいはい!!!!! ここにします!!
え? ダイビング? ダイビングできるんですか??
できるんです!!
コルコバード国立公園の近くにあるカーニョ島は、ダイビング&スノーケルの名所なんですって。“海に森にと、魅力あふれるとっておきの国立公園だ”って『地球の歩き方』にも書いてあります。
というわけで、私が行くべき国立公園は「コルコバード国立公園」一択でした。
おまけに、“秘境”とか“バク”とか、すごくドキドキわくわくな言葉が並んでいます。わぁーこれは楽しみだ!!
というわけで、行ってみましょう「コルコバード国立公園」!!!
サンホセからコルコバード国立公園への行き方
コルコバード国立公園の拠点となるのは「ドラケ湾」というところ。サンホセからは1日がかりの移動となります。
【サンホセからドラケ湾までの道のり】
サンホセ「Tracopa」社バスターミナルよりバス乗車
シエルベ(Sierpe)という町まで行く
シエルベ(Sierpe)からボートに乗る
ドラケ湾に到着
ドラケ湾はですね、島ではなく、湾なのですが、陸からのアクセスが非常に困難です。なんせジャングルですから。このように、ボートでぐるっとまわっていくことになります。
カーニョ島の位置も念のため。
サン・ホセからシエルペへのバスは「Tracopa」社というバス会社が運行しています。
サン・ホセにある、オフィスの場所はこちらです。バスの発着もこちらです。
私は、前日の朝にオフィスに行きチケットを購入しておきました。
料金は5,790コロン(約1,158円)。コスタリカコロンとUSドルが使用可能でございました。
バスの発車時刻は朝8:30。チケット売り場のお姉さんから「15分前くらいにターミナルに来てね」と言われておりましたので、8:15には到着しておりました。
トラコパ社のバスは、ヴィヴィッドなグリーンと、
ヴィヴィッドなピンク。
私が乗るのはどっちかなぁと思いながら待機。
8:30 バスは定刻発車。私のバスはピンクでした。
10:00 サービスエリアみたいなところで休憩。
フルーツの盛り合わせを購入。
1,000コロン(約200円)。
昨日の投稿でも書いたのですが、コスタリカは物価がとても高いです。ポテトチップス系のお菓子の値段。
全部150円超えてきます。日本なみー!!
再び走り出したバスはどんどんジャングルの中に入っていきます。
12:30 ランチ休憩
ポテトチップスを買ったら、左上のところ。
でたー!! PURA VIDA(プラビダー)!!
詳細はこちらですけれども、コスタリカ人の魂(ソウル)を表す言葉です。たぶん。
バナナの木ー。
ヤシの木ー。
14:00シエルペ到着
すごく小さな町です。バスを降りたところから、ボート乗り場までは徒歩5分。地図で言うとこんな感じ。
maps.meの地図も、Google Mapの地図も、ボート乗り場の場所が違っているようですのでご注意ください。ボートが出発するのは、「JORGE(ホルヘ)」というレストランのすぐ横です。お金はボート内で払うので、とりあえず、ホルヘ付近でまってればOK。
目の前の川にボートがやってくるとのことなのですが、
こんな看板が…。
ワニ、出るんすか!?
どきどきしながら待っていると、
わぁー出たー!!!
ワニじゃなくってイグアナが出ましたー!!
しかも2匹!!
こっち来た!!
イグアナかっこいいー!!
ボートの出発は16:00で、2時間待ちではございましたが、イグアナを観察したりしていると、あっという間に過ぎてゆきました。
が、ひとつ注意点がございます。
ここすんごい暑いです。
よ、45度!? ほんとに?
犬もこんな感じなんですけども、こちらに行かれる方は、ご注意ください。
16:00ボートがやってきまして、みんなで乗り込みます。
けっこうぎゅうぎゅう。乗るときに、どこで降りるか聞かれるので、ドラケベイと答えます。あと滞在ホテルも聞かれるので、予約しといた方が安心だと思います。シエルペからドラケ湾までのボート20ドル(約2,200円)。
16:10出発。最初は、川の中をすごいスピードで進んでゆきます。
周囲はジャングル!!
やべぇこれはテンション上がる!!
途中から海に出ます。
大変エキサイティングなボートトリップ1時間。
17:00 ドラケ湾の到着。
砂浜に直接下りる形になりますので、サンダル、短パンでぜひー。
ビーチからホテルまでは徒歩5分。ですが、道はこのような感じです。
舗装道路はありませんので、コロコロの付いたバッグをご使用の方は、覚悟してください。
かくいう私も、バックパック+コロコロ付きバッグの二刀流でして、石がごろごろ転がっている道を見てげんなりしておりましたところ、別の宿泊客を迎えに来たホテルスタッフさんに、送ってもらうことができました。ありがたいことです。
そうしてやってきました、ドラケ湾での滞在先、「Hakuna Matata Drake Bay Hostel」。おそらく、ドラケ湾でもっともお安いホテルだと思います
■ドラケ湾でおすすめの宿・ホテル・ゲストハウス
Hakuna Matata Drake Bay Hostel
(ハクナマタータ ドラケ ベイ ホステル)
【宿泊日】2017年2月
【部屋のタイプ】2段ベッド2台のドミトリー。男女混合。
【料金】12USドル(約1,300円)/1泊
【設備】Wifiあり。さくさく。シャワー・トイレ共同。水しか出ません。広めのキッチンありで、自炊可能。ホテルには、共用スペースみたいな、人が集まってだらっとするエリアはありません。
大変リーズナブルなこちらの宿は、トレッキングツアーで訪れたガイドさんなど、現地スタッフさんも多く宿泊なさっておりました。いろいろな話を聞くことができるのでおもしろかったです。ツアー会社も併設しているので、ダイビングとトレッキングの手配もやってくれます。
料金は以下の通り。
●カーニョ島ダイビング1日ツアー:135USドル(約15,000円)
●コルコバード国立公園トレッキングツアー(入口によって値段違います)
・San Pedrillo Station:80USドル(約9,000円)
・Sirena Station:90USドル(約10,000円)
さあこうして無事に到着いたしました、ドラケ湾。明日は、さっそくカーニョ島近辺へのダイビングツアーに参加してみようと思います。本日も最後までお付き合いくださってありがとうございました。
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