【アメリカ】2009.12
カナダ留学が終わった後、帰国までにちょっと日にちがあったので、グランドキャニオンへ。それから、世界有数のスピリチュアルスタウン・セドナも。スピリチュアルがどうとかは、正直そんなに興味がなかったけど、ここはUFOの目撃数が異常に多いらしく、胡散臭いオカルト話が大好きな私は、UFOが見られるかも、というバカみたいな理由で無理やりルートに組み込んだ。
グランドキャニオンは、ところどころ雪が積もっていて、もちろんかなり雄大な感じはするんだけど、想像していたワイルドで武骨でたくましい感じとはちょっと違っていた。どちらかというと、しっとりして落ち着いた印象を受けた。ギラギラ照りつける太陽の下、どこまでも続く赤土におおわれた灼熱の荒野に、荒々しくそびえたつ岩山の数々、的なのをイメージしていたから、「あ、これ夏に来たほうがそれっぽくて盛り上がるんじゃね? 」と思った。すいません、勝手にイメージ作り上げちゃって。今度は絶対夏に来ます。
セドナには、ネイティブアメリカンの言葉で渦巻という意味の「ボルテックス」という、地球のエネルギーが地表から湧き出しているスポットというのがある。とくにパワーが強い4カ所が4大ボルテックスと呼ばれている。そこでは、なんだかいろんな超常現象とか、軌跡? みたいなこととか、とにかく、原因不明のスペシャルな何かが起こるらしく、人によっては実際に何かしらのパワーを感じるのだとか(説明があやふやで、若干怪しくてすみません)。霊感とか、感受性の高い繊細なメンタルとか、何にもないくせに不思議体験したがりの私は、なるべくボルテックスに近いところに泊まろう、と4つのボルテックスのうち、一番アクセスが良くて頂上からの眺めもよいエアポートメサから徒歩2分のホテルに宿泊。
毎日エアポートメサに通い、頂上で瞑想してみたり、寝転がってボルテックスに頭を付けてみたり、いろいろやってみた。なにか不思議なパワーを感じたかというと、うーん…なんか感じたような、感じてないような。あ、特に何も感じてないです。予想通りと言えば予想通りだけど、これと言って不思議体験をすることもなく、滞在期間は終わった。それから、結局UFOを見ることも一度もなかったけど、お年寄りが多くて、のんびりとしたセドナは、けっこう好きだった。
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