Announcement Date: 2009-12-02

【ラオス】2009.12

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カナダから帰国して数日。留学の余韻に浸る間もなく、すぐに向かったのはタイ&ラオス。

外国とはいえ、普通に近代的なカナダにしばらくいたから、なんだか“冒険”な感じが味わいたくて、情報の少ない、マイナーな国を選んだ。それから、あったかいところに行きたかったのもある。

ラオスといえば、一番有名なのは、首都ヴィエンチャンからもっと北、世界遺産にもなっているルアンパバーンという街だけど、あえて、そこへは行かず、南部のワット・プーというクメール寺院を目指した。

バンコクからバスで北上し、国境を越えてラオスin。南部最大の街パークセーを経て、ワット・プーへの拠点の村、チャンパサックへ。それはそれは田舎で、人々も素朴で、素晴らしい村だった。大人も子供も、観光客の私たちにニコニコ笑って「サバイディー」と手を振って挨拶をしてくれた。

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私はアジアの数ある遺跡の中でクメール遺跡が一番好きだ。煉瓦のような石を積み重ねて、そこに、優しい顔の観音像や、いっぱい首のある蛇の神様・ナーガや、獅子の神様・シンハを彫刻によって描き出している。とても美しい様式だ。しかもそれが時を経て、風雨にさらされて、もう廃墟みたいになって、なんだか物悲しい、でも趣がある、いい感じの雰囲気に昇華されているのがすごくかっこいい。専門的な知識があるわけじゃないから、詳しいことはよくわからないけど、とにかく、あの感じが好き。

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そして、ワット・プーも私の期待を裏切らない、すごく美しくて、廃墟っぽくて、味のある遺跡だった。観光客もいなくて、静かで、この遺跡のまわりだけ時間が止まっているみたいだった。ラオス、いい! 今度は、北部のルアンパバーンにも行ってみたいな。


 

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