toggle
2016-06-13

ナミビア(9) 仲間なし&車なしでも大丈夫! オプウォの行き方(1人用)

オプウォ_ミニバス

現在ナミビアを旅行中でございます。本日朝、北部の町Opuwo(オプウォ)というところを発ち、首都のウィンドフークまで戻ってまいりました。このOpuwoですが、ほとんどの旅行者さんは、レンタカーを複数人でレンタルして行かれます。しかし、私のように仲間もなく、車の運転にも自信がないという方だってきっといらっしゃると思うのです。そんな方のために、ぼっちでも行けるOpuwo情報を記します。あと、記念すべき初自炊の模様も少し

【現在地】ウィントフック(ナミビア)

Windhoek(Namibia)

【天候】晴れ

【気温・湿度】29度・40%(昼)

【為替】1ナミビアドル=約7円

一人でも大丈夫! Opuwo(オプウォ)にバスで行く方法

Opuwoに行かれる方のほとんどは、ヒンバ族をはじめ、個性豊かな少数民族のみなさんに会いに行くことが目的だと思います。せっかくナミビアを訪れたのなら、ナミブ砂漠とともに、ぜひOpuwo(オプウォ)も訪問したい! 私はこのように思ったのですが、いまいち、行き方がよく分かりませんでした。

仕方がないので、バスとタクシーと乗り合いバスを乗り継いで19時間かけて行ったわけですが…。こちらの投稿です。

しかし、Opuwo(オプウォ)に到着後、宿泊していたキャンプサイトのオーナーに聞いたところ、あっさり、

直通バスがある。しかも毎日。

という情報をゲット。情弱は負けだなあということを改めて痛感したわけですが。

そして本日は教えていただいたバス(というかミニバスというかバンです)に乗って、ダイレクトにここウィントフークまで戻ってまいりました。バスにはヒンバさん(手前)とヘレロさん(奥)も乗っていらっしゃって感激

オプウォ_ミニバス

あと、男性は見た目には分かりませんでしたがほぼ全員ヒンバ族の方々でした。私の前に座っていたヒンバ族のおじさんからヒンバの言葉で話しかけられ、よく分からず困っていたら、若い方が通訳してくださり、どうやら、

「オプウォに住んでヒンバ族の嫁になってはどうか」

みたいなことをおっしゃっていたようで。

あまりに唐突!!

「なぜいきなりそうなるんだ」と動揺を隠しきれなかったのですが、せっかくなので、昨日ヒンバ村を訪れた際にチャレンジしたヒンバコスの写真をお見せします。はっちゃけすぎておかしなテンションだった昨日の投稿。

私のiPhoneが車内中をまんべんなく回覧されていきます。

オプウォ_ミニバス

みなさんにすごく笑っていただき、そのあとオレンジとお菓子をもらいました。もちろん、ヒンバ族の嫁になるという話は丁寧にお断りしましたが、車内の雰囲気はとてもよくて、10時間のバス移動も全然苦になりませんでした

公共の乗り物に乗ると、このような楽しい経験ができますので、それはそれでよいものです。ということで、私おすすめの、オプウォまでの行き方をご紹介いたします

ウィントフックからオプウォまでの直通バス

Windhoek(ウィントフーク)とOpuwo(オプウォ)のアクセスは思いのほか簡単です。両都市をつなぐのは、このような乗り合いバン。

オプウォ_ミニバス

人数が集まり次第出発するというスタイルの乗り物です。大きな荷物は後ろのカゴのようなところに入れられます。

オプウォ_ミニバス

1シートにつき1人が座るという良心的な着席方法ですのでご安心ください。

【ウィントフック~オプウォ乗り合いバン】

運行日:ウィントフック発、オプウォ発ともに毎日運行

出発時間:朝5:30~6:00くらいの間

料金:片道230ナミビアドル(約1,610円)

乗車方法:バスが集まる場所に行き、乗りたい旨を告げるだけ。予約はたぶんできない。

発車スタイル:人数が集まり次第出発。朝なので、わりと人が集まりやすく、そんなに待つことなく出発できると思います。

所要時間:10時間前後

上で写真を載せたバンが、両都市とも、毎朝3~4台出発しているとのこと。それに乗れないと、その日は行けないので、早めにバス停に行くに越したことはないです

【ウィントフークのバス乗り場】

町中からは5kmくらい離れています。早朝は真っ暗で危なそうなので、可能であれば宿でタクシーを手配してもらったほうが良いかと思います。ウィンドフーク自体、あまり治安が良いとは言えない気がします。

オプウォから到着する乗り合いバスもここに到着します。

オフラインで使える地図アプリ「Maps me」をお使いの方は、このあたりを見ていただくと「Combi to Opuwo」というのが見つかると思います。

【オプウォのバス乗り場】


オプウォでの少数民族の村訪問に欠かせないガイドさんを見つけられることで有名な「OK Grocer」のすぐ近くです。「PUMA」という名前のガソリンスタンドの脇。

オプウォ_ミニバス

「OK Grocer」と反対側の空き地にミニバスが数台停まっています。

オプウォ_ミニバス

朝5:30少し前に行くと、乗り合いバンが停車していますので、そこら辺の人に声をかけて、ウィンドフークに行きたい旨を告げると案内してもらえます。この時間、ウィンドフーク行きしか出ていないので間違えることはないと思います。

しかし、早朝のバス停付近はおそらく治安がよろしくなく、私は泊まっているキャンプサイト「AAMENY REST CAMP」(キャンプサイトの情報はこちら)のオーナーが一緒に付いてきてくれました。さらに、バスが発車するまで、そこらへんに座ってたばこを吸っていたら、まわりの人々に「誰かがバッグとか奪いに来るかもしれないから、車内で待ってなさい」と言われました。どうぞお気をつけて。

Opuwo(オプウォ)での過ごし方について

【少数民族の村を訪問しない場合】

Opuwoの町にいるだけで、ヒンバ族、デンバ族、ヘレロ族の女性たちをたくさん目にすることができます。「セーブマネーしたいので、どんな感じなのかちょっと見るだけでいいです」という方は、ここに1、2泊して町をふらふらするだけでも楽しいと思います。

ちなみに、オプウォの町に、平日と週末どちらも繰り出してみましたが、平日の方が断然人がたくさんいらっしゃいます。もし、行く曜日を調整できるなら、平日の方がおすすめ。

【少数民族の村を訪問をする場合】

とはいえ、せっかく来たのだから、民族の村を訪問してみたい! ろという方は、ぜひチャレンジしてみられるよいかと。

しかしその場合、一人ですと、お金がかかるのをある程度覚悟してください。もしくは高い交渉術を身に付ける必要があります。交渉がへたくそな私の場合については、こちらの投稿をご覧ください。

※お金がかかっても、せっかく村に行くなら通訳できる人は絶対いたほうがよいです。でないと会話成り立たちません。

※女性一人で行くと、いろいろはっちゃけられるのでそれはそれで楽しいです。複数人ですとためらってしまいそうなことにも大胆にチャレンジできるといいますか…。

【ワンポイントアドバイス】

・オプウォのみなさんが使われるヒンバ族の言葉で、ハロー的な意味の挨拶

「モロ~」

と言います。覚えやすくてよいですね。道ですれ違ったり目が合ったりしたときに「モロ~」と言うと、みなさんにっこり笑って「モロ~」とか「モロモロ~」とか返してくださいました。ぜひ使ってみてください。

・同じくヒンバの言葉で「あなたの名前は何ですか? 」

「オーヴェ、ウネ? 」

です。名前で呼ばれるとちょっと警戒心が薄れる法則を利用して、少数民族のみなさまとの距離を縮める努力をしてみるのも効果的。

以上でございます。運転こわいなーという方は、レンタカー無し&複数人で行く、とかもありなんじゃないですかね。車に関しては、オプウォでドライバーさんを手配すればよいだけですし。仲間がいればの話ですが、複数人で割れば金額も抑えられますもんね。

本日の私の日記

オプウォにて、テント生活を3日ほど送ってみましたが、

これがものすごく快適で、私はとても気に入りました。

ゆうても個室ですからね。

オプウォは、日中35度近くまで気温が上がるのですが、早朝には12度まで低下。温度差20度以上。これに少し戸惑いますが、ユニクロ様のヒートテックの長袖トップスとレギンス、そして同じくユニクロ様のウルトラライトダウンのおかげで、なんとか耐えられます

テントのすばらしさに味をしめ、今宿泊しているウィンドフークにある「カードボードボックス」という宿でもテント生活にシフト。

ドミトリー150ナミビアドル(約1,050円)。テントなら100ナミビアドル(約700円)。350円もお得ですから、2泊すれば3泊目無料! というわけです。

明日チェックアウトしますけど。

そういえば、ナミビアに到着した日に、「カードボードボックス」の宿情報を掲載しましたが。それとともに、断然「カメレオンバックパッカーズ」のほうがいいよ、みたいなことを書きました。

こちらの投稿。

「カメレオンバックパッカーズ」のほうがたくさん宿泊客がいて賑わってますからね。しかし、結局なんだかんだ言って「カードボードボックス」を利用し続けています。理由は、がやがやしてないから。はい、結局、コミュニケーション的なあれが原因で、日本人どころかほとんど旅行者のいないこちらのほうが落ち着くみたいです。

閑散としたゲストハウスでとくにやることもないので、本日は初めての自炊にチャレンジしました

スーパーで買ってきたカット野菜29.99ナミビアドル(約210円)とソーセージ22.8ナミビアドル(約161円)。

ナミビア_自炊

これを鍋に入れ、日本から持参したとても素晴らしい調味料、

「鍋キューブ(鶏だし・うま塩味)」を投入。

ナミビア_自炊

しばらく煮る。

ナミビア_自炊

お皿に盛り付ける。

ナミビア_自炊

鶏だし・うま塩味のスープ、完成。

簡単ー! あっというまー!

これに、パン1.99ナミビアドル(約14円)とリンゴ5ナミビアドル(約35円)をプラス。

ナミビア_自炊

うんっっま!!

なにこれめちゃめちゃうまい!! 料理が上手になったと錯覚してしまうほどのおいしさ。

あたりまえです。

やはり鍋キューブはすごいなあという気付き。

あとですね、私はこないだ歯列矯正をしたんですけれども、まだ保定期間なんですけれども「やってよかったなあ」と思う瞬間が、

「りんごをかじるとき」

なんですね。

歯並びガタガタのときは、りんごをかじるのがなかなかうまくいかなくて、げんなりしていたんですが、今やりんごかじり放題。3時のおやつも、食後のデザートも、りんごをかじって生活しています。りんごかじるのが楽しくてしょうがない。

「りんご食べづらいなあ。思いっきりかじりたいなあ」という方は、ぜひ歯列矯正をするといいんじゃないですかね。世界一周に一切関係ないアドバイス。

それでは本日の投稿はこれにて終了。明日は、スワコップムンドという町に移動いたします。最後まで読んでくださって、どうもありがとうございます。

いいね! と思ったらぜひシェアを。

コメント4件

  • kobito より:

    いつも楽しみに拝見させていただいています。

    mayumiさんのおかげで、無事オプウォまでたどり着くことができました。
    また一人、ぼっちが救われました、ありがとうございます。

    エリザベスも元気にしてらっしゃいましたよ。
    彼らには本当によくしていただいて、身も心も美しい民族だなあと感動してしまいました。

    中南米編の記事も楽しみにしているのでどうかお気をつけて!

    • mayumi mayumi より:

      Kobitoさん
      これは、ものすごく嬉しいです!!いやほんとに。
      ぼっち救済が裏コンセプトの当ブログですから、オプウォとかもうどんどん行っちゃってください!!
      ヒンバさん、ヘレロさん、エリザベスさん、懐かしいなぁ…。
      あの後もたくさん少数民族の方々にお会いしましたが、あれほど優しくてかわいらしい方々はいなかった気がします。
      kobitoさんも、お気をつけて旅してくださいね〜

  • ふじです より:

    矯正着けてる最中もリンゴ丸かじりできないんですょょね。。。

    僕も早くギラギラ外してリンゴかじりたいです(´・_・`)

    • mayumi mayumi より:

      ふじさんーーー!!!

      コメントうれしいかぎりです。
      歯並びガタガタのフェーズと、針金ギラギラのフェーズは、どうしてもリンゴと距離を置いてしまう自分がいました。
      拘束が解かれた今、もしかして、リンゴをかじる瞬間のために矯正していたのではないだろうか、と思うくらいです。
      ふじさんも、早くギラギラフェーズを終えて、
      「リンゴを食ってる…」
      「拘束具が、今自らの力で解かれてゆく。私たちにはもう、ふじを止める事はできないわ」
      みたいなエヴァンゲリヲンごっこを世界のどこかでぜひやりましょう。

  • mayumi へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA