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2016-07-28

マラウィ(2)マラウィ湖とご対面! ブランタイアからモンキーベイへ

マラウィ湖_Malawi lake

世界一周旅行の最中にある私は、ただいまアフリカ大陸の真ん中あたり、マラウィという国を旅しています。とりあえず、マラウィに来たからには、まず目指したいのがマラウィ湖。早速朝から移動を開始し、夕方にはマラウィ湖畔の町「Monkey Bay(モンキーベイ)」に到着いたしました。


【現在地】モンキーベイ(マラウィ)

Monkey Bay(Malawi)

「マラウィ」という国のこと、みなさんどのくらいご存知でしょうか? 正直、私は世界一周を計画し、いろいろ調べ始めるまで全く知りませんでした。

地図で見るとこの辺り。

Malawiマラウィ

アフリカ大陸の真ん中に位置すること、そして素朴で優しく温かな国民性だということで「ウォーム・ハート・オブ・アフリカ」なんて呼ばれたりします。

そして、ご注目いただきたいのが、国の東半分をがっつり占めている「マラウィ湖」

Malawiマラウィ

この湖がモザンビークとの国境になります。半分から上は、もう国土と湖の大きさ同じくらいです。この湖で私がやりたいこと。それは、なんといってもダイビング!!

初めての淡水ダイビングにチャレンジです。

マラウィ湖は、淡水系熱帯魚の宝庫として知られており、海やほかの湖とも接していないため、魚やその他生物が独自の進化を遂げており、ここでしか見られない生物も多いのだとか!

まさに湖のガラパゴス!!!

なんともワクワクする響きではないですか! というわけで、空路にて到着した町「ブランタイア」から、マラウィ湖の南端の街「モンキーベイ」まで、北上、北上!!

ブランタイヤ(Blantyre)からモンキーベイ(Monkey Bay)への行き方

Malawiマラウィ

7:30 ブランタイアの宿出発

「Wenera」長距離バスターミナルのど真ん中にある宿「Doogles」に宿泊したにも関わらず、ここからモンキーベイに行くバスは出ていないとのこと。首都のリロングウェに行くバスはたくさん出ておりましたので、そちら方面の方は便利だと思います(宿の詳細はこちら)。

というわけで、ブランタイアからモンキーベイに行く場合、まずはお隣のLimbe(リンベ)という街のバスターミナルへ。タクシー5,000クヮチャ(約750円)。

8:10 リンベのバスターミナル到着

ここからモンキーベイまではバスが出ています。後述しますが、モンキーベイまでダイレクトで行くとのことだったのに、途中のマンゴチ(Mangochi)」で乗り換えが必要でした。そこらへん適当な感じなので、あまり期待しないで乗ったほうがよいかと思います。リンベからモンキーベイまで5,000クヮチャ(約750円)。※実質マンゴチまで。

朝ごはんを食べておりませんでしたので、車窓から購入。

Malawi_食事

ドーナツ50クヮチャ(約7.5円)。

Malawi_食事

サモサ100クヮチャ(約15円)。

Malawi_食事

バスが通過する村ごとにこういった食べ物を買えますのでとても楽しいです。

12:00 マンゴチ到着

リンベでの乗車の際は確か「モンキーベイ」ってプラカードまで掲げて、ダイレクトで行くことを強調していたにも関わらず、乗り換えろ、と言ってバスを降ろされます。モザンビーク、マラウィあたりではこのパターンが多い気がいたしますのでまあいいやと乗り換え。マンゴチからモンキーベイまで1,000クヮチャ(約150円)

バスが発車するのを待つ間にお昼ご飯。

とうもころし100クヮチャ(約15円)。

Malawi_食事

とうもろこし、日本のお祭りとかで売ってるやつのようなお味を想像なさってる方、全く違いますから。甘みゼロで、硬さ倍増。例えるなら、ちょっと焼きすぎた、味付けなしの焼きおにぎりの外側みたいな感じです。焦げ目のほろ苦さがアクセント。かじると、ガリガリと音がします。

デザートはオレンジ2つで100クヮチャ(約15円)。

Malawi_食事

25円で15個くらい買えていたモザンビークより、だいぶ高くなりました。

14:00 バスの中で爆睡。目を覚ますとバスが停車しています。

はいはい出たよまたこのパターンですか。

Malawi_バス

今回は故障じゃなく、ガソリン切れ。

入れとこう! ガソリンは入れとこうよ!!

モンキーベイまであと10kmくらいなのになあと思いつつ、待つこと30分。ガソリンのタンクを抱えた男の人がやってきて給油。再びバスが走り出し、15:00モンキーベイ到着。

モンキーベイの町は、メインストリートが一本あって、その周りにお店が並びます。以上。昨日訪れたマラウィ第二の都市「ブランタイア」に比べるとかなりのんびりした雰囲気。

相変わらずなぜかすぐに日本人とばれて「コンニチハ!! 」「ジャパン! ジャパン!! 」と呼びかけられます。もちろんとくに用事があるわけではありませんので、ハローとこたえ手を振ると満足なさるみたいです。

町の一番北、船着場の先にあるのか、滞在中のロッジ「Mufasa Eco lodge」です。“ムファサ”と言えば、町中誰もが知っているような有名ロッジ。

町をつっきって、フェリー乗り場まで歩き、そこを右に曲がると看板が見えてきます。

Mufasa_Monkeybay

ここから500mくらい歩くのですが、なんかこうトトロが出てきそうないい感じの森。

Mufasa_Monkeybay

そこを過ぎると、見えてきますのが、

Mufasa_Monkeybay

そう。マラウィ湖。

ハロー。はじめまして。マラウィレイクさん。

素敵なホテルだけどここは通過点

ここがすでにホテルの敷地付近なのですが、この先にある「Mufasa Eco lodge」すごくいいすてき~!!

「Mufasa Eco lodge」

マラウィ湖の湖畔にありまして、宿の敷地から湖が見えます。ひとまずコーラで一息つきましょう。

マラウィ湖_Malawi lake

私は一泊しかしないので、ドミトリーに泊まりましたが、キャンプも可能。ハンモックなんかもあり、非常に静かで落ち着いた雰囲気。

マラウィ湖_Malawi lake

あ、モンキーベイという名のとおり、猿がたくさんいます。

マラウィ湖_Malawi lake

食べものを奪われないように注意しなければなりませんが、ここはゆっくりのんびり滞在するのにぴったりな場所。

しかーし!!!!!

私はここで歩みを止めるわけにはいかないのです!!

マラウィ湖でダイビング!!

その目的を達成するために私が選んだ地はこちら。

Malawiマラウィ

マラウィ湖に浮かぶ「Likoma(リコマ)アイランド」

モザンビーク領になぜかポツンと浮かぶリコマ島とチズムル島このどちらにも行ってみたいと思っておりますが、ダイビングができるのがリコマ島。

聞くところによると、とにかく美しいらしいんですよ!! このブログを読んでくださっている方はもしかしたら覚えていらっしゃるかもしれませんが、約1ヶ月前、南アフリカはポートセントジョーンズで参加したサーディンラン。そこで出会ったダイビングインストラクターのベス。

彼が教えてくれたのがこのリコマ島。

手付かずの自然。白い砂浜。そして透明度の高い水。もうね、地上の楽園だっていう話です。モンキーベイからこのリコマアイランドへのアクセスは週に1便のフェリーのみ!! これに乗って行くのがすごくおすすめだぞ、と強力プッシュされました。

信頼するガイドブック『地球の歩き方』もなく、たいした情報を持っていない私は、とにかくここを目指してノンストップで突き進んでいるのです。

そして、週に一便のフェリーですが、ここモンキーベイからの出発日は明日!! 残念ながら今いる素敵なホテルでのんびりしている時間的余裕はなく、北上の旅は続きます。

ちなみに、他には、中部のンカタベイや、モンキーベイからほど近いケープマクレアでもダイビングが可能。しかし、やはり一番美しいのは本土から距離がある離島なんじゃないだろうか…。それに観光客も少なそうだし…。ひとりでゆっくりできそう。

コソコソしていたい願望の強い私は、多くのバックパッカーさんが滞在なさるというケープマクレアをスルーして、リコマアイランドへ一直線!!

フェリー、明日を逃すと1週間待たなければならないのでね、なんとしても逃すわけにはいかないのです。

モンキーベイ(Monkey Bay)の町を散策

メインストリートが一本しかありませんので、散策と言っても行って帰っての一往復。

Malawi

コンパクトでよいですね。

まずは、明日からのフェリーの旅と、この先の離島生活で食糧難にならないように食料の買い出し。

スーパーで、パスタと水とビスケットを買いました。1,000クヮチャ(約150円)。

Malawiマラウィ

パンは、ベーカリーで100クヮチャ(約15円)。

Malawi

マラウィは、ローカルの方々が利用するものの料金と、旅行者向けのものの料金の差がものすごくでかいです。

屋台飯なら100円切る値段でお腹いっぱいになるのに、ホテルの晩御飯は600円くらいとかなり高級。

ちなみに晩御飯は、地元の方が利用なさるちょっといいレストランで食べました。

Malawi

Chamboというお魚のフライ定食。

Malawi

これが2,000クヮチャ(約300円)です。300円なのに少し贅沢をしている気分。

魚は塩味で、隣の赤いソースは、見た感じ辛いかもしくは濃いかどちらかなように見えますが、思いのほか味はありませんでした。緑の野菜は高菜。

チャンボは、裏返してみるとこうなります。

Malawi

淡水魚なのでクセがあるのかと思いきや、そのようなことはなく、非常に食べやすかったです。

問題はライスの量。マラウィの米は多いということを学びましたので、次からは、ご飯少なめでお願いしますと言添えるのを忘れないようにしようと心に誓いました。

こうして町を散策したらホテルに戻り、コーヒーで一息。コーヒーを作るのにお湯をいただきに行くと、キッチンは、このようなスタイルでした。

Malawi

とてもいい感じ!! 

一応宿には電気がきていて、充電とかはできますのでご安心を。

明日は、朝8時出発のフェリーにのるために、6時には起床でございます。いよいよマラウィが誇るマラウィ湖へと漕ぎ出します! とても素敵なサンセット後の空をご覧いただきつつ、本日の投稿を締めくくります。

マラウィ湖_Malawi lake

今日もまた、しっかりと最後まで読み切っていただいて、感謝しかありません。ありがとうございました。

モンキーベイ(Monkey Bay)でおすすめの安宿・ロッジ・ゲストハウス
「Mufasa Eco lodge」

宿泊日:2016年7月
部屋の種類:ドミトリー(2段ベッドが2つ)
料金:5,000クヮチャ(約750円)

【設備】
Wifi:たぶんあるけど有料(使ってません)
シャワー・トイレ:共用。お湯は事前にお願いして、沸かしてもらったのを使用。
キッチン:なし。でもお湯はもらえます。

【個人的な感想】
とても雰囲気のいい宿で、オーストラリア人のオーナー女性が切り盛りしていらっしゃいます。部屋も、トイレ、シャワーも清潔。目の前にマラウィ湖があり、のんびりゆっくりできそうだと思いました。

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コメント2件

  • Tarnia より:

    明日が楽しみです。 しかし、マラウィ湖には、寄生虫がいると聞きます。気を付けて。

    • mayumi mayumi より:

      Tarniaさん
      住血吸虫ですよね…。こわいです。
      でも、でも、たぶん泳いじゃうんだろうなあ~。
      お薬、手に入るのか、ちゃんと調べてみようと思います。
      数週間後に別の国で発症とか恐ろしすぎますもんね。

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