エジプト(12)堕落したダイビング生活とダハブからの投げ銭
現在世界一周をしております私は、アフリカ編の最終目的地であるダハブにいます。マダガスカルからスタートし、5か月かけてたどりついたダハブ。ここでダイビング三昧の生活を送ることを夢見てがんばってきましたから、とにかく潜って潜って潜り倒してやろうという所存です。
【現在地】ダハブ(エジプト)
Dahab(Egypt)
【気温】28度(昼)
【天気】晴れ
【通貨】1エジプシャンポンド=約9円
「海洋公園」が美しくないわけがない
私が滞在している「ペンギンビレッジ」に併設の「ペンギンダイバーズ」は、おそらく外国人よりもエジプト人のお客さんが多いです。それもなんとなくお金持ちっぽい人。金曜日の本日は、休日を海で過ごすためにたくさんのエジプト人旅行者さんがいらっしゃいました。
というわけで、本日のダイビングは、エジプシャンの方々から絶大な人気を誇る(たぶん)な、穴場的なスポット「Las Abu Galm」へと行ってみましょう。
「Las Abu Galm」は、National Park(国立公園)。入園料がかかる代わりに、そこにはしっかりと保護された美しい海とサンゴが広がっています。通常のダイビング料金に加え250エジプシャンポンド(約2,250円)必要です。パークフィー、ボート代、ランチ代など。
「Las Abu Galm」は、ダハブではめずらしく、ボートに乗ってだいぶサイトに行かなければなりません。ですから、一人で行くというのはなかなか高難度。ボート代ひとりでは払えませんし、たぶんダイブショップもおひとりさまには催行してくれないと思います。
しかし本日はたくさんのエジプト人旅行者さんがいらっしゃいますから、それに乗じて私も「Las Abu Galm」に行くことができたというわけです。
朝、ダイブショップにたくさん人がいたので「めっちゃダイバーいる」と思っていましたが、実はみなさん体験ダイビングだそうで、相変わらずダイバーは私のみ。少人数でダイビングをなさりたい方はペンギンダイバーズがおすすめでーす。
- 8:00 ダイブショップ集合
- 8:40 ブルーホールの近くの船着き場到着
- 9:00 「Las Abu Galm」に向かって出発
- 9:30 「Las Abu Galm」到着
ほんとまわりに何もなくって、ダイビングとスノーケルのみをしにくる場所という感じです。
食堂と小さな宿泊施設はあります。
ペンギンビレッジのオーナーエマッドさんは、ここに別荘を持っているらしく、夏休みには家族と一緒にここにきて一週間、ダイビングだけをして過ごすんだそう。うらやましい限りです。
それでは本日のダイビングをダイジェストでお届けします。このあたりのだいぶサイトは、大物のというよりは大規模で状態の良いサンゴと、それに集まるお魚を見るのがメイン。
確かに、国立公園だけあって、すごくきれい。とくにサンゴの森、そして、ここまで育つのに相当長い年月を経ているであろう大きなサンゴ礁なんかも圧巻です。
ちなみに、この日、ダイビング中に見つけたのがこちら。
1エジプシャンポンド(約9円)。
これはここまでがんばってきた私へ、チップをくれるなんてエジプトもなかなか粋なことをしますね。
世界一周出発前に書いた投稿で、私かっこつけてこんなこと言ってました。
ストリートミュージシャンは楽器を演奏し、漫画家は似顔絵を描き、美容師は人々の髪を切る。そして旅ブロガーは、PCに向かい黙々とキーボードをたたき続ける。
投稿はこちら。収入はたいしたことないですが、こんなモチベーションで、一応、休まず更新を続けてきたブログですから、この1ポンドはエジプトから私への投げ銭なんじゃないかなあ。どうして海の中にコインが落ちているのか謎ですが、ありがあたく頂戴します。
お昼ご飯は、ベドウィン(砂漠の原住民)風のチキンを使ったランチです。
これが伝統的なお食事なんですって。
こうしてランチをはさみ2本潜ったらあとはビーチ沿いのソファのスペースでごろごろだらだらして過ごします。
海の向こうのサウジアラビアが夕日で真っ赤に染まります。
私が思うバックパッカーっぽいアイテムナンバー1
みなさんが思う「これ持ってるとなんんかバックパッカーっぽいよねー」なアイテムはなんですか?
私にとってそれは、巻きたばこ。
なんとなく、巻きたばこを使用なさっている方を見ると「旅長いんだろうな」「バックパッカーさんっぽいな」と思ってしまいます。
私は慣れていないので、なかなか上手に作ることができないのですが、たまにゲストハウスなんかでお見掛けするバックパッカーさんがクルクルと上手に巻いてたばこを作っていらっしゃるのを見ると、旅の玄人感がただよいますねえ。
ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなんかだと、たばこのお値段がバカ高いので、巻きたばこのほうがだんぜん経済的。喫煙大国エジプトでは、たばこの値段が安いので、巻きたばこのメリットはそこまで高くない気もしますが、それでも巻きたばこユーザーはかなり多い。
本日参加のおじさんたちも巻きたばこ派が多数。わたし初めて見たんですけど、巻きたばこ製造マシーン的なアイテムの使い方を教えていただきました。
なんか、たばこをぎゅぎゅっと詰めて、ふたを閉じるとくるっとまわってたばこが出来上がります。
うわあこれ便利ー!!
写真も説明も下手で、ものすごくわかりづらいんですけれども、とにかくこれさえあれば、ワンタッチでいい感じの巻きたばこが作れる、というアイテムです。通称ローリングマシン。
このローリングマシン(巻きたばこ製造マシーン)、ダハブに帰ってから値段を確認したところ、スーパーでは40エジプシャンポンド(360円)。お土産屋さんでは120エジプシャンポンド(約1,080円)。お土産屋さんで私がいかに吹っ掛けられているかがわかりますね。迷わずスーパーで購入。
アフリカは全体的にたばこが安く、一番高い南アフリカでも300円はしなかったので問題ないんですが、この先中南米、ヨーロッパあたり、どうなるかわかりませんので、便利なものを手に入れることができてよかったです。
星空キャンプでベドウィンナイト
この日の晩御飯は、昨日もご一緒したフランス人ご夫婦レスリーさん、マシューさんといっしょに、砂漠にあるベドウィンレストランに行ってまいりました。彼らは、ハルガダからシャルムエルシェイクまでの地獄のフェリーでいっしょになり、そしてそこからダハブまでいっしょにやってきた仲。
ダイビングメインでダハブに滞在しており、砂漠ツアーなどに行かない予定の我々ですが、せっかくのエジプトですから、それっぽいこともやっときたいよねということで。
ダハブの町から車で20分くらいのところにある山の上。ベドウィン(砂漠の原住民)さんたちが住むエリアの近くにある星空レストラン。
たき火を囲みながら、ベドウィン風ディナーを食べよう! というコンセプトです。
少しだけ、そうなるんじゃないかなって思ってましたけど、
ディナー、ほぼほぼランチと同じ。
ベドウィン風というときっとこれが定番なんですね。砂漠でベドウィンの皆さまの歌を聞いたり、おしゃべりをしたり、開放的な屋外での晩御飯は想像よりもとても素敵でした。
お値段100エジプシャンポンド(約900円)で、ビュッフェ形式。なかなかいいお値段ですが、とても楽しかったです。
レスリーさん、マシューさんは、明日再び恐怖のシャルムエルシェイクからハルガダへ向かうフェリーに乗られるそう。超便利ですごくいいルートなのに、揺れが半端ないあれにまた乗られるなんてご愁傷さまです。グッドラックと幸運を祈りお別れいたしました。
それでは本日はこれにて終了。最後までお読みいただきありがとうございました。ではまたあしたー。
4年間禁煙してましたが、また復活してしまいました。吹かすだけなんですが、食後やストレスがたまった後は、ご褒美的に、どうしても吸いたくなります。ローリングマシンですが、メキシコでは、使ってないようですが。南米はたばこが安いですね。1本売りもしてます。禁煙セラピーの本を読んで、本当に3か月間ほどすいませんでしたが、やはり、疲れたり、ゴルフの後は一服したくなり、また喫煙に戻りました。まゆみさんは禁煙しようと思いませんか? 精神的なことだとはわかっているのに、どうしても、自分に甘くて。 催眠で禁煙した人がいます。近いうちに、受けてみようと思うのですが、禁煙したい気持ちがないと効きずらいそうです。ブログに関係ないことを聞いてすいません。一度、こちらの地元の人から、巻きたばこを1本いただいてすいましたが、本当においしかったです。