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2015-11-15

チェンマイ@タイでおすすめの5つのこと

チェンマイのマクドナルド

2015年9月/Experience already

今回のチェンマイ旅行のメインの目的は、タイ古式マッサージを習うこと。5日間の短期留学で、マッサージ学校に通って、タイ古式マッサージの基本をマスターすべく、シルバーウィークを使ってチェンマイに行ってきました。メインはマッサージですが、そのほか観光もしたので、おすすめをご紹介します。

タイ国旗チェンマイ(Chiang Mai)とは

タイの北のほう。ミャンマーとかラオスに近いところ。

所在国:タイ
公用語:タイ語
通貨:バーツ(THB) ●1バーツ=約3.5円/2015年9月現在
気候:乾季は11~3月、暑季は3~5月、雨季は5~11月。私が行った9月は、もうすぐ雨季も終わって乾季になるかな、って頃。半袖でOKですが、たまにスコール的な激しい雨が降ったり。でも基本的には30度くらいの暑い日が続きました。
行き方:日本からチェンマイ空港へは直行便がないので、バンコク経由とか香港経由とか。お財布と相談して、経由地&乗り継ぎ時間を決める。


【1】タイ古式マッサージを習う

タイ古式マッサージは、タイの伝統的なマッサージで、ツボ押しもありますが、ストレッチがメインで、かっこうアクロバティックナ手技を駆使して、全身をリラックスさせるというもの。体の中を走る“セン”と呼ばれるエネルギーラインに沿ってマッサージしていきます。センは全部で7200本(!?)あり、中でも重要なのが10本のセン。そこを刺激していくことで、リラックス効果が得られる「世界一気持ちいいマッサージ」とも言われるタイ古式マッサージ。私のような素人が、どや顔で詳細を語るのははばかられるので(てゆうかそんなに深い知識がない)、詳しく知りたい方は日本タイマッサージ協会さんのHPとか日本トラディショナルタイマッサージ協会さんのHPをご覧になるのがよいかと。

なんと2500年の歴史があるタイマッサージ、タイの中でもバンコクスタイルとかチェンマイスタイルとかいろいろ細かくありまして、私がいいなと思ったのはチェンマイスタイル。一番アクロバチックで、なんか楽しそう! チェンマイにはたくさんマッサージスクールがあるのですが、いろいろ調べて私が通ったのが、

ロイ・クロ チェンマイ タイ古式マッサージ & ヨガ スクール(Loi Kroh Chiang Mai Traditional Thai Massage & Yoga)

チェンマイのロイクロ

1/3 Loikroh road Soi 3, T. Changklan, A. Muang Chiang Mai 50100, Thailand
Email: k_yajima@hotmail.com (日本語、英語)

[コース]タイマッサージベーシックコースグループレッスン5日間(合計30時間)月曜日スタートで金曜までのコース。毎日9:00~16:00まで。
[料金]6,500バーツ(1バーツ=約3.5円/2015年9月現在)

「タイ古式スクールガイド」というHPでいろんな学校を紹介していらっしゃって、すごく参考にさせてもらいました。超個人的な印象ですが、事前情報で、いちばんしっかり授業してくれて、少人数で、丁寧に教えてくれそうと思ったんですよね。それは間違いではなく、当時までのやりとりもスムーズで、スクールも楽しくて、とてもいい経験ができたと思います。

毎日朝8時45分から50分くらいにみんな集まってきます。それから、みんなでマントラを唱えて、よい施術ができるよう祈ります。終わったら、各コースに分かれてレッスン開始。私のベーシックコースはグループレッスンなので、同じタイミングで参加申し込みした人といっしょに5日間レッスンします。フランス在住の韓国人の女性キムと、東南アジアを旅しているドミニカ人の男性ハイロと私で、合計3人のクラス。先生は、ワリーというお名前の、小柄でかわいらしい女性でした。授業は、テキストに沿ってやっていくわけですけど、テキストは、図解と、英語と、日本語で書かれていますので、タイ語が分からなくても大丈夫。先生も基本英語で、たまに「ヒジ! 」とか「イタイ! 」とか日本語で教えてくれます。

チェンマイのロイクロ

こんなところで練習するんです。午前中少し休憩があって、お昼は1時間休憩があって、あと午後も少し休憩あり。植物がいっぱい中庭で、みんなでハーブティーを飲んだり、フルーツやタイのお菓子を食べたり、のんびり過ごします。

チェンマイのロイクロ

私がちょっと心配していた、喫煙に関しては、学校の敷地出たところで吸ってればOKでした。やっぱり、健康に気を遣ってる方々がいらっしゃる場所なので、タバコなんてとんでもなく罪なんじゃないかと思っていましたが、同じクラスのキムも喫煙者で、不良中学生のように、休み時間のたびに、学校の門のすぐ外で喫煙タイム。

5日間寝坊して遅刻することもなく、けっこうストイックにマッサージの勉強をして、無事に卒業できました。最後にディプロマ(終了証)をもらって帰れます。

チェンマイのロイクロ

でもこれ、日本で何か有効な資格とかではないと思うので、これもらったからって、すぐタイ古式マッサージ師になれちゃうわけではありません。やってみて思ったことは、これで食ってくのは相当厳しい。っていうかマッサージって大変! 世のマッサージ師さんは、本当にすごい。毎日やってれば、手も腰も痛くなるだろうし、人とがっつり接する究極の接客業だし、あと、お給料もそんなにいいわけではないと聞くし。好きじゃないとやっていけないです。「手に職っていいよね~」とか軽く考えていた私みたいなバカな人は、絶対できない職業です。

この5日間のコースで、トータルで3時間の施術ができるような内容を学びます。マッサージ上級者の方が、スムーズに、流れるように、施術した場合、3時間です。素人が、探り探りやってもたぶん全然気持ちよくないし、ケガとかの危険もあります。素人が、本当に、しっかり身につけるのなら5日では全然足りない。なんとなく、タイ古式マッサージのさわりが学べて、マッサージの一部分だけでも、友達とか家族にやってあげられるようになりたいな、くらいの感じがちょうどいいんじゃないかな。もっともっと上達したい! 学びたい! って人は、繰り返し学校を訪れてもっと勉強して、アドバンスコースとかその先のコースを受けたりするそうです。そういう日本の方も同じタイミングでいらっしゃいましたよ。

私は、職業としてマッサージ師になるわけではないので、今回のプチ留学は、のんびり楽しくやらせてもらいました。スクールのあとに、みんなでご飯にいったり、最後の日は、先生のワリーが手作りカレーを持ってきてごちそうしてくれたり。タイ古式マッサージに興味のある方は、ぜひチェンマイで学んでみるのがおすすめですよ。


【2】タイ古式マッサージを受ける

チェンマイのマッサージ

タイ古式マッサージを学びに来たわけですが、もちろん、自分も受けたいわけで…。スクールの先生のマッサージをちゃんとお金を払って受けるのがいちばんいいんだろうけど、私は、一般的な、タイの人も気軽にくるマッサージを体験したかったので、こちらのマッサージを受けに行きました。お寺の中にあるマッサージ屋。日本と比べると格段に安くマッサージを受けられるチェンマイの中でも、さらに安いです。

■ワットマハワン(Wat Mahawan)

チェンマイのマッサージ

[料金]タイマッサージ1時間:140バーツ(1バーツ=約3.5円/2015年9月現在)

ターペー通りから少し東の方向に向かって5分くらい歩いていくと、ターペー門を背にして右手にあります。「4travel.jp」さんでも紹介されておりましたので、ぜひチェックしてみてください。

男性の旅行者で、マッサージというと、いわゆるspecialなほうのマッサージに連れていかれてしまうことがあるそうです。普通のマッサージ店かと思って入ったら、奥にspecialなマッサージを受けられる小部屋があって、そこに連れ込まれた挙句、高額請求、みたいな。specialなマッサージが目的の方なら、それは好きにすればいいと思うのですが、本当に、純粋に、タイ古式マッサージを受けたい方は、ちょっと入店するのが怖いんじゃないですか? そんな方におすすめできるのが、このワット・マハワン。なんせ寺ですから。しかもかなりオープンになってます。外から丸見え。ざっと確認しましたが、怪しげな小部屋とかもなかったです。ここでspecialなやつは受けられないですよ。裸になれないもん。体格のいいおばちゃんがいっぱい。この安心感と安定感、どうですか?

チェンマイのマッサージ

ちなみに、スクールで学んでちょっと知識つけちゃった私が行った感想ですが、けっこう力入れてぐいぐいマッサージしつつも、ちゃんと基礎押さえられてて、センの流れに沿ってやってくれるんですよね。っていうか、やってもらうと、「あー、ここに力入れればいいんだー」とか勉強になる。熟練のおばちゃん、やっぱすごいです。


【3】カオソーイの食べ比べ

チェンマイのカオソーイ

チェンマイの名物的な食べ物「カオ・ソーイ」。ココナッツたっぷりのカレー味の麵です。上に何か揚げたパリパリしたのが乗ってます。けっこうどこでもあります。名店と呼ばれる店もいくつかあるようですが、私は、たぶんそこには行ってなくて、でもほぼ毎日食べてました。日本人の口にも合っておいしい! いろんなところで食べてみるといいかと。店によって味も若干違うので、楽しめると思います。カオソーイ1杯は、だいたい40~50バーツくらい(1バーツ=約3.5円/2015年9月現在)。男の人にはちょっと量が少ないかもしれない…。


【4】ドイステープに行く

ドイステープ

■ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ(Wat Prathat Doi Suthep)

チェンマイの観光地ナンバー1がこの「ドイステープ」。正式名称はワット プラタート ドイステープ。「4travel.jp」さんでは、チェンマイ満足度ナンバー1とのことですよ。チェンマイの旧市街からは、ソンテオという乗り合いトラックか、自分で原付レンタルするか、お金があればタクシーチャーターで行けます。(チャリはたぶんきつい)。ソンテオは人数集まらないと割高ですが、ここ有名な観光地なので、人は集まります。旧市街の北のセブンイレブン前から、赤いソンテオ出てます。っていうかその辺に近づくと、ドライバーのおじさんが声かけてきてくれるんで、分かりやすいです。山を登って、坂を上って、階段を上っていくわけですが、こんなかわいい民族衣装着た子供がたくさんいます。粋でしょ! 写真撮るとしっかりお金を要求されます。通称ワンダラーガール。ワンダラーじゃなくてバーツだった気もします。労働の対価なんでね、余裕があれば、お支払い。大金は、教育によろしくないので、本当におこづかい程度にしておきましょう。

ドイステープ

頂上にはキラキラしたゴールドの仏塔が燦然と輝きます。派手! マントラ的なのを唱えながらこの仏塔をを3周まわると、何かいいことが…。それから、この頂上の中の、一室で、ミサンガを付けてもらえます。お布施必要。ありがたいお水をパシャッとかけてもらったあと、白い紐を手首に巻いてくれます。切れたらいいことがあるとか、ないとか。ちょっと分からないですが、今も私の右手首に付いてます。

そして、私がここに来て一番よかったなーと感じたのが、頂上からのパノラマビュー! チェンマイ市街とかチェンマイ空港とか、しっかり見渡せてすごい景色いい! 写真で見るより絶対いいんで、ぜひ行ってみてください。

ドイステープ


【5】ゲストハウスでだらだらする

チェンマイのSDTホーム

タイに来たら、これは絶対やっておかなきゃいけないっていうのが、このゲストハウスでだらだら。ほら、もう、犬もだらっとしまくってて、すごくいい! 私が全日程滞在したのが、「SDTホーム」というゲストハウス。スタッフさんもフレンドリーでいい感じ。私はBOOKING.COMから予約しました。ここのドミトリーに7泊して、合計840バーツ。驚きの安さ。しかも、コーヒー、紅茶、お水飲み放題で、冷蔵庫も貸してくれます。シャワーもトイレもベッドもキレイ! (価値観によりますが)。しかもここ、全然日本人宿とかではないのに、偶然日本の方とタイミングが合って、いっしょにご飯食べたり、とても有意義に過ごせて楽しかったです。

SDTホーム(SDT HOME)

チェンマイのSDTホーム

15 Soi 5, Kotchasan Rd., Changklan,Muang
[料金]ドミトリー1泊:120バーツ(1バーツ=約3.5円/2015年9月現在)

この中庭で、おしゃべりしたり、だらだらしたり、コーヒー飲んだり、タバコ吸ったりできます。難点は、蚊がとにかく多いこと。虫よけ必須です。レセプションでも虫よけ貸してくれますけど。あと、一週間以上で長期滞在の方は、割引もしてくれるみたいです。え、さらに安いの!? と驚きですが。そして、となりの食堂のごはんも、安くておいしいです。あまり遠出したくない人は、ここでガパオライスとか食べてみてください。うまいです。



チェンマイは、物価も安いし、人も優しいし、街ものんびりしていてすごくおすすめ。だらだらするには、もってこいです! もしだらだらに飽きたら、マッサージスクールでタイ古式マッサージを習ってみるのもおすすめ。私は日本から予約していきましたが、日程のタイミングが合えば、直接学校で申し込みもできるみたいです。

世界のどこかで

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